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「死」っていうのは、人間として生きている以上100%避けられないものだし、だからこそ、解剖学者である(=死と常に接している)著者の視点から「死」に関していろいろと知りたかった。実際読んでみて、「なるほど〜」と納得させられる部分は多々ありましたよ。「僕と同じ考えだ!」っていう箇所もあって、ちょっと嬉しくなったり。(笑)読んで損はしないと思います。面白い。
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この著書で最後なのかなー。
記載内容は今までの著書とダブルとこが
多かったが得るものもまだまだあってよかった。
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養老孟司さん文章は素人には少し難しいが、この本は彼が話したことを文章化した人がいて、誰にでもわかりやすい文章で書かれている。視点も多面的で面白い。
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死体をまったく見たことがない、ということが、今は当たり前になってきているのだな、ということが書いてあるような気がしました。多分気のせい。でも、死体はなるべく、見ないほうがいいと、思います。
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死ぬほど簡単で、バカ読みやすいので本嫌いの人にオススメ。
正直「バカの壁」を立ち読みしたときは「つまらん、お前の話はつまらん(大滝詠一)」と思ったけどこれは面白かった。「日本の死はメンバーズクラブから抜けるようなもの」というのが分かりやすく興味深かった。
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本当はすごく当たり前の事である「死」について色々な角度から考えられる本でした。
死への恐怖は生き物として自然なことだけど「ありえない」と思いこむ事は確かにおかしいと思います。これを読めば死という実態のないものがいかに身近で自然で大切な事なのかがよく分かると思う。みんながこの考えに共感できれば自殺や殺人も減るのかも・・・と思う私です。
2005/03/20 (Sun)
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バカの壁よりも面白かったです。バカの壁を読むぐらいなら、こっちを読むことをオススメしますが、バカの壁を読んでたから、そう思えるのだろうか?
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「バカの壁」よりも具体的な、「死」について様々な視点から論じている。人々の前に例外なく立ちはだかる「死の壁」も、認識を少し変えればこんなに圧力が軽減するなんて、というのが読んだ感想。終章「死と人事異動」は一読の価値大だ。共同体の暗黙のルールを明文化するときに困難が生じるのは納得のいくところ。議論が泥沼化していたり行き詰っている問題について、この考えを逆に用いれば、日本人特有の気質や嗜好性がまだまだ浮かび上がってくるのではないか。もっともこれも一つの提案に過ぎず、やはり自分の価値基準を持って深く考えるのは大切な事だなぁと改めて感じた。
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語り下ろしによる「バカの壁」の続編だが、分量的にも2冊で1冊と考えた方がいい。「唯脳論」の内容を平易に語ったもので、具体的で判りやすい。死による死体化も人生の一部であるが、その見方には様々なものがあるのだ。
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意外と面白い!死ぬってこういう事なのかな?とか考えたことある方は面白く読めると思います。個人的には後半ページがスラスラ読めた。
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「死」というものは絶対避けられないこと。この本を読んで「死」というものの考えが変わったような気がします。
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普段は死について考える機会はほとんどない。唯一あるとすれば身内が死んだときだけだ。
毎日死亡関連のニュースは流れている。しかしあまりピンとこない。自分のよく知っている人が死んだときにはっきりと
死というものを認識できる。今回もテーマの中に壁というのがあり、それは死をI(一人称)、YOU(二人称)、HE・SHE(三人称)の3種類に分て考えてしまうこと。死というのは誰にでも平等なものなのだからすべてを同じ死として認識できるはずだが人にはそれができない。なぜかと考えても答えが出ない。ひとつ言えることは判断する人によって答えは変わってくること。大切なことは死について考え、その考えを認識することだと思う。死について考えるきっかけとなるという意味では
面白い本でした。
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死と向き合うことの大切さ、決して死とは負のものではない、ということをこの本から学んだ。人間は死というものを無意識のうちに避け、排除するが決して褒めるべき行為ではない。現代の人間は死を遠い存在とみなし、忘れているからこそ命の尊さ、大切さが分かっていないと説いている。犯罪が多発するこの世の中、このような本をみんなに読んで欲しい。
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バカの壁よりおもしろかった。生きている生物はサイクルをくりかえしている。生死の境目は簡単なものではない。一人称の死は存在しない。エリートが背負う重さというものがなくなった。などわかりやすくてなるほどと思った。今日という日は明日にはなくなる。気持ちを強く持てる人じゃないと怖いかも。
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撃沈。東大の先生が書く本って、難しいんじゃないの?と思っていたけれど、とても分かりやすかった。
人間の致死率は100パーセント。ならば私達は死についてどう考えればいいのか?何故人を殺してはいけないのか。何故自殺してはいけないのか。安楽死とは?人の生殺与奪を握るエリートとは何なのか。
ふきだまっていた疑問達が一掃されます。