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不思議なお話なんだけど、なんだかリアルで悲しい恋のお話。
想い合っているのに結ばれない、そのうえ報われもせず、ただただ悲しいだけの物語。
純粋で綺麗で透明感のある作品。
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不思議な感じ。離れ離れになってもなお相手の生活が分かったり、声が聞こえたりしてしまうのは辛い。切ない物語で涙が出ました。
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なんだか切ない。
まさかそんな結末を迎えなくても・・・。
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高校生の悟はある日、隣のクラスの裕子の心の声を聞くという不思議な体験をする。その後、偶然、近くの森で出会った二人はお互いの境遇を語り合ううちに惹かれあい、付き合うようになった。
しかし、悟は受験に失敗。彼女は東京の女子大に進学することに。距離のできた二人は、それでも共鳴しあう心がお互いを強く結びつけていたが、次第に彼女は新しい世界を広げてゆく。やがて、彼女の心の声が聞こえることが悟を苦しめてゆくことに……
ベストセラー作家、市川拓司がはかなく壊れやすい恋愛を描いた珠玉の青春小説。
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何故か僕には、彼女の心の声が聞こえた――。
恋人の心の声が聞こえてしまうが故の苦しみ。自分に自信が持てず、身を引いてしまう気持ち。
主人公の男性にすごく共感しました。
そんなに中身のあるお話しではないのですが、悲しい最後がなぜかずっと心に残っています。
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久しぶりの市川拓司ワールド。
全開でした。
名前かぶりとかがあったからか、
すごく、すべての物語と重なったり続編感
感じたりしてしまったけど、
この人の描く世界観と表現力からなる
切なさはやっぱり素晴らしい。
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「もどかしい「切ない」「悲しい」
どれも合っているんだけれど、どれも違うように感じる。
救いようのない結果のように見えるけれど、避けようのない結果にも感じる。
主人公の心情、行動、結果。その全てが仕方のないことだったんだろうな。
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aimerを聴きながら読んでいた。「六等星の夜」。
井上くんも裕子も、一番小さく光る星で、お互いを見つけた時にその弱い光の理由を教え合った。だから安心して輝いていられたのかな。
環境が変われば人は変わる。適応しようとする裕子、適応できずばらける井上くん。すれ違うのは当然で、でも裕子の中の井上くんの存在は大きくて。
高沢くんは明るすぎたのかな、裕子には。眩しくて逃れるしかなかったのかな。
悲しい、本当に悲しい結末。スクリーンに裕子の最期を映し出すためだけに、彼女の心を井上くんは感じられたんじゃないだろうか。
「もし人が少しずつ命と引き替えに思い出を手に入れていくんだとしたら……」
「私の残りの命全てをこの夜と引き替えにしちゃ、いけないかしら.......」
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Separation を再読せねば…
ただただ、やるせない気持ちになりました。
でも、セカセカしてない、時間の流れを、読みながら感じられて、映画を見たような気持ちになりました。