紙の本
映画よりずっと面白い
2021/05/03 23:30
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投稿者:伊達直人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画は 警部と金田一が 知らない関係だが
原作は 旧知の仲 そして 犯人と思しき面々も
微妙に食い違い 登場人物も 多く
話の筋道が きちんと 理解できる
映画は どうしても 短縮せざるをえないのだろうな
肝心なところは 続きものになっても
そのまま 上映してほしかった
金田一先生が やはり 定住する家が あり
いくばくかの 貯金もある これが 決定的に
ちがっていて おもしろい
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本陣殺人事件とほぼ同時期に読んだ、私の横溝デビュー作品のひとつ。これも怖くて怖くて仕方がなかった。(そんなのばっかり)横溝作品の中でも力作だと思う。なんしか20年かかってますから。
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御大!御大すごい!!と夜中に叫びました。ラストに向かって一気に読みたくなる感じ。皮が剥けるみたいにするするーっと真実が分かっていくのが爽快でしたが、同時にすごく切なかったり。
ラストの金田一耕助の一言が印象的でした。
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前編に比べて失速。横溝正史はやっぱり古い日本を書かなきゃしっくりこない。金田一が60歳って・・・まぁ最後の事件だからいいか。
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既に上巻でのレビューに色々と書いたので割愛します。
しかし、事件終盤の女史との面会が印象的でした。
読んで唸る、ミステリー浪漫の集大成です。
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金田一耕助シリーズ
病院坂での生首事件から20年後の昭和48年、再び動き出した事件。本條写真館の徳兵衛の死から恐喝事件へ。襲撃される息子・直吉。「アグリーパイレーツ」の同窓会で起きた事件。直吉の転落死。滋と弥生の息子・鉄矢にかくされた秘密。金田一耕助最後の事件。
2003年5月16日購入
2003年5月22日読了
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やっとのことで読めた後半!恐ろしい事件から30年後、関係者が再開。タイトルからして奇妙な雰囲気がある。
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上巻で描かれた陰惨な殺人事件から20年後、再び悪意が動き始めるのを止めるため奔走する金田一。
何代にもわたって受け継がれた血の因縁と、それによって引き起こされた数々の悲劇。まさに横溝作品と言えるおどろおどろしい物語でした。
ただ、20年前ほどには陰惨さがなかったのと、幕切れが少しあっけなかった点、そして何より、これが最後の事件というにはあまり華やかさ(事件に華やかも何もありませんが…)がないかな…。
期待していた割に少し地味で残念だったです。
他の短編集とかも今後読んでみようかな。
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病院坂の首縊りの家で起きた生首風鈴事件から二十年。再び惨劇が・・・。
複雑にからまった過去が明らかに・・・。金田一耕助の最後の事件に。
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金田一耕助が唯一不本意な結末で終結した生首風鈴事件から二十年の月日が流れたが、金田一耕助はこの生首風鈴事件の延長線上に事件の兆候を感じ、事件の渦中へ飛び込む。金田一耕助ファイルの最後を飾る作品。
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角川文庫、金田一耕助ファイルシリーズのラスト(だと思われ)。
金田一耕助が手がけた事件では時系列的にもラストみたい。途中作品をすっ飛ばしてるのでところどころ読んでない作品名や、知らない人が出てきたりもしたが。
上下巻になっているだけあって、話が壮大。上巻と下巻の間に二十年経ってるんだ。二十年前の事件の時に大きな役割を果たした男が死んで、また事件が動き出す、と。
ところどころただ家系図を説明するだけになっていたり、省けるんじゃないかと思える箇所があったりしたので、ちょっと冗長だなぁと思ったりもしたが。
事件の中心となった法眼家について詳しく書いてあったのはあれかな、犯人側の動機を読者に納得させるためか。
話が大きすぎて、結局金田一がどこの謎を解いたのかいまいちよく分からん。昭和二十八年の事件は結局何も解いてないわけ? 解く必要がなかったのかな。(一応犯人はわかってたわけだし。)
昭和四十八年の事件の犯人の指摘だってそんなに論理性があるようには見えなかったなぁ。
まあ面白かったし、納得できないわけじゃないからどうでもいいか。
04.10.28
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ついに読み終わっちゃったよー!
あああ…すごい話だった。長編なだけはある素晴らしい充実感。
たくさんの謎が次々に解き明かされる終盤は読むのを止めるのが難しかった。
耕さん…また会いたいなぁ…(´ω`*)
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角川書店の金田一耕介シリーズ完結。
読みきった感動が一番大きい。
小説の中でも金田一耕介の最後の事件という書き方がされていたが、最後の死人は金田一さんのせいでは?
小説の中では、等々力元警部が自責の念にかられていたけど…
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市川崑の映画を観た後に読んだ。やはり上下巻2冊分を2時間にまとめたということで、内容も人物設定も違う部分が多い。映画では写真館の助手(というより金田一耕助の助手的役割)の草刈正雄が、原作ではまったく違うキャラだったことに愕然。映画でにはない淫びでドロドロな横溝ワールドがちゃんとここでは楽しめた。
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金田一探偵はいろいろと映像化されてもいるし、「ジッちゃんの名にかけて・・・」の彼とは旧知の中なので(笑)なじみは少なくないんだけど、やはりもっと早くに出会えればよかった。なにしろ表紙が怖いもので・・・。
さて、この下巻ですが、上から20年以上の月日がたってしまっているという設定。文字通り壮大なミステリーですね。
泣かせる内容だし、人間臭さがまたいい。