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いくつかの雑誌で紹介されているのを見て、「どうせ最近はやりのエッチな小説なんだろうなぁ」くらいの気持ちで手にしてみた。薄いし、軽く読めるだろうから。
読み始めてもその気持ちはほとんど変わらなかった。ありがちな、心の傷と空洞を持った若者の話。とてもよくわかるけれど、どうも最近ありがち。所詮、心の空洞をもたない人間なんて、この世にはいないんだろう。
リョウがたくさんの女性に注ぐまなざし。たくさんの欲望の形に接して、でも、その人間の欲望を汚いとは思わない。どんな欲望でも、人のもつ切実な欲望だから「きれい」「かわいい」と感じる。そんなリョウがいとおしく感じる。そして、そのリョウへひたむきなまなざしを向けつづける咲良。私は、この咲良がとても好きだ。
最後まで、ありきたりな筋書きは変わらなかったと思う。でも、だからこそ、やわらかな筆致が際立っていた。やはり石田衣良作品は誠実だ。やわらかくて、誠実で、なんだか少し、あったかくなる。
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友達から借りた本。初めて石田衣良を知った本。題名だけでは?だけれども内容はCallBoyの話。この人の本は本当にある地名や場所が出てくるから本を読んだ後そこに無性に行きたくなるのは私だけか。
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最初友人に勧められた時は、「今時っぽい、それらしい言葉を連ねただけのつまらない官能小説なんだろうな」としか思わなかったのですが、読み進めていくうち、この物語の奥深さ、そして繊細さにすっかり夢中になってしまいました。様々な[性]を通して伝わってくる熱いメッセージには、どこか圧倒される思いがありました。読んで損はないと思います。
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物語全体に流れる空気が心地よかった。でも、主人公がかっこよすぎる。優しすぎる。そのせいで現実感はなし。
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娼夫リョウ、20歳の夏の光と影を描く物語。
虚ろな日々を送る大学生のリョウは、ボーイズクラブのオーナー御堂静香と出会い、娼夫となる。様々な女性が抱く欲望の深奥を見つめた20歳の夏を鮮烈に描き出す恋愛小説。
いやらしいの一言かな。
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娼夫のお話。エロイです(笑
色んな愛のお話があって、なんだか登場人物がみんな生きることに一生懸命で、好きです
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私自身と年齢の近い主人公リョウ、20歳。つまらない生活を送っていたが、娼夫という決して表に出ることのない世界に入り込む。女性の果てしない欲望に気づき、仕事に没頭する。
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娼夫の少年とお客の女性達との関係がストーリーの大部分を占めるために性的な描写も多いのですが、主人公が常に客観的な視点をキープしているためか、とても涼やかな印象です。主人公の、他人をうわべで判断せずに深いところで受け入れることの出来るキャラクターは良いものだと思います。
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石田さんのような作風は普段読まないのですが、しゃべり場で石田ファンになり石田作品を読み始めました。
石田小説は 色々な境遇だったり性質だったりする人を受け入れることが出きる、
寛容な主人公が多い。読んだ限り、主人公がいつも格好いい。
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娼婦ならぬ娼夫のお話。そして少年が主人公という事で娼年。裏表紙を見ないで買った本は後にも先にもこれだけだと思います(笑)
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題名から想像つくかもですが。ベットシーンが多く書かれてます。だけどなんか・・・淡々と書かれてるせいかいやらしく感じなかった。・・・今までの石田作品と比べたら劣る気がするけどね。もうちょっと、話に起伏が欲しかった。物足りなかった、です。
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たくさんの女の人がいるんだなと思った。性の視点で人を見れば、100人いれば100通りの人間がいるんだって、すぐにわかる…そんな思いにさせた本でした。恥ずかしいことじゃなく、そーいうひとりひとりを受け入れていく彼を見ていてやさしい人だなって思った。
こーいう内容を、こんな気持ちで読ませる人は石田衣良しか知らない。いまのところは。石田衣良の人や物事を見る目と、その優しさと厳しさと、読む人へのメッセージ感がわたしは好きです。
何度も読み返している本です、これは。
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話の展開にどきどきしたり、イライラしたりしながら読んだ。どんどん巻き込まれていく。とても読みやすかった。
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この小説で石田衣良にはまりました!
石田さんの書く主人公の世の中に対してあきらめきってるけど、そこから悟りを拓いていく感じが好きです。
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最初の方はよかったが、後半はなんだかおかしくなってしまった。楽しくないというのでなく、消化しきれないような、手に負えないような。そんな感じだった。