紙の本
愛と誇りを忘れた男と女へのメッセージ
2003/05/09 10:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Mr.エム - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性の社会進出が進み、企業内には多くの女性が働いている。だが、周囲を見渡せば、30歳を過ぎた独身女性が何と多いことか。魅力的な女性ばかりなのだが、彼女たちの目にかなう男がいなくなったということなのか。それとも、女性たちの突然変異が始まったのか…。男の染色体はXY、女の染色体はXX、男は女から派生した生き物なのである。子供が遺伝を受けるミトコンドリアは母親のもので、父親のものは消滅する。生物学的にはどうやら男は女の犠牲になるために機能が与えられているようだ。
そんな女性たちが男のどこを見ているかを、著者の岩月氏が体験をまじえて語ってくれる。また、幸福を求めていながら、それを得ることができない女性たちの心理的コンプレックスをも明らかにしている。生命の神秘、男と女の関係は永久普遍、宇宙の法則そのものでもある。現代文明に毒され、行き詰まっている男と女、愛と誇りを忘れた男と女へのメッセージである。
紙の本
多くの女性からもてたいという人よりも,一人の女性を幸せにしたい人のために書かれた本
2003/08/05 11:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:南亭骨怠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は,女性にもてたい男性のために書かれた本ではありません。この本は女性を幸せにしたい男性のために書かれている本です。すでに結婚している男性,彼女がいる男性にこそ読んでほしいと思います。多くの女性に騒がれるのではなく,愛する女性を幸せにできる男になるためにはどうすればいいのかが書かれているのです。
この本に書かれている内容は本当に多岐にわたっています。そして,どれもそれほど難しいことではないのです。今日から始めようと思えば,すぐに実践していけるようなことなのです。人の不幸をよろこばない,愚痴や悪口は言わない,自分に対して言い訳をしない,人に親切にする,そういう簡単なこと(実は難しいことなのですが)ばかりです。
そして,一番大切なのは,誇りと美学を持って生きることなのです。自分の美学がなければ生き方も決められないし,自分に誇りも持てない。自分に誇りが持てなければ平気で不正を働くし,まわりの人を不幸にしていても何も感じない。
『いい男』を見分ける例として,のび太があげられている。のび太はいい男なのでしょうか。p80より…
「のび太くんはあのとおり頼りない男性ですから,しずかちゃんは結婚前夜,迷います。お父さんの部屋に行き,聞くのです。
「お父さん。私の結婚はまちがっていなかったかしら?」と。
するとしずかちゃんのお父さんは答えます。
「いや,君の決断はまちがっていなかったと思うよ。なぜなら,のび太君は,人の幸福を願い,人の不幸を悲しむことができる人間だ。人間にとってそれが一番大切なことだからね」。
要するに,のび太君の給料が20万円でも,200万円とか2000万円の給料を得ているのと同じ価値がある,ということです。」
あしたから年収1000万円で身長180cmになれといわれても無理な話だけれど,明日から,人の幸せを願う人間を目指して行動していくことは可能だと思いませんか。
岩月教授は,女性に向けて『ダメ男』の見分け方やいい恋愛と悪い恋愛の見分け方,そして,いい恋愛をするのを妨げる要因などについて何冊かの本を出しています。それらの本を読んだ女性読者から届いた投書には「結局,いい男がいないのが最大の問題なのではないのでしょうか」と書かれてあったようです。
女性は,岩月教授の言うように『ダメ男』を見分けていけば,結局周りには『ダメ男』しかいないということに気がつくことになるのです。岩月教授は大きなショックを受けて,この本を書くことにしたようです。
内容は,人を幸せに出きる男性の育て方,娘を幸せにする方法など子供を育てる上で参考になることも多く書かれてあります。
何冊か岩月教授の本を読んでいますが,まず一冊読んでみたいという人にはこの本を薦めます。
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男性向け。イイ男とはどういう男かについて、いろいろと書いてある。ただ、イイ男を見分けられる女が少なくなってきたことも覚えておくといい。
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この人の書く本は賛否量論ですが、着眼点という面では勉強になります。この本に限らず、一度は読んでみることをお勧めします。
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女が男に求めているもの、それは「英雄体験」のあるなしだ。・・・少し極論かなと思う部分もありますが、非常に興味深いです。なるほどな、と関心する部分がたくさんありました。この本を読むとなぜ女性がお姫様になりたがり、男性が騎士になりたがるのかよくわかります。アナタが男性ならば決して読んでおいて損のない一冊。きっと女性のアナタを見る目が変わりますよ。
