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今回は終わったと思っていた国元での騒動が動き出します。
磐音はいろいろ仕事をしますが、どれもこれもトラブルに巻き込まれるのは、なんにでも首を突っ込むせいなのか。
庶民の生活は質素だけれども、仕事をもらえない侍はもっと大変そうだし、やたらと刀で切られる侍は本当に大変だ…。
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2
心地いい重さ。食い扶持探しからもたらされる事件と磐音を取り巻く藩の陰謀。磐音の太刀裁きといい心地よい。これが大人気長期シリーズの元なのか。
でも、おこんの話し方が好きじゃない。
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いきなりお腹をすかせている磐音様(笑)
彼と、長屋仲間達を見ていると、その日暮らしのじり貧な生活も何となく楽しげに思えてしまう不思議。
いや、皆さん苦労して、「貧しいながらも楽しい我が家」とは言い難い生活なんでしょうが^^;
ジャンルがジャンルだけに、人死にも多くあり、シビアなシーンも多いのだけど、磐音のおっとりとした人柄と、周りの人とのコミカルなやり取りで殺伐さが和らいでるのがいいですね。
とはいえ、簡単に(というわけでもないんだろうけど)命のやり取りがなされているのを読むと、現代に生きる自分には、どうもやりきれないものがありまする。
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シリーズ二冊目。
相変わらず、身辺に降りかかるさまざまな出来事を、坂崎磐音が次々に解決していく様がとても痛快だ。
前作の始めで起こった悲劇が、実は誰かの陰謀であり、これから磐音の戦いが始まる。なるほど、だから40冊も続くのね、と妙に納得。話の展開が楽しみだ。
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極貧の浪人生活でいつも腹を減らした磐音と下町の人々との活き活きした描写が魅力的だ。なんとか用心棒の仕事を得て食いつないで行く。その5つの仕事の様を横軸に連作形式で語られ、縦軸に豊後関前藩の陰謀がしだいに明らかになっていく。これははまる。すぐに続刊を読みたい。
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居眠り磐音シリーズ第2弾 。磐音は深川の『宮戸川』で鰻割きをしながら、今津屋の用心棒で知り合った品川柳次郎とさまざまな仕事をして身過ぎ世過ぎをする。内藤新宿の用心棒、楊弓場荒らしの5人組撃退と矢場の金的・銀的矢場女おきねさんの死とあだ討ち、蝋燭屋の明石参左衛門の妾おきくの浮気調査、今津屋の老分番頭・由蔵の護衛……その過程で南町奉行所の笹塚孫一の知己を得る。そして国許で起きた衝撃的な事件の背後に政治的な背景があったことを知る。その背景を探っていたかつての改革派の仲間・上野伊織を殺され、磐音は仇を討つ。
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20131117 まだシリーズの形が定まっていない頃の話。読み返してみるとその場の繋がりで流れは決まってくるのだと分かる。最新巻と比較すると荒いけど面白い。
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2014/6/21
最後でちょっとスカッとしたけど味方や知り合いのいい人たちが死に過ぎてへこんだ。
特におきねちゃんが殺されたのはへこんだ。
江戸時代、命軽すぎ。
幸吉が無事で何より。
下衆がいっぱいいてちょいツライ。
下衆が因果応報で滅ぼされるのは大好物だけど
まだまだ続くからしばらくツライ模様。
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2作目。ハマってきたかも(笑)
1作目であった大きな事件の続きがあり、さらに同時進行で細々といろんな事件が起こっていく。
全部で50作くらいまであるんかな?かなり長いけど、飽きずに読めそうな気がしてきた!
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どんどん引き込まれていきます。
ストーリー展開が巧みです。
用心棒のアルバイトをしながら、さまざまな事件に巻き込まれていきます。
出奔した藩の陰謀の影が見え始めました。
探ろうとした朋友が殺されてしまいます。
陰謀まで行きつくことができるのか、目を離せません。
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第2弾。
親友を殺す羽目になった苦しい事件。
その裏には藩の財政を改革するという若者の意を
拒み、利権にしがみつく古い体質の実は謀だった。。。
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どこと無く話立ては藤沢周平の用心棒日月抄に似てますかね。
どちらも痛快時代劇。同じように藩を逃れて、長屋で浪人暮らし。しかしね、こちらの方がずっと軽い。
面白くは有るのですが、少々乱暴です。相手が悪いとは言いながら切り捨て。後の始末はどうするのって、まさか死体を投げっぱなしじゃ、奉行所だって動くでしょ。まあ、民放の時代劇と思えばそんなものですけど。
この先どうなっていくのでしょうかね。
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前巻がなかなか面白かったので、引き続き全部読むことにしました。
なんとなくわたしも磐音と同じく、あの悲劇は「終わったこと」と思っていたのですが(わたしはともかく、磐音は当事者としてそう思わないと居た堪れないのだろうなぁと推測する)まだ、何一つ終わっていないんですね。
でないと、この後50巻も数を重ねるのは難しいか……と若干ネタバレされたような気持ちになりそうなのですが、それはそれ。読ませるだけの筆力と物語の構成力で弾き飛ばしてくれそうです。
今回は、1巻と違い、ラスボスの影をちらつかせながらも、日々の生計のために磐音が携わる用心棒家業の連作短編集となっています。そういうところはますますTVドラマっぽくなってる。1巻=特別ドラマでの評価を踏まえて連続ドラマになった、みたいな。
バッサバッサと悪を斬る磐音ですが、おっとりとした雰囲気を保ち続けてくれていることが幸いです。
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とにかく磐音はいい男で、ファンにならずにはいられません。勧善懲悪でスカッとするかと思えばそれだけの話ではなく、何とも理不尽で悲しく切ないことも多いです。最初の陰謀の件は裏でゆっくり流れて、小さな事件を一冊ずつ完結で進めていくものだと思い込んで読んでいたので、この巻のラストには、急いで続きを読まないと細かいところを忘れてしまうかもしれない、とちょっと焦っています。忘れないうちに、でものんびり楽しんで続きを追いかけたいと思います。
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今回は短編集の体裁となっていた。
メインのプロットは前作から引き続くのだが、基本的には一話完結の構成となっている。そのため、続けて読んでいるとダブル描写が相当多く、(一話完結なので)てっきり連載かと思ったら描き下ろし小説だった。
もう少し描写を刈り込んだほうが良いし、どうも会話でチグハグな部分がある。校正ミス?
主人公のキャラも爽やかでいいかもしれないが、その一方で結構血生臭くて、復讐として片っ端から殺すのもすごい。
後半で、1作目に大きく絡む陰謀も浮上してくるから今後の展開に期待。