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会社には、多かれ少なかれ嫌なヤツがいるもので、仕方がないというか、そういうものだと思うのですが、感性の違いというか、よくもまあそんな考え方になるよなあ、というヤツがいるんですね、世の中には。性格の違いというのではなくて、性質が違うんじゃないかと感じたりしますねえ。関わりがなけりゃあ、いいのですけど、関わる立場になると…ろくなことがありませんね。
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の勢力に侵食され、信用を失った銀行・証券会社が次々に崩壊していく。総会屋対策のポストに異動させられた大手銀行員・竹中に活路はあるのか!? 日本の大銀行の内実を明らかにした迫真のドラマ。
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渉外班という、エリートコースの行員はまず着かないポストにつけられ総会屋対策をすることになった主人公の話。
単純に読み物としても面白いのだが、話にうまいこと金融の実体を説明する文章をはさみ込む高杉良の筆力は圧巻。
バブル後の建て直しで必死な都銀の姿が描かれる。
ノーパンしゃぶしゃぶが何なのかが分かって満足。
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同期のエリートの陰謀かはからいか、
主人公の竹中は総務部“渉外班”通称総会屋担当へと異動させられる。しかし、竹中が担当するのは、普通の総会屋ではなく、特命係長のようなお仕事。
一昔前の株主総会の凄まじさを垣間見ることが出来ます。同時にさらに昔には、総会屋に総会を荒らされないために、一体どれだけの預金が支払われていたのかと思うと、やりきれない思いです。
もちろん、その当時私は口座など持っていませんが。
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主人公のように正義を貫けるようになりたい。知識不足でわからんことがたくさんあったので、多分また読みます。
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2008/10/27
銀行の渉外班.
総会屋との付き合いというダークなお話です.
割烹で飲んでみたい.
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バブル期の日本の銀行がモデル
大蔵省役人への過剰接待、大物総会屋、頭取による銀行の私物化
ノーパンしゃぶしゃぶもMOF担当という銀行員の幹部候補が行っていたものだったんだ。
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(上)(下)とも一気に。
とにかく用語がわからなくて途中で何度も止まる。それでも
知らなかった銀行の内部の事情が見えて読み応えがあった。
実名で登場する人物とそうでない人物の区別がさっぱり…
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バブル崩壊後の金融業界の裏話的な内容。というか、金融に疎い自分にはこれが真の「裏話」なのかすら”?”なのだが、誰もが知っている大手銀行にもこういう裏の顔があるんだろうな、と勝手に納得。
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どろどろ。でも面白い。
バブル期の銀行ってこんなことがあったのか。驚き。
『資産価格変動のメカニズムとその経済効果』の
モラルの荒廃についての考察は面白かった。
確かにバブルは、労働軽視につながるし、人心荒廃も起こる。
そして、杉本とかみんな上昇志向だなあ。
そこまで、心をすり減らしてでも上へいきたいのか。
俺にはあんまり理解できないなあ。
そこまでして権力を握りたいと思わないし。
不思議だなあ。何で、権力というリターンのために、
借金まみれになる可能性というリスクをとるのかなあ。
もちろん、攻めることは重要だけど、俺が重要だと考えるのは、
守るための攻めであって、攻めるための攻めじゃない。
権力欲の赴くままに攻めることをする人間が
相当数いるということに不思議さを感じた。
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初めて読んだときは、面白くて止まらなくなった。銀行の専門用語も多いが、ストーリーがはっきりしていて読みやすい文章なので、女性にもとっつきやすい。その後、2、完結編、続、新など、次々と出たが、つい読んでしまう。いずれも最初のテンションは下がっておらず、また飽きさせないのはさすが。この著者の本は出ると買ってしまう。くせになる。ジャンルはちょっと違うが、私にとってはJ・アーチャーみたいな人だ。
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銀行の歴史を知らない世代なので、歴史を学ぶという意味でも面白かった。もちろん普通に小説としても面白い。とりあえずシリーズ全部読んでみたいと思った。
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銀行が舞台になっています。
三和銀行がモデルになっている”協立銀行”が舞台。
正直、銀行ってところはどんな業務をしているのか知っていそうで、
知らないことが多く”へぇ~”って感じでした。
特に、主人公が色々と銀行の裏側で、スキャンダルを処理するところなどは、
フィクションならではの描写だろうなぁ~
などと読み進めていきました。
ただ、高杉良作品は比較的事実を元に、脚色している部分もあり、
真実味があり、”こういうこともありえるんだ”と感じる部分が多々あり、
参考になりました。
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行内一大勢力で役員手前の佐藤秘書役とその腰巾着で同期でエリートMOF担の杉本の策略に巻き込まれ、ある調査・融資に荷担することになる。
やくざや総会屋との交渉など、銀行会の裏の世界が描かれていて、事実はともかく、おもしろい。
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金融腐蝕列島の全巻を読み終え銀行の内幕が解り面白い
小説だがノンフィクションみたいな気で読み進めるから良い。