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スキな作者さんが結構いたので買った本。自分の現状とすごい重なる部分の多かった本でした。トモダチ以上恋人未満。
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「友達」をテーマにしたアンソロジー本。
江国香織を始め、かなり有名な人達の著作が治まっています。
江国香織「ザーサイの思い出」
谷村志穂「青空のダイブ」
島村洋子「KISS」
下川香苗「迷い蝶」
前川麻子「恋する、ふたり」
安達千夏「鳥籠の戸は開いてます」
倉本由布「恋愛小説を私に」
横森理香「Chocolate」
唯川恵「彼女の躓き」
短編集は、好きな方です。
短いお話に色んな思いが詰められてる。
長く語らないからこそ見えてくるもの、
感じる物もたくさんあるはず。
この本には、「友達」「友情」など、
言葉にしてしまえばチープになってしまうような、
人と人との繋がり、関係性を書いています。
どれもそれぞれ味があり、それぞれの想いがあり、
面白いです。
私のお気に入りは、「迷い蝶」ですな。
相手と自分にしかわからない関係。
誰にもわかられなくてもかまわない。
世の中には、そんな関係がたくさんあると思います。
そんなお話の一つかな?
話の途中に、題名にもなっている「蝶」が出てくるのですが、
それがこの本の中で、一際色鮮やかに自分の中に残りました。
なかなか面白い本でした。
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2006.06. こういう短い恋愛モノは、軽く読み流せて楽でいい。何か読みたいんだけどそんな集中力もないし…という時にいい。
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今までの「友達」の意識とは全く違う「友達」がたくさんいました。恋人でもない、親子でもない、何ににもくくれない。そんな関係の人が欲しくなります☆
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友達以上恋人未満な関係な人がいるときに読んで、ぐっときた。
当事者同士しかわかんなぃ気持ちがよく描かれてたと思う。しかもその人から借りた本だったから、相手も同じ気持ちで読んでたのかなぁなんて思っちゃったりした。
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横森さんの作品が一番好きでした。というかキミオが一番好きだったのかもしれない。横森さんの作品を他も読みたいと思ったら、この人基本的にエッセイばっかなんだなぁ…残念。
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江國香織が好きで買ったんだけど、読んだことのない作家の文章がさらりと読めていい。「青い空のダイブ」、「鳥籠の戸は開いています」がよかった。ただ、ラストの「彼女の躓き」が明るくないエンドだったから、掲載順序は気に入らなかったな…。読んだあとすがすがしいのがいいよね、やっぱ。
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いちばん近くにいるのに恋人ではない二人
友情と
愛情と
その違いは
ほんの少しすれ違った一言と、
1秒違いのタイミングかもしれない。
さまざまな恋の形をいろんな有名作家の短編集として読めるこの本はちょっぴりおとくな気持ちになった
とくに
島村洋子の「KISS」と
前川麻子の「恋する、ふたり」がすき
なんだかんだハッピーエンドが好きなわたしです。
違う本で男性有名作家が書いてる同じような短編集があるけどそれと比べると女は恐ろしいと思います。
妬みとか、復讐とか、幸せだけじゃない話のほうが、なんだかリアルに感じたから。
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★ザーサイの思い出/江國香織:異母姉妹の私と美雪のザーサイの思い出。海外では日本食が懐かしくなるもんなんですねー。
★青い空のダイブ/谷村志穂:幼馴染の未久と紺造。
★KISS/島村洋子:セクシーアイドルの栗原はるなはコウスケの小4〜中2までの同級生だった。そしてファーストキスの相手だった。
★迷い蝶/下村香苗:絵の専門学校へ通う二十歳の寿々と四十歳の悠さん。悠さんは警備の仕事をしているというが実は…。
★恋する、ふたり/前川麻子:中1の華子と母の可南子と母の恋人のモリカワくん。
★鳥籠の戸は開いています/安達千夏:訪問看護をする英子は男に甘えられない。後輩の山崎との「友情」。
★恋愛小説を私に/倉本由布:28歳の主婦である私は中学の同窓会にたまたま来ていた21差の史紀と出会う。やさしい史紀に恋をするが…。
★Choclate/横森理香:福美とモデルの都はチョコレートが好きでよく一緒に買いに行く仲。都のモデル仲間の海君と出会うが、都の気持は福美にあって…!?
★彼女の躓き/唯川恵:大学の時に出会った正反対の私と祥子。祥子は私よりもなんでも優位に立っていたい。男も横取り。そんな祥子の性格を利用し復讐をするが本当に復讐できたのか…。
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9名の女性作家によるアンソロジー
友情と恋の境目って難しいよね
中でいちばん気に入ったのは前川麻子の「恋する、ふたり」でした☆
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「友人」というテーマを絡めた恋愛小説短編集。作り話っぽいようで、意外と生々しい話も多いように思う。
女同士という物は、生物としてライバル同士であり、腹の内には何を考えているのか分からないと言うのはよく言われる話。
しかし、女の生き方って言うのは七転び八起きって言葉がピタリと当てはまるなって思う。
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タイトルが「Friends」だったから、熱い友情の短編集だと思ってたのに、読んでみると最後まで恋愛話ばっかりだった・・・。
なんとか最後まで読みました。9話中で印象に残っているのは「迷い蝶」と「恋する、ふたり」かな。母の恋愛を協力する娘の気持ちがなんとなく、よかったかなー・・・。
副題が背表紙にも表紙にも書いてないから、気づかなかった
友情や青春だと思ったのに、違ったから途中からテンション下がりました。
決して、中身が悪かった訳ではないと思うけど期待を裏切られた感で、星2つにします。
これから読もうとしている方は、中を開き副題を見てから買ってほしいです。
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寿々は、寿々の価値観を無理に歪める必要はないよ。
寿々は、寿々のままで行けばいい。
生きていればいろいろなことにぶち当たるけど、まわり道しても歩きつづけていれば、いつか、行きたい場所へたどり着ける。
そんなものなんだよ、たぶん。
『迷い蝶』/下川香苗
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本のタイトルは「Friends」なのに、恋愛ストーリーの短編集でした。
読んでみて私がよかったなと思ったのは、「青い空のダイブ」と「迷い蝶」です。
どのお話も結末としてははっきりしないものだったので、そこは読んでいて残念でした。
恋心も交えつつ結局は「friends」。。。
「迷い蝶」の悠さんの寿々に対する支え方は少し感動しました。
まぁ…結局ははっきりしないものでしたが…。
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どちらかというと恋愛小説寄りですね。
どの話もさらさら読めたし、一つ話の長さも丁度良かったので息抜きにぴったりでした。
曖昧な終わり方をするのが多いけど、私はこういうの好きです。
「青い空のダイブ」と「恋する、ふたり」がお気に入りです。