投稿元:
レビューを見る
大石版「ロリータ」。
う〜〜んう〜〜〜〜ん・・・・今までの作品とは毛色が違いますね。
なんだろう、最後まで男の性格がつかみきれなかったというか。感情移入できなかった。
少女のほうもね。
全体的に性格付けが薄い感じ・・・・・ストーリーも先が見えるし。
今回はちょっと残念でした。
投稿元:
レビューを見る
恋愛とホラーの融合?らしいけど。半分位からエロ全開です。この作品を読んで、実際に犯行に及ぶ人が出るのでは・・・と心配です。あとがきにて、ウラジミール・ナボコフ「ロリータ」に強い影響を受けて書かれたとのこと。その海外小説は、読んでないので不明です。大石氏は、ホラーから官能小説家に転身したのでしょうか?
'08.03.15読書完了
投稿元:
レビューを見る
この作者の作品を初めて手にした。初めは、モデルである少女に心揺れる感じが良かったけど・・途中、話の筋が見えたのと無謀な展開にトーンダウン。ラストは悪い意味で綺麗にまとめたなーと思う。どこがホラーで恋愛だったのか、良く分らなかった。この画家の話し言葉『あぁっ』が、何となく鬱陶しくて嫌だった。
投稿元:
レビューを見る
物語としては
ロリータを髣髴とさせる話ではあるが
その中にも
実は自分の娘だったと衝撃的な部分も。。
投稿元:
レビューを見る
前に読んだ『飼育する男』がおもしろかったので。
ロリコンで近親相姦って言ってしまえばそれまでなんだけど、そのことよりも「僕」の弱さ・身勝手さにイライラした。前半はそうゆうこともあるかもしれないぐらいな気持ちで、(歪んだ)恋愛ものとして読めた。後半は気持ち悪い・モヤモヤする。スッキリしない終わり方で最終的には「僕」が不憫に思えた。なんだろう?憐れみと軽蔑かな?
おもしろかったけどね。男って弱い。
投稿元:
レビューを見る
■0828.
<読破期間>
H20/3/31~H20/4/2
<本の内容>
孤独な画家の「僕」は、モデルの美しい少女と、心を通わせていく。
ある日、画商の提案で、少女のヌードを描くことになる。
その裸体の美しさに衝撃を受けた僕は、辛うじて欲望を抑える。
だが、少女が母親の激しい暴力を受けた夜、二人はついに一線を越えてしまう。
僕は少女との愛欲に溺れながら、絵を描き続ける。
その関係が大きな悲劇を招くとも知らずに…。
投稿元:
レビューを見る
おっさん×自分の娘の話です
後半の主人公がアレになっていく様をもう少し綿密に書いていたらよかったと思う
投稿元:
レビューを見る
誇大広告。帯の煽り文句や裏のあらすじから期待したものよりは、かなり肩透かし気味です。幼い少女と画家の倒錯した愛、というストーリーは好みだったのですが……。
少女と画家の一人称で進むのですが、画家視点での少女の描写があまりにも単調で、同じ語句の繰り返し。余りにもアホっぽいのです。少女は幼いのでアホっぽさも無邪気さに取れて好感が持てますが。(まあ愚か者でなければこんな展開にはならないのでしょうけれど)
でも、この類のお話としては、ドロドロのえげつなーい展開にならなかったので、鬱々としないという点では◎。
投稿元:
レビューを見る
日本版ロリータですかね。
元祖のを読んでないので比較できませんが。
少女と絵描きの中年男性との話なのですが
好きだ嫌いだどうしようみたいなところに 気をとられていたら
意外な展開に「そーくるか!」的な 嬉しさがありました。
終わり方も気に入りました。
( ・_ゝ・)<悲しくも切ない勝手な愛。
投稿元:
レビューを見る
今回は鬼畜度少なめ? ある意味鬼畜といっちゃ鬼畜な内容だし、こういうのに嫌悪感を覚える人にとってはてんでダメだろうけど。妙に叙情的な雰囲気を感じます。
メインのネタは途中からなんとなーく想像がつきました。たしかに許されることではないだろうけど、絶対的な愛だといえばまあそうなのか? ちなみに、理解はするけど共感はしません(苦笑)。
投稿元:
レビューを見る
なんか、微妙に好きみたい、大石圭。
なんだかんだと読んでます。
で、ずーーーっと女性だと思ってました(汗)
画家である主人公は、画商の依頼で少女の絵を描き始める。そして、モデルである少女の魅力にとりつかれていく。
ナバコフの「ロリータ」へのリスペクト的な作品。
でも、とても鮮やかで痛々しい。
結局、一番悪いのは主人公なんだよね。
