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江國香織さんの「ほんものの白い鳩」が好き。
彼女の小説を読む度に、
恋愛ってやっぱりドキドキすることが本質なのかな〜って思ってしまいます。
安らぎや落ち着きよりも。
「あたしは20歳の誕生日の夜に、当時つきあっていた男が買ってくれた1ダ−スのド−ナツを、愛のあかしに全部食べた」
とか、この話はとってもクレイジ−だけど、好きです。
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【2004.08.02.Mon】
様々な恋の終わりを9人の女性作家が描く恋愛アンソロジー。恋に落ちることに理屈はなく、ただ相手の存在が愛しいと思える。この中に出てくる主人公は皆そんな恋をして、別れてゆく。しかし、この別れは悲しみだけを残すのではなく、前へ進みだす光をも与えてくれる。恋をしていたとき、それは実際にかけがえのない瞬間である。恋が終わったとき、その瞬間を味わうことは出来なくなるが、かけがえのない人に出会えた幸せはずっと生き続けるのではないか。別れを悲しむことしか出来ない人は何か大切なことを考える余裕がないだけ。濃いだけは自分を偽ることなくしていきたいと思う。
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色々な作家さんの色々な作品が入っています。
江國さんに惹かれて買ったわけですが、他の作家さんにも興味がわいてしまい…
恋愛小説を買いあさるきっかけになった本です。
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短編集。
有名な作家がいっぱい入ってて興味があって読んでみた!
横森理香さんの「旅猫」が切ないのにあったかい話だった。何処にもいつか無いで転々としている人っているよな。そういう人をを最終的に受け入れる女の子は強いなって思った。
気に入った話はいっぱい入ってたけど、全部について書いたら時間かかっちゃぅ。。
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恋愛小説短編集。中でも川上弘美のは
他の人たちとは切り口が違ってよかった。
そして、相変わらず桃の瓶詰めが美味しそうだった。
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Dec.27 2007
女性作家による恋愛オムニバス。
2時間程度で読みきることができるので、移動の合間にでもどうぞ。
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よかったけど、女性作家の話はなんかドロドロだなと思った。もっとさわやかな話が好きだな。
一番好きなのは「旅猫」。「きみの犬です。」に似ていると思った。スナフキンみたいに旅する優しくて暖かいキミオ。キミオに恋する女の子とその別れが悲しいけど読んだ後いい気分になれる作品。
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全体的に、どろどろ。話はそれぞれ良かったと思うけど、素直に楽しめなかった。さわやかな青春、って感じの話がひとつくらい入ってたら、また印象が違ったのかもしれないです。
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ひとうひとつの話の印象がちょと薄い。
短編だし、いろんな人が描いてるから仕方ないけど。
江國香織と島村洋子のが好き。
小学校や中学校のときの
あのなんとなくクラスにいた人
なんとなくしか顔を思い出せないし
なんとなくしか話した記憶もないけれど
なんとなーく
忘れられずにいるあの人
なんでよりによって彼なのか分からないけど。
今、なにしてるのかなぁ。
そんな、ちょっと甘酸っぱい気持ちが蘇った。
『あたしが新太郎に出会ったみたいに、
新太郎もあたしに出会ったのだ』
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さなざまな愛の形と別れ
9名の女性作家による、サラリとしながら
ちょっとせつない愛のアンソロジー
すいすい読めます(笑)
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いろんな作家による恋愛短編小説。みんな結構おもしろかった。でも、やっぱり有名な作家さんのは目立っておもしろい。
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女流作家たちのオムニバス恋愛小説です。
うーん、当たりもあればはずれもあればってかんじかなぁ・・・
あたしは谷村さんの話が好きです。
文章はあんまり好きじゃないんだけど、ストーリー的には横森さんの話もわりと好き。
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う〜ん、女性向けです。収録されている作家さんがみんな女性なのでしょうがない部分もあると思いますが。
しかし…女性って言うのは、やっぱり、不倫とか、昼ドラみたいなドロドロしたのが好きなんでしょうか。
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あなたの隣に好きな人、いますか?
短編小説の集まり。
長い小説よりアンソロジーの方が好きかも。
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背表紙から抜粋。
『出会ったその時から、言葉もいらずに始まる恋。
恋ともわからないまま続く恋。
北国の大地で、冬の訪れとともに終わりを告げる恋。
同級生との淡い恋。美しい男との甘美な恋。
初恋の男性にふたたび思いを寄せる恋。
そして、焦るような気持ちで男を待つ、不倫の恋――
さまざまな関係の中で揺れ動く男女を、九人の作家が描く珠玉の恋愛アンソロジー、待望の文庫化。』
どの恋の誰とも同じ思いにも到達できなかったけど、それぞれに少しずつ憧れや恐怖や幸せや切なさを感じた。
『ほんものの白い鳩』では、究極の愛を見せつけられて悲しくなった。
『キャメルのコートを私に』では、離れていってしまう彼の気持ちを意地で取り戻そうとした彼女をいじらしいと思った。
『七夕の春』では、ただ彼の心情を思って、さみしくなった。
『旅猫』では、なんだか重なる人が思い浮かんで涙ばっかりだった。
『プラチナ・リング』は、ここまで周りから見捨てられそうになりながら、ただ一人を愛せる彼女が怖かった。
たくさんの形があるけど、僕はもう少しほっこりあったかくなれる話が欲しかったかも。