電子書籍
前半はもたもた
2022/01/23 16:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半は急展開……というこのミステリーの進行です。要は、二つの殺人事件なんですが、裏にある事情があって、……。しかし、この父親……仕方ないのでしょうか……この方法……
投稿元:
レビューを見る
一気に読み終わりました。
父からずっと手紙を送ってきて感動的なストーリーかと思って買ったのですが、ミステリーっぽかったです。内容はうーんって思うところがあるけど、意外な結末でなかなかおもしろかった。
投稿元:
レビューを見る
毎年誕生日に、自分を置いて蒸発した父からの、手紙が届く。不幸に立ち向かいながら、父への思慕を深めていく主人公。そして、とうとう、感動の結末。こんな親子の愛ってあるんだろうか?え?うそ?なに?と、先が読めず、楽しかった。
2007.7
投稿元:
レビューを見る
表紙とタイトルに惹かれて手にしました。
父と息子の関係について描かれた感動ものを期待してたところ、娘が主体に描かれた推理ものだったので肩透かし感があった。でも途中から推理ものとして読んで、最後に謎が解けていくところでは、なるほど・・と思わされた。
投稿元:
レビューを見る
ある段階で死人が出て事件が起き、探偵役が殺人のトリックや動機を暴くという、王道のミステリー小説。
ヒューマン物を期待して手に取ったけど、多少肩透かしをくらったような感覚で読み進めた。
「父からの手紙」の秘密が明らかになった時、そこに込められた深き想いに思わず目頭が熱くなった。
投稿元:
レビューを見る
家族を捨てて失踪した阿久津。残された子供の麻美子と伸吾。そして二人の下には誕生日ごとに父からの手紙が届く。だが、幸せ一杯?かと思う麻美子の婚約者が死体で発見される・・。そして、10年ぶりに出所した秋山圭一。この二つのストーリーが交わるとき、複雑な過去の出来事が明らかに・・・。
長編ミステリー。父と子の絆。ちょっと最後は泣けます。
投稿元:
レビューを見る
書店員おススメとあって衝動買い。やったらと平積みされていたんですもん。
10年前に失踪した父。姉弟には毎年誕生日に手紙が送られてくるものの連絡はとれない。そんな中、姉の婚約者殺害の容疑で弟が逮捕されてしまう。
物語はその婚約者殺害事件が軸になるかと思いきや、そうでもない。 同時進行で義姉のために殺人を犯した男の話が展開し、徐々にその2つの道が交わっていく。
色んな話がごちゃごちゃしていているし、テンポはあまりよくない。(同じことの繰り返し)加えて個人的には文章があまり好きではない。
でもでも、こんなにこき下ろしておいてなんですが、ラストには号泣しちゃいました。
帯にもあったように“父の愛は本当に強く、せつない”。
推理小説ではなく、家族愛モノという感じです。
それも結構ストレートでわかりやすいです。
投稿元:
レビューを見る
全く違う境遇の二人の主人公。
共通点なんて無いはずなのに、つながっていく。
二人が近づくたび話全体のなぞが解けていくので
読んでいると止まらなくなります!!
ミステリーは謎解き?がおもな感じで
感動したものは特に無かったのですが…最後は泣いた!
お父さんの親としての優しさが伝わってきます!
