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誰かの本棚で紹介されてたので、ブックオフで購入。
読みやすいしおもしろい。
あまり頭を使いたくないけどなんか読みたい、朝の通勤電車で読むに最適なかんじ。
「二階扉をつけてください」は、「世にも奇妙な物語」でありそうな話だった。
オチでニヤリ。
「送りの夏」もよかったなーー
死生観から夫婦観まで、いろいろと考えさせられた。
表題作の「バスジャック」も、オチはそうくるか!って感じだったし、切り口が斬新でした。
どの物語も趣向がぜんぶちがって、秀逸です。
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「となり町戦争」の三崎亜記さんの短編集です。表題作もおもしろかったのですが、私の1番は「二階扉をつけてください」。
ラストは衝撃!しばらく固まってしまいました…。
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「二階扉をつけてください」
すごい発想。
この話、結構好きだった。
他は「送りの夏」が印象的。
表題作はいまいち微妙。
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星新一を彷彿させる現実離れした不思議な世界の短編集。
特に出だしの「二階扉をつけてください。」は、意味のないことをこつこつやってる様は村上春樹ワールドのようだし、ラストのブラックはやっぱり星新一!これは期待できる!と思ったが・・・・・。
表題の「バスジャック」や「動物園」なんかは理屈っぽすぎるんだよね。
「しあわせな光」「雨降る夜に」「二人の記憶」は妙にノスタルジックだし。
ちょと長めの「送りの夏」は大事な人の死を受け入れられない人たちが集まって共同生活をするというちょっと哲学的でもある話。
でも結局、母にとっての大事な人は家族にとっては赤の他人で・・・一体何者だったんだろうか。
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本屋さんで見つけて立ち読み、そのまま買った本。一言で言っちゃうと、「世にも奇妙な物語」に出てきそうな話の短編集です。短編集というだけあって、とても読みやすいです。
個人的には、後半のちょっと長い二作品が面白かったです。前半はまぁ…面白いけど特に感じるものはないというか。本読もうと思う!っていう人にはお勧めです。
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「二階扉〜」がトラウマになりました。
世にも奇妙なの香りが・・・
表題作「バスジャック」は妙な爽快感、
「動物園」はさっぱりした後味、
「送りの夏」は夏の終わりの寂寥感。
感じ取るものがそれぞれ違う短編集。
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三崎亜紀さんの初の本にして、初の短編集。
何本か作品が入っているなかで、私はタイトルでもある「バスジャック」が好きです。
その世界では”バスジャック”についてのルールがある。バスジャックする側もされる側も、ルールに従ってバスジャックを行わなければならない。
独特の世界観があり、SFのような現実にある世界のような、不思議な世界観があります。
昔の”世にも奇妙な物語”風の世界。何が起きても不思議ではない世界。
私が三崎ワールドにハマッたきっかけの1冊です。
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となり町戦争はあまりぴーんと来なかったので、
これ、あんまり期待しないで読んだけど、
あら、これ凄く嬉しいカウンターパンチ、
盛りだくさんの短編集。
バスジャックなんて意外で面白い。
動物園の話は思いもつかない、あれ、シリーズ化できるんじゃないかな。
三崎 亜紀、印象よくなった。
次も読みたい、って思った。
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この本は短編集であり、自分は短編が好きなのでとても読みやすかったです。この人に作品をもっと読んでみたいと思いました。
バスジャックはやる側にも理由があり好きでやっているんではないというとこが後味を引く作品でした。
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短編集。 前編SFっぽい設定の物語であり、どことなく純文学的な要素も持っている感じ。しかしどの作品もどっちつかずな感じで淡白な印象を受けた。
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7つの短編。以前『となり町戦争』を読んで、不思議お話の展開に期待をしながら、こちらの本も読みすすめた。『送りの夏』がわたし的には一番印象深かった。死んでいった者への思いを断ち切るために、グループハウスで暮らす人達の不思議な生活を小学生の麻美を通して語る。ラストはとっても暖かい気持ちにさせてくれる。
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しょうもないんだけど面白い。または、面白いには面白いんだけどしょうもない。どちらかといえば後者が多めな短編集です。
1話目の二階扉をつけてくださいはシュールで面白かったです。でも残りは1人よがりな設定、かつ展開の予想がつくのでそんなに楽しめませんでした。
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短編集が読みたくて、手に取ってみた1冊。
表題作の「バスジャック」は面白かったです。これ、よにきも辺りで実写ドラマにならないかな。
「二階扉~」と「動物園」も好き。あとはまずまずって感じ。
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初三崎亜紀。こういう不思議なお話の詰まった本だとは知らなかったので意外に思いました。動物園と送りの夏が好きです。
ひとつのことにどんな風に向き合うのか、人それぞれでいいんだなぁと再確認させてくれた一冊でした。急ぐ必要もないんだよね。
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著者名から勝手に女性だと思っていたら、男性の方でした。たしかに文章は男性っぽい。びっくり。そしてタイトルから勝手にノンフィクションに近いシリアスな物語なのかと思っていたら、不思議系短編集でした。びっくり。でもよかったです。たまにはこういうのもいい。