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[ 内容 ]
北朝鮮のルーツは李朝にあった。それは韓国にも共通の文化基盤である。
歴史的根拠を掘り下げ、日本人が理解しがたい民族性の謎を解く。
北朝鮮のルーツは李朝の恐怖政治にあった。
さらに、チュチェ思想は儒教の社会主義版である――。
韓国人にとって、北朝鮮の思想や行動は決して不可解ではない、と著者はいう。
同じ民族ゆえに共有できる文化と資質があるからだ。
[ 目次 ]
●序章 北朝鮮に恐怖をいだかなくなった韓国
●第1章 専制独裁主義のルーツは李朝にあり
●第2章 チュチェ思想のルーツは儒教だった
●第3章 小中華思想と日本を見下す侮日観
●第4章 大国への屈折――事大主義と中央集権主義
●第5章 自民族優越主義という害毒
●第6章 父系血縁制と身分制
●第7章 国民を愚かにする理念主義とハングル専用政策
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ちょっとずつ韓国と北朝鮮、そしてコリアがわかってきた!オモロイ!
北朝鮮への偏見も少し変わってきた!
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旧ソ連、中国やベトナムなど社会主義国家が市場経済を解放していった結果、北朝鮮が唯一の、いわゆる純粋な社会主義国家となった。それゆえ昔の中華思想に基づく、周辺諸国の社会主義を排除する結果となっていった…。
こう考えると現在の北朝鮮の強行かつ無謀ともいえる政策がとても良く理解出来る。
漢字排除に伴う弊害などとても興味深く読めた。
14/01/03-1