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内容は倫理研究所や自己啓発セミナーのパンフレットと変わらない。著者は自分の厚顔無恥と無責任に気付いていない。この本を読んで心の傷を深める人の居ないよう祈るばかり。
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女性と男性の心理構造の違いを知りたい人にお勧め。しかも、女性から男性に求めるものが何なのか、それはどういう理由があるのか、そういうことが平易に書かれていてよくわかる。
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”智恵と勇気のある男性なら女性に安心とリラックスを与える。人の幸福を願い、人の不幸を悲しむことのできる男性はまちがいなくいい男。”他人に対するちょっとした態度や言葉で、「こんな人だったんだ」と思うことが多い。がっかりしたり、逆に好感度が増したり。男女問わず、他人に対して親切で表裏のない人に惹かれる。
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おもしろい。
親父に薦められた。
結論から言えば、いい人になろうってこと。自分のしたいことをして、人生を本当に楽しもうってこと。自分に正直にってこと。
なんかやらなきゃ!って思うかもしれない。
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頭が悪そうな文章がいやだ。内容もおもしろくないし。ただ、アホな男性がアホな女性をばかにしているのでそこはおもろい。
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奥付:2002/10/20 第3刷
当時の朝日新聞書評を読んで買った。
中盤からの「英雄体験」だのはかなりうさん臭いし、自分の車に当て逃げしていった男や、自分の著書をけなした教授に対する私怨としか思えない記述もあって、他人に勧める気には全くならない。
だが、私には転機となる記述がこの中にはあった。
「子どもが幸せになると不機嫌になる母親」
「それを恐れて自分で幸福を避けてしまう娘(特に長女)」
それまで理由の分からなかった葛藤について、腑に落ちたのがこの記述だった。
結局、アダルトチルドレン理論のパクリだったんだけど、その後ACやBPDに関するきちんとした研究書に進むきっかけとなったので、自分としてはこの本を手にとってよかったなと思う。
「家を出よう、あの人のそばにいては自分は幸福を選べない」、と決意できたのもこの本を読んだからだったと思う。
理論がいい加減で抽象的な言葉でごまかし過ぎなので、売っちゃうけどね。
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[ 内容 ]
「男」と「女」のすれ違いは、日常のさまざまな場面で見受けられる。
女の行動の謎は、男にとっては悩みのタネのひとつでもある。
では、男から見た男像と女から見た男像のズレの最大の原因はなにか?
本書では、この男女の認識のズレを解明し、その上で、男が、智恵と勇気と愛と感謝の気持ちをあわせ持った「いい男」に成長するための「英雄体験」について解説をする。
すべての男性必読の一冊。
[ 目次 ]
序章 赤ちゃんにベロベロバーをしてウケるほうがノーベル賞をとるよりも大事
第1章 なぜ女は男に智恵と勇気を求めるのか
第2章 女は男のどこを見ているか
第3章 「いい女」は英雄体験をした男を好む
第4章 「いい女」に惚れられる男になる方法
第5章 「いい女」にも「いい男」にも受難の時代
終章 いい人生とはどういうものか
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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20101106読了。
著者の根拠のない主観により
男は~であるべき、女は~~であるべき、
などとかかれてある。
~~は宇宙の法則に反するからしてはだめ、などと記述されている箇所には驚いた。
こういうふうに考える人もいるんだ、程度の本。
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文章構成は読みやすいっていうわけではなかったが、女性特有の視点など参考にできる部分はあった。英雄伝説などいろいろ書かれているが、具体的な解決は書かれてはいない。
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宇宙の法則とか、非常に胡散臭いことが書いてあるけれど
内容にはものすごく共感できたし
本質をついている
真の愛
真の幸せ
またしばらくしたら読みたいですね
胡散臭い部分でマイナス星