謎が解けていく楽しさが十分なのはもちろんの事、
感動せずにはいられないストーリーです。
投稿元:
レビューを見る
伸吉については、そうだろうなぁという感じが最初からしてました。阿久津家側の展開はわりとありがちな気が。それよりも、秋山圭一が起こした事件について興味が湧いて、阿久津家とどう結びつくのかが関心事でした。それにしても、登場人物が皆さん家族に甘くて歯がゆいくらい。もうちょっと葛藤とか、やつ当たりとかするもんじゃないかと。一番最後の手紙はほろりとくるものがありましたが、感動や絆はあまり感じられませんでした。
投稿元:
レビューを見る
ミステリーではありますが単にそれだけではなく、
題名にもなっている「父からの手紙」がラストに
大きく泣かせてくれます。
投稿元:
レビューを見る
どこかで掛け違えた事柄がどんどんとずれていって幸福を祈りながらの動きが不幸へと続いていく。
構成とか結末とかなんとなく予想は出来たけど
ジーンとするMな作品でした。
投稿元:
レビューを見る
境遇が全く異なる登場人物2人のストーリーがそれぞれ進み、
話が進むにつれて、つながりを見せる…という、ミステリー?サスペンス?な1冊。
それに加えて、家族愛とは何か?を考えさせられる1冊でもある。
話が進んでいくうちに、色々なことが明らかになるのは
読んでいて楽しいし、ドンドン読める!と感じるのだけど、
なぞかけが沢山仕掛けられている小説は、
個人的にあまり得意じゃないみたい。。。苦笑
あまりにも多くのものごと、思いが込められていて、
理解するのに時間がかかってしまうのは、やっぱり私のお頭が弱いのかなー。
大切な人を守りたいと思うがあまりに
矢印が反対の方向を向いてしまったり、すれ違いが起こってしまったり、と
家族を含めて、自分以外の人のことを想うって、何なんだろうなぁ、と考えさせられました。
自分が思っている以上に、親は子どものことを、家族のことを考えているのかもしれない。
私は、子としての立場からしか理解できない部分があると思うので、
子を持つ身としての見方はまた変わるのだろうな。
心温まる家族愛、というよりも
後から気づく、父親からの愛、といった感じかな。
時間を置いて読み返したら、一味も二味も変わりそう。
これまた、2007年にドラマになっていたみたいです。
投稿元:
レビューを見る
接点のなさそうな男女の物語が、それぞれの視点で交互に描かれている。中盤で2人のつながりがわかるんだけど、「早く真実が知りたい!」ってもどかしかった……!全部読む前に最後のページを読みたくなる衝動に駆られました(笑)
ラストの父からの手紙、泣けました。読み応えあるし、おすすめです。
投稿元:
レビューを見る
読み始めて、「あ、失敗。」と。(笑)
というのは、この本、前にも読んでたから。
読んでも題名と作者名を覚えない悪い癖のせいで、やっちまったなー!でした。
家族を捨てて失踪した父親から誕生日ごとに届く手紙。
長女の結婚を控え、その婚約者の死。
そして殺人事件に発展。
弟が犯人として逮捕され、隣の家の失踪した父親の友人が自殺。
そこに絡んでいくもうひとりの男。
兄が焼身自殺し、その秘密を知る刑事を、弟が殺し服役。
出所して真相を探るうちに、ふたつの事件が重なっていく。
ストーリーの展開にかなり無理があります。(笑)
絡んでるようで全然絡まってない。
多分登場人物が多すぎたんだと思います。
隣の家のおじさんが自殺しちゃうのも、「なんで?」って感じ。
結局このおじさんの自殺は、ストーリーの展開にあんまり関係ないし、自殺という重さが無意味になっちゃう。
しかも。
もうひとり自殺してるし、弟がお兄ちゃんのために殺人してるのに、結局生きてるし。
無理、無理。
最後まで読んでも無理すぎて、全然感動しない。
これだけの長編で、どんだけ面白い展開するのかと思ったのに、久しぶりにガッカリ。
読むのは2回目でも、最後まで読まないと最後どうなったのか思い出せなかったくらいなので、印象にも残らない本だったってことらしく。
投稿元:
レビューを見る
ラスト5ページのために読む1冊。420ページあるけど(苦笑
あんなん読んだら泣きますよ
親の子を想う気持ちって強い
2人の主人公が切り替わりながら話がすすんでく
途中から話はみえてくるけど、何本も張り巡らされた伏線、気持ちの変化、誰を疑えばよいのかすらわからない、誰にも頼れない状態、いろんな緊張感が続きます
10年前に父に失踪され、父親同然の知人、その息子、弟、母親と周囲に訪れる不幸と試練
でも、この主人公は強い
父から届く手紙を心の支えに踏ん張る
絶対に他人を責めない、その強さに憧れます
この小説はミステリーだとおもってたけど、たぶん主題は家族愛
親から子へ、子から親へ、兄へ、弟へ、姉への愛
ミステリー部分の解決は驚くほどにさらっと流されてて、あぁこれはミステリーとして書いたんじゃないんだなと納得
人の強い想いは様々な形で表出する
全てが良い形ではないのだけれど……
それにしても、頻繁に主人公が切り替わるので最初慣れなくて登場人物がぐちゃぐちゃになってたのは私だけなのでしょうか
昔から複数の軸で話がすすむのは苦手だった気がします
小説っていうか、文章ってイメージですすむからだろうなぁ
同軸でたくさん考えられない単細胞を少し恨みました