でも、主人公視点なので(時折り、少女視点にもなるけど)その偽善的な部分や、卑怯な部分が、曖昧模糊になっている。まぁ、この曖昧さ加減が大石圭のテクニックなんだと思う。
大石圭の作品は、常に高いレベルにあると思う。
常に、斬新さがあって、はっとする部分がある。
だから、なんとなく読みたくなる。
ただ「これが今年の<このミス>にはいってなかったら暴動おこすぞ」って思い入れるほどではないんだよね。
ま、あんまり大石圭のタッチで、「涙がとまりませんでした」って感動を押しつけるような作品になっても困るんだけどね。
…「呪怨」買おうかどうか、ずーーーと迷ってる。
大石圭だから間違いはないだろうと思うんだけど、間違いがないゆえに、死にそうなほど怖いかも、って二の足踏んでしまうのだ。あと、表紙がこわすぎ(落涙)
投稿元:
レビューを見る
毎度毎度の大石氏新刊。
最近本当に刊行ペースが早い気がするのは自分だけでしょうか。
……まぁ死ぬほど待たされるよりはいいんですけどね。
あ、今回は結構ネタバレを含んでいますので気になる方はご注意ください。
そしてかなりの毒舌なのでそういった表現が苦手な方もご注意ください。
簡単な粗筋。
孤独な画家である主人公は、「少女の絵を書いてほしい」と頼まれる。
そのモデルとなった11歳の少女に心を奪われ、次第に2人は心を通わせていく。
しばらく経ったある時、その少女のヌード画を依頼され――。
簡潔に言えば、今回はロリコンの話。
しかし「残酷」というよりは「切ない」雰囲気の話でした。
最近こういう感じの話が多い気がします。
人を殺しても何をしても無感情な主人公ではなく、罪悪感に見舞われながらもやめられない犯罪者。
何だろう……全体的に近頃の作品、柔らかくなった…?
こういう話が嫌いなわけではないのだが、どうにも刺激が足りないんですよね。
今回は特に「少女」の方も主人公に気持ちが向いている。
二人が好き合っていれば年の差なんて~とは言うけれど、それとこれとはまた別の話。
どうにも「恋愛」ではない。だからといって「愛情」でもない。
こういった愛の形もあるんだ!といえばそれまでだが、残酷にするならするでハッキリしてほしかったのも事実。
個人的に何がアレって、ラストなんですよ。
(毎度毎度この台詞を吐いている気がしますが)
大石氏はこれまで絶望的なラストが多かったと思うんですよ。
どう転んでもいい明日は見られないような。
盛り上がりに欠けると言われてもそれが好きだったわけで。
でも今回は「絶望的なハッピーエンド」。
何が違う?と問われたら読んでくださいといってしまうのですが、何か納得がいかない。
だってハッピーエンドって……。
(そう捉えるか否かは人によって違うとは思いますが)
とにもかくにも、ちょっと今回は不完全燃焼でした。
これが大石氏の作品!と薦めることはできない。
が、これはこれで好きな人もいるのではとかも思う。
最近よくある、ドロッドロの恋愛小説とか好きな人にはいいかもしれない。笑
これだけ毒吐いても、大石氏が好きだといえるのだから不思議だよなー。
投稿元:
レビューを見る
ホラーじゃないじゃん。
狂気はあってもホラーはないね。
気になったのはまったく正常な男性がこれを読むのと俺の感想が違うのかなということぐらい。
投稿元:
レビューを見る
ホラー要素は最後にチョロっとしかなかった。
画家33歳の11歳の異常な関係の日々が綴られており
後半は扇情的な場面が多くなる。
中盤で二人の関係が明らかになり、事態は急展開して面白かった。
最後は破滅に向かうのだろうか?と思ったがちょっと
個人的に希望通りのエンディングを迎えたのでスッキリした。
投稿元:
レビューを見る
さらーっと、止まる所無く読めてしまう大石節は相変わらず。
本当に、ざくっと読めてしまいます。
文章自体はやはり好みだし、話も考えるものがあったのですが、ホラー作品としては星ふたつ。で、差し引きみっつ。
ウラジミール・ナボコフの「ロリータ」リスペクトだそうです。
何にも興味のないしがない画家が、ある時から11歳の美しい少女をモデルとして絵を描く事になる。
彼女との良い関係を楽しみながらも絵を書いていた日々は、彼女の母親の暴力によって大きく変わる。
そして…
という感じです。
少女に「美」を感じる人には、クる作品かもしれません。
汚く、醜く、狂おしく、美しいです。
あ、少しエロいです。