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聖泉に到達し沸くイスラだが、平和な日々はここで終了。空賊との後手後手に回るきつい先頭が始まる。
ミツオ、ファウスト、ヴァン・ディール組、ウォルフガング、、、みんな死んでいく。
3巻、真ん中にしてクライマックス。
アニメのときは涙が止まらなかったよよよ。
今回は話を知っていたからちょっと涙がこぼれたくらいですみました。
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「空の一族」との戦いに、カルエルたちも索敵飛行をおこなうことになります。
しかし、敵の策略に乗せられてしまい、チハル・デ・ルシアを救うためにみずから犠牲となったミツオ・フクハラ、クレアをめぐってカルエルと争っていたファウスト・フィデル・メルセ、そして侍の魂を持つウォルフガング・バウマンが、命を落とすことに成ります。
カルエルは、アリエルのもとに帰還を果たすものの、学友を死なせてしまったことに傷つきます。
カルエルの性格がだんだん矯正されてきたおかげで、ずいぶん読みやすくなりました。ストーリーの行方もたいへん気になる展開です。
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ついに戦闘開始。
カルエルが成長せざるをえなくなる。
ミツオの描写シーンが突然増えたことで死亡フラグ立ったなと勘付いてはいたけど、実際本当にそうなってしまうとうるうるしてしまった。
みんな男気溢れてて懸命に守りたいものを守ろうとする。涙なしには読めない(´pωq`)
最後は異国の人からの手紙で終わる。
かっこいい海猫さん、正体は?
続きを早く読もう。
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1・2巻の頃とはあまりに違いすぎる悲惨な状況。
空の一族による容赦無い攻撃により生徒たちは次々に落とされる。レオポルド・メルセの作戦が見事なまでに裏目に出た結果とはいえ読んでいて何度も辛い気持ちになってしまった。
学生の練習機では太刀打ち出来ない相手ゆえになぶり殺しにされ続ける描写には「作者には慈悲がないのか」と思わずには居られない
クライマックスに登場する「海猫」さんが居なかったからどうなっていたことか……
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ネタバレ 暗雲立ち込めていた戦乱の兆しが現実化。絶対的物量に劣り、地の利のないイスラ側は、飛空士養成学校の学生までも動員して戦いに臨まなければならない。感傷過剰気味の心象描写に対して、冷徹(冷酷とも)な筆致で戦争で死にゆく少年たちを暴き出す。精一杯努力し、また、仲間を思う気持ちは人一倍であるにも関わらず、また、人間的に優れた少年でも、心の弱さを克服した少年であろうとも、物量・技量・機体性能の何れもが劣る学生機群は、情け容赦なく、そして無為に撃墜されていく。それを目のあたりにしつつ、己の死の恐怖にカルエルは直面する。
友の死、あるいは友人未満の戦友の死を通じ、表面上に見えていること以外の事柄に目が向けられるようになったカルエルは、心の傷を負いながらも、他者の有りように心を配れるようなるのだ。余りにも多大な犠牲と悲哀をみちづれにして…。PS.ファナ・レヴァームとは彼女だよね。そして、海猫とは、彼だよね…。