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序盤~中盤にかけてはとても良かったです。
主人公のシュリと、ヒーローのゼルディスの心の交流が丁寧に描かれていて、
わくわくしながら読み進められました。
それだけに終盤の展開がちょっと好みじゃない方向に行ってしまって残念。
お話としては分かるんだけど、最後まで竜と剣のファンタジー世界として読みたかったなあ……。
なんだか急に別の小説が継ぎ足されたみたいで、「その」部分だけ浮いて見えました。
でも、イラストも好みだったし、全体の印象は〇です。
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第3回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞、受賞作品。
ファンタジーかと思ったら、ちょっとしたSFだったという印象です。
選評にあるとおり、中盤からご都合主義のような展開が続き、一番盛り上がるところでも冷めてました。少し拙いように思えた文章でしたが、すらすら読み進められたという点はよかったと思います。
新人さんとしては上出来なんじゃないかと思います。
次は新作となるでしょうから、どのような物語を作られるか、楽しみです。
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世界が終わる伝説が残る世界の片隅で、幸せに暮らしていた少女。
しかしそれは、偶然出会った少年との出会いと共に
まったく別方向へと変わっていく。
ツンデレ…いや、俺デレ? と思ってしまうほど
分かりやすいヒーロー(笑)
しかも普段との状態に思いっきりギャップがありすぎて
ちょっと面白いです。
目の前でやられると、多分あっけに取られるのが先でしょうが。
何だか童話をもう少し世間使用にした感じでした。
第2王妃は分かりやすく悪役だし、息子は自分の道を行ってるし。
善人、という世界。
しかし…切り札というか、あらびっくりな展開が色々で
そういう意味では、次何がくるのか、というわくわくが。
結局、昔の世界、はこの世界なのかと。
しかし昔の科学者、何か違う方向に頭使いすぎな気もします。
雪とか花とか管理人とか…。