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おじの賭け事の借金のかたに結婚することになったヒロイン。ヒロインに結婚を要求した伯爵ヒーロー。そう悪い婚姻じゃーないのさ。ヒロインの癇癪にも大らかな態度のヒーローはいいね。彼らの幸せなひと時を邪魔する連続殺人が2人の関係を深めたかな。
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「結婚してから幸せ探し」もの。
慈善活動に力を入れてるヒロインを「僕の最大の武器はこの財力だから、彼女をつなぎとめられるならいくらでも払おう」とばかりに全面バックアップ。小説の中での「慈善活動」に何か奥深いものを求めてはいけないのはわかって
いるのですが・・・こういった小説であまりに前面に出てくると鼻につく感じがします。
ヒーローの自分探しが出てくるものの、感情的には落ち着いていてヒロインを愛していることを自覚しているので、「こんなに大事にされてうらやましいな~」と安心して読めます。
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電子版で立ち読みして面白そうだったので
e-bookoffで取り寄せた1冊です。
む。
むむむ?
色々違うようです。
ただ優しいヒーローという点に相違はないみたい。
すれ違いとか誤解とか、
そういった点でハラハラさせられる事は皆無に等しく
多分今まで読んだ作品のヒーローの中でも飛びぬけて
人間の出来た懐の広い、優しいヒーローだったと思います。
小説の主人公としては物足りなく感じるかもしれないけど、
こんなヒーローがいてもいいんじゃないか、と敢て描いた書き手の意図を感じます。
夜会で数回顔を合わせただけで結婚したけど
それでもお互い愛し合って幸せに生涯暮らした...なんていう
実際の貴族様なんかはこんな感じだったのかなぁ、とか思い馳せてみたり。
面白かった?
ううん、浸れて楽しめた。面白かったっていうのとは少し違う気がする。
ミステリー要素を加えるならもう少し枝葉を落として、
ヒストリカルならではの描写に力を入れて欲しかったかな。
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コミック版から、どんなものだろうと惹かれて。中身全然違いますね。コミック版の方もあれはあれで好きですが、これはこれでよかったです。
ヒーローが本当にヒロインにメロメロで(感情表に出さないけれど)ラストまですっきり読めました。
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快活なキャサリンと冷静なチャールズ。
キャサリンの癇癪を面白がって仲直りを楽しみにできるとか、大人なヒーロー。
犯人側の描写がないほうがいいのに。
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無表情で冷たい視線、感情を表に出せないチャールズが選んだキャサリンは酷い癇癪持ち。彼女の叔父の借金の肩代わりををエサに結婚の約束を取り付ける。「お金で買われた!」と鍵をかけた部屋で荒れまくり迎えに来たチャールズを追い返そうとするが…領地でおこる連続殺人から2人の絆は深まり、チャールズも感情を取り戻していく。2人の特徴がイマイチ活かしきれてない気がした。とはいえ、 妻が癇癪 を起こすのを楽しみにしたり、その癇癪で大事な物を壊される前に、すり替えたり… チャールズがなかなか面白い反応をしてくれるので、楽しめるポイントは結構あった。乗馬鞭を渡して発散されるシーンは好きじゃない。