投稿元:
レビューを見る
直木賞受賞の空中ブランコの作者、奥田英朗さんの本。きっと半生記。短編ぽく年代ごとに分かれてそれぞれの世代ごとに書かれています。度の時代の話もぐっときます。
投稿元:
レビューを見る
キチガイドクターのシリーズもいいけれども、こういった堅実な小説の中にこそ、この人の真骨頂があるような気がします。
投稿元:
レビューを見る
昭和の末期、主人公田村の東京での生活を通した様々な心情が描かれている。
都会で生活することの複雑さと面白さなど、見事に書かれている作品だと思う。
投稿元:
レビューを見る
『イン・ザ・プール』とかとはまた違った雰囲気の作品。最初はちょっととっつきにくい感じ。でも凄く惹きこまれる。構成力なのかなぁ。。なんだかんだで好きw
投稿元:
レビューを見る
レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/27088152.html
投稿元:
レビューを見る
『若いってえのは特権だ。失敗がいくらだってできるっていう特権だ。評論家は自分じゃ失敗しない仕事だろう。だからだめなんだ。』
投稿元:
レビューを見る
奥田英郎の半自伝的小説。名古屋から浪人のために上京するところからはじまる。キャンディーズ解散、ジョンレノンの死去、入社と退社、独立とバブルの到来――『失われた10年』の更に10年前をじっくりと、そして優しく描いた青春小説。結構好きです、こういうの。
投稿元:
レビューを見る
上京した一人の青年の青春物語。
曖昧な未来像を描きながら、大人になっていく様が読んでいて清々しい。
主人公と同年代の人には、懐かしく共感できる小説です。
投稿元:
レビューを見る
直木賞作家が贈る青春グラフィティ。1978年4月、親の反対を押し切って上京した久雄は
、バブル期を迎えた80年代の東京で、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく。
眩しくて懐かしい、青春グラフィティ。
投稿元:
レビューを見る
名古屋出身の主人公:久雄の東京での青春時代のグラフティ。
ところどころに「ああ・・そんなのあったっけな」と思い出すような出来事がちりばめられている。
キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、江川の初登板、松田優作の「ブラックレイン」、
有楽町マリオン、新日鉄釜石の7連覇、紅白での「ミソラ事件」、ベルリンの壁崩壊…。
そんな中で久雄は大学時代を過ごし、就職し、仕事に没頭する。
何事にも一生懸命で純朴な久雄。
1959年生まれの奥田氏は、久雄の姿に自分を重ねていたのかもしれない。
まだバブルなんて言葉もなかった80年代。
携帯電話も当然ながら登場しない・・。
色々なシガラミに左右されること無く仕事をする日々。
恋にときめいてウキウキとおしゃれをする日々。
オレもこういう時代を通り過ぎてきたんだなあ・・。
投稿元:
レビューを見る
奥田英朗さんは本当に期待を裏切らない作家さんだと思います。
80年代を舞台にして一人の青年が成長していく姿を描いた青春小説です。
投稿元:
レビューを見る
私よりも上の世代のお話。上京して社会の中で徐々に成長していくさまがテンポ良く描かれている。強がっていてもやっぱり寂しがりやで、薄っぺらな自信を何とか維持し、生きていく様になんとなく清々しさを感じる。なんとなく元気になる、良い話だな。
投稿元:
レビューを見る
とーっても読みやすいけど、軽い小説というわけではなく。
主人公の内面のモヤモヤとか微妙な感情の揺れみたいなものを、難しい言葉を使わずに表現できるのが凄い。
ますます奥田さんが好きになってしまいました。
主人公久雄の20〜30歳になるまでをオムニバスで描いています。
「青春が終わり、人生は始まる」という台詞に心打たれました。
投稿元:
レビューを見る
半自叙伝的青春小説。軽妙な語り口だから、この物語の背景となった時代を知らなくとも、するりと入り込めた。読後感もさわやか。
投稿元:
レビューを見る
コピーライターとして活動している主人公の上京、大学時代、広告代理店時代、企業時、お見合いの話などを収録。
テンポとユーモアがあって読みやすい。
そして、主人公の『誰に気を使うのでなく、素直に生きている』ところに共感と魅力を感じた。