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とにかく発想がすごいなと思います。そしてそれをひたすら淡々と語っているのがまたすごいなと。真顔でボケをかましているような。やっぱりどこかブラックな話のほうが面白かったです。二階扉の話が一番好き。
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となり町戦争の時も思ったけれど、この人って物語の設定が素晴らしい。
世界の中にちょっと異物を紛れ込ませて描いた物語の世界観はとても面白いです。不思議なものを、不思議なものとしてそのまま受け入れて物語が進むのでとても新鮮な感じ。
で、設定が売りかというと全然そんなことはなく、きちんとした描写が読み手を引きこませます。
表題の「バスジャック」も面白かったけど、「二人の記憶」がおもしろかった。なんかとっても暖かくなる話だった。
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2008/12/09
短編集。
『となり町戦争』ほどのインパクトなし。
おもしろくはあるけれど買ってまでというほどではなかった。
それにしても三崎亜記って男だったのね・・・
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変な本だった。
チクッと刺される感じ。
笑いながら「ちょっとやめろよ〜」とジョークで流せてしまうくらいの痛みなんだけど、いつまでもあとをひくような。
しばらく忘れられないと思う。
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文句無し、★5です!!
この人うまいなー。
中でも「バスジャック」は拍手ものの秀逸、「動物園」も傑作。
どこから持ってきたその設定!という、短編には勿体ないくらいの
オモシロ設定・世界が最高。
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三崎氏、初読です。
なんとなく、「となり町戦争」から読み始めるのが嫌だったので、これを読んでみました。
読む直前まで、椎名誠氏の「活字博物誌」を読んでいたので、文体、ジャンル、テンポ、などすべてがあまりにも違っていたので、最初は凄まじく読みにくかったので、いっそのこと「エイヤ!」と本ごとむしりちぎってやろうかとも思いましたが、動物園の話ぐらいから、むむむっとのめりこんでいきました。
これが今のエンターテイメントであり、主流なのかな。
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短編で読みやすかった。
『となり町戦争』で、ぞくぞくする怖さを味わって、他にどんな作品があるのか気になって、買ってしまった。
やっぱり、ぞくぞくする作品もあった。けど、心がホッコリ温まる作品もあり、私の中で作者がより一層に謎になった。
なんだか不思議な感覚に陥りながらも、あっという間にすべて読んでしまったし、他の作品を読んでみたいとも思う様な一冊でした。
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短編集。非現実な設定で遊んでて楽しい。
「バスジャック」というタイトルは、単に言葉のインパクトから選ばれたものと思うけども、それよりもグッと地味な「動物園」が個人的に面白かったな。
ただ、もう一つ期待を裏切ってくれるインパクトが欲しいかな、と。
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少し不思議な雰囲気の短篇集
世にも奇妙な物語のような感じがしました
タイトルにもなっているバスジャックの話は面白かった
世間ではバスジャックが流行っているっという可笑しな設定
どういう終わり方にするのか先が気になる小説です
最後の話は大切な人の死を受け入れられずに集まって暮らす人々の再生ストーリー
いろいろ考えさせられた
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おもしろい、この人!ヒット!
くすっと笑える不思議な世界に連れてってくれる。
さくっと楽しめる、短編集。巧いなー
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短編集だけど、
一つ一つが奇妙な話で好き。
「送り夏」が特に、
季節感があふれていて、
主人公の行動や感情をリアルに感じることが出来て良かった。
あつし 21歳男性 学生
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シュールなお話の多い短編集。
「となり町戦争」もそうですが、日常を踏まえつつどこか異世界のような設定が無理なく描かれてるように思いました。
「動物園」とか好きだなぁ。
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二回扉をつけてください。ってが面白い。となり町戦争のときも、思ったけど、地域社会を切り出して話を進めてくのは斬新だなーっと思う。そして、不思議な感覚で終わってく。
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7編からなる短編集。
一番のお気に入りは『ニ階扉をつけてください』だ。となり町戦争と同じ香りがした。
ふざけているのか真面目なのか・・・でもぐいぐいと引きつけられる、(いい意味で)変てこな話。
登場人物がみんな変だし、主人公のテンポもなんだか変だし。
あとは『雨降る夜』はいい雰囲気出てた。
一枚の絵画を観ているようなそんな気になる、心地の良い話。
上記2編以外はそんなに惹かれるものがなかった。
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バスジャックがブームの世の中。
バスジャックが大衆化すると、
バスジャックに求められるのは「美しさ」らしいです。
軽やかに華麗にバスジャックしないとダメみたいです。
ありえない話を「あーありえる!ありえる!」と思えるまで、
細部にこだわって作ってあります。
ここまでこだわってもらえると、読者冥利に尽きます。