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陽光煌めき、江戸が盛夏を迎える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は身過ぎ世過ぎに追われていた。豊後関前藩より助力の礼にと招かれた今津屋吉右衛門らの案内役として下屋敷に向かった磐音は、父正睦より予期せぬ事を明かされ…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十五弾。
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時代小説
再読
磐音の父、豊後関前藩国家老 坂崎正睦の江戸滞在も残り僅か、おこんを磐音の嫁に、という話がまとまる。
関前藩江戸屋敷では、粛清が行われる。
目出度さと厳粛さが入り乱れる巻
後半は、磐音さんひたすら南町のお手伝いに奔走…
直心影流佐々木道場と今津屋が懇意になる
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日光社参における磐音の活躍に対して家治将軍からの関前藩に対する褒美は良い話でした。
ただ、今回の主役は坂崎父です。堅物と思っていたのに、磐音とおこんさんの仲を見事にまとめた手腕はさすが国家老でした。
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2023年1月2日
武家社会から町民社会に戻り、一挙にくだけて面白くなった。
武家社会では漢字がやたら多いし、堅苦しくて、身分差が細かくて、いやいや読み飛ばすところ満載だった。
おこんさんとどこで互いの気持ちを確かめたのだろう。
そこが一番興味あったのに、先に進んでしまってちょっと残念。
それが武士なのかなぁ。