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影の薄かった脇役が突如目立ち始める・・・まさか・・・そんな感想。
なんにせよ面白くなってきた3巻。手に汗握る展開は、前作「追憶」に嵌った人であればきっと気に入るのではないかと思う。
ただちょっと心配なのは、「追憶」との話の繋がり。「追憶」の良さの一つに、読者が自由に想像の翼を広げる余地を残してくれている点が挙げられるかと思う。シャルルとファナはその後どのような人生を歩んだのかな、と。そこに、実はこうでしたー!なんて答えを持ってくるなんてことは・・・しないよな?
大いに話題になった「追憶」の続編ということで、単なる引き延ばしなんじゃないかという声も当然ある(そんなことは無いと思いたいが)。「恋歌」の世界観は大好きだし、4巻以降も凄く楽しみにしている。それだけに、「追憶」の蛇足には絶対になって欲しくないし、「追憶」の面白さに作者自らが肖るなんて真似もして欲しくない。
まぁ、これを書いている時点でまだ4巻までしか読んで無いので、ただの憶測でしかないのだけれど。
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シリーズ第3弾。たぶんシリーズ前半のクライマックス。
巻の前半はこれまで通りの学園ラブコメ。
でも、ちょっとやり過ぎの感があって、作者的に無理してるんじゃないかなあと思ってしまう。
でも、後半、敵との遭遇からは作者の本領発揮。
空戦のドキドキする展開と、登場人物たちの切ない死の描写に、泣きそうになった。
本気でアリエルが死んだと思ったよ。
そんな絶体絶命の場面でのアリエルに話しかけるカルの言葉に胸が詰まった。
そして、舞い踊る“海猫”の飛空機。
圧倒的な技量で敵を仕留める様。
もしや、と思った。この飛空士は……
最後の手紙の差し出し名に“ファナ”の名前。
ああ、ここで“追憶”に繋がるんだ。
あれはシャルルに違いない。
なんだか、胸がいっぱいになった。
お話的には、後半クレアがすっかり消えてしまう展開はどうなんだろう? とか、
あの寮長は作品世界と違和感ありすぎとか、
指摘したいところもいろいろあるけれど、
もう、いいや(笑)
次巻以降、もう一度ファナやシャルルに逢えることを楽しみに待っていたいと思う。
期待してます。
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ここから本編と言っても過言ではないくらいだった。
空の一族との戦闘が始まり、前巻と打って変わって死と隣り合わせの世界。
聖泉を越え、追憶との繋がりも見え始め俄然面白くなってきた。
なのにチートキャラが一人いるのはどうかと思ったが。
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遂に戦端が開かれ、これまでの楽しかった飛行学校生活は一変する。
未熟な学生パイロット達は未熟な技量ゆえに空に散っていく…
なんだこの急展開!危機的状況下にあって「生きて帰る」を合言葉に、友と恋人達は励まし合い、身を盾にして大切な人を守ろうとします。
しかし、迫りくるその瞬間、、、、、もう、涙腺崩壊しっぱなしです。
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非常に惜しい。
シリアスな所だけ描いていると文句の付けようがないのに。
前巻までのツケなのか、前半はグダグダ。対照的に後半は秀逸な出来映え。
とある人物がもうちょいまともだったら後半だけで星四つなのに。
ラストからは絶対に読まないこと。
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前半のほのぼのとした平和な日常から後半は空戦へ。 空戦の描写は相変わらず素晴らしく、目の前に情景が見えるようでした。 続きを早く買わなくちゃ。
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鳥肌。
その一言
後半はもうずっと寒かった。どうして読書しながらこんなに震えるんだろうと思うくらい
追憶と比べてなんか…と思ってやめた人も
ここまでは頑張って読んで欲しい
ウッ 思い出してもジンとくる…
強く強く、思うのはただ一つ
「大切な妹なんだ」
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化けた。3巻で本領発揮された。
1、2巻は序章に過ぎなかった。改めてこの作者の描写は凄いと思った。
とにかく、3巻まで読んだらいい。切ない。
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前半ののんびりムードとは一変した、後半の戦闘シーンに鳥肌が立った。そして、消えて行く命にも。主人公が軍人を目指している以上、それは避けて通れない題材ではあるのだろうけど、何かもう……涙ぐんでしまうよ……。
あの手紙の署名の人は、追憶のヒロインでいいのかしら?
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前半コメディ後半シリアス。本当に、ついさっきまでの平穏が、笑顔が、笑い声が、嘘みたいだ。これが戦いだ。分かっていた、分かっていなかった。
生きろ。
強くなれ。
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空戦の様子の描写、そして戦っている飛空科の生徒達の気持ちが良く描かれているなと思いました。
2巻から3巻の途中までほのぼのなお話だったので、戦いが始まる予感が漂ってきてきてからこの先生徒たちが危ない目にあうのかと思うと悲しくて先を読むのをためらわれるくらいほのぼのパートで生徒たちを好きになっていました。キャラがそれぞれ個性的で可愛いんですよね。
なので、後半はもうウルウルが止まりませんでした。
生徒たちが戦うということがどういうことなのか、を認識した巻なのではないかと思います。
4巻がどうなることやら。。。
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ただ、イスラを守るために、ミツオとチハルの蝕接機が弾丸の降り注ぐ中を飛び、照明弾を打つ。戦争における若者の健気さはすごく切なくなる。もう、いいよ、やめてくれ、と。
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俄然面白くなってきた!
ピンチになると都合よく実力以上の力を発揮する登場人物たちにはちょっと引いたりもしたけれど、それよりも感動が上回る!
それから海猫の彼はもしかして…
ようやくイグナシオが文中に登場してきて少しワクワクする。
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前巻を読んだ段階で「空戦を期待できない」と感じたのは、ここ迄2冊も費やしていながら主人公に他者を出し抜く努力の描写も無ければ、才能の示唆も死地に強いという伏線も無かった為です。
なのにシビアな戦争で勝ち抜けるようなら、それはご都合主義の賜物でしかないと。
そして実際にそれが起きた様です。
空戦の描写は流石の一言でしたが、それだけに主人公が参戦した結末が「覚醒したから」的安易さで片付けられてしまったのが非常に残念でした。
只同時に、これが山岡荘八ばりに連綿と続く大河小説だというなら期待できる気も。
ここから本気出す?
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アニメの方を見たり見なかったり…な感じでしたが、アニメと小説で随分違う部分があるようで。
小説の方が断然良いと思いました。
この巻から、本格的に空戦が始まって、その描写が素晴らしい。
戦いに望む者の学生たちの心理もだし、飛行機の描写も良かったです。
この巻あたりの話はアニメも見ていたので、何となくの展開は知っていたのですが、それでも泣きそうになるところがいくつかありました。
そして寮長がこんなに格好良いとは…(驚)。
アリーメンのおいしさの描写もすごいですね(笑)。
このエピソードの後に、無性にラーメンが食べたくなりました。