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伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田永一、中村航、本多孝好の5人の男性作家が恋愛をテーマに書下ろしたアンソロジーです。この中でやはり伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」が一番面白かったです。動物園でデート中、姉の「元彼」と偶然に再会した「僕」。しかし、その元彼の隣りには姉ではない女性が・・・という冒頭。しかし、この後が並の話ではないのが伊坂作品です。石田衣良、市川拓司は予想通りな甘い甘い感じ。中田永一、中村航はいい意味で癖があって、今後別の作品を読んでみたい気持ちにさせられました。本多孝好はあまり印象に残らなかったです。
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ひとの恋愛って気になったりすることがある。いったいどうやって始まるの?どんな恋愛をしてるの?なぜ別れてしまったの?って。伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司など売れっ子?といわれる男性作家たちが描く恋愛アンソロジー。
遠距離恋愛になってしまう前の不安や女と意識したことすらなかった友達と始まりそうな恋愛、先輩に頼まれてつきあっているふりをしていただけなのに、彼女に惹かれてしまった“アキバ系”の彼、偶然出会った高校時代にあこがれていた同級生。
男性作家の話なのに、なんだかどれもふんわりやさしい気持ちになれる。
もちろんすべてがハッピーエンドじゃないんだけどね。
みんな一生懸命なんだな、って
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■愛してる、って言葉だけじゃ足りない
恋愛には物語がある。初めて異性を意識しはじめたとき、相手とのあいだに微妙な距離感を感じたとき、初恋の同級生との再会を果たしたとき、そして別れを予感したとき…。さまざまな断片から生まれるストーリーを、現在もっとも注目を集める男性作家たちが紡ぐ、思考の恋愛アンソロジー
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9/6読了
短編恋愛小説のオムニバス小説。
伊坂幸太郎と本田孝好目当てで買ったけど他のもおもしろかった。
伊坂幸太郎「ポーラーベア」
動物園でデート中、姉の昔の彼氏にあった。
そこからいつもの感じで偶然が重なり合う。
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6人の作家による恋愛短編小説。
伊坂さんの透明ポーラーベアは伊坂さんらしい作品だった。相変わらずうまい。
そのほかの短編もなかなかおもしろかった。
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もちろん伊坂幸太郎の名前があったから買いました。短編でもやっぱり彼らしさが出ていて、やっぱり胸が切なく温かくなりました。
今まで読んだことのない中田永一さん(乙一さんのもないので)、中村航さん、本多孝好さんの3作品も好きです。
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恋愛をテーマにしたアンソロジー。私的にはめずらしく外れなし!で満足。全体的にハッピーエンドなのも良いです。
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いい!!「突き抜けろ」の中の一節。満月を彼女と二人で見てるとき、自分の意思や覚悟とは全く関係なく実感した。「愛情をただただ育みたいと願うこと」。うーーむ。突然 ふと、そういう気持ちになったんだろうなぁ。そぉっと育てていきたいなと。今がどうとか、将来どうなるかとかそんなことは関係なく、育みたいって思えるってところがすごくよかった。
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伊坂幸太郎 透明ポーラーベア
石田衣良 魔法のボタン
市川拓司 卒業写真
中田永一 百瀬、こっちを向いて
中村航 突き抜けろ
本多孝好 Sidewalk Talk
オムニバスってテーマ決めても秩序がないことが結構多いからあまり好きではないんだけれども、これはスバラシ。「魔法のボタン」「卒業写真」はマジでにたにた、にやにやしてしまうほどのデレデレ話。かと思えば、「百瀬、こっちを向いて」は全体を通して、「透明ポーラーベア」「Sidewalk Talk」はエンディングが淡すぎるほどに淡い。そして、「突き抜けろ」はまた一味違ったI LOVE YOUである。
電車の中では、眉間に力入れないとにやついて読めそうもない。
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恋愛アンソロジーです。話題の人気作家の作品が一編ずつ載せられています。もちろん。私の好きな本多孝好さんも。切ない切ない恋の物語がいっぱいです。別れる話もあって、その瞬間に過去の切ない思い出がふとよみがえるシーンなどは、本当に素敵です。ぜひどうぞ。ちなみに著者は伊坂幸太郎さん/石田衣良さん/市川拓司さん/中田永一さん/中村航さん/本多孝好さん、です。(本文掲載順)
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話題の男性作家六人がそれぞれのタッチでつづる、ごく日常的な、奇蹟の恋愛短編集。文体からもストーリー構成・展開からも、作家個人の強烈な個性がにじみ出ていて、かつ繊細で、心がほんわかします。
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伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田永一、中村航、本多孝好といった有名どころの恋愛アンソロジーです。
ショートムービーのような感じでさらっと読めます。
映像化されても面白いかもしれないですね。
中田永一の作品は初めて読んだんですが意外によかったです。
今度、ちゃんと何か読んでみようかなと思いました。
市川拓司はやっぱり独特の空気がありますね。
少し外れた感じが個人的にはお気に入りです。
予想通りに面白かったのは市川拓司の卒業写真。
意外に面白かったのは本多孝好のSidework Talkかな。
ハズレはなかったと思います。
ただ、好みかそうでないかはあるかもしれないですが。
日ごろ恋愛小説を読みなれてない人とかにオススメですね。
あとは女性特有のドロドロが苦手な人にもいいかも。
さっぱりして、少し切なくて、でもほっとする。
そんな作品たちでした。
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人様の惚れたなんとかな話ほど聞いていて苦痛なものは無い。特に酒なんて入っていたら最悪だ…。
で、酒を喰らいながら読んだんですが、意外にのめり込めました。人様の惚れた話も、読むのなら悪くは無いかも。そんな感じ。
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祥伝社のアンソロジーシリーズは結構好きで出たら買ってしまう。なぜなら必ず一人は贔屓の作家がいるからなのだが。今回は男性作家のみの恋愛小説集。伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好の6人の作家。
この中で私はダントツに本多孝好が好きなので、やっぱり本多孝好の作品には強く惹かれてしまうのであるが、もちろん、その他の作品もきれいな話でいいと思う。恋愛小説が苦手な人でも読みやすいと思う。
失恋していなくなった姉の元恋人との再会、長年の友人だった彼女との恋、久しぶりに再会した同級生との恋が始まる予感、学生時代の切ない片思い、恋愛のルールと男同士の関わり、別れる二人の最後の晩餐。
切なさだけではない。
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6人の男性作家の恋愛アンソロジー。
伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」
石田衣良 「魔法のボタン」
市川拓司 「卒業写真」
中田永一 「百瀬、こっちを向いて」
中村航 「突き抜けろ」
本多孝好 「Sidewalk Talk」
設定は全ての作品バラバラで、色んな目線で読めるモノだった。
ハッピーエンドで終わる作品ばかりではないけれど、
読み終わった後にはなんだかスッキリした爽快な気持ちになれた。
恋愛小説はあまり読まないけど、たまにはいいなって思った☆