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テレビで度々登場するので、著者をご存知の方はかなり多いはずです。
何故か、高校生になってから一番最初に借りたのがこの本でした。
中学生の頃にも著者の本を読んだ事があるのですが、いろいろな意味で怖いですね。
あまりにもリアルすぎて、ホラー小説を読んでいる時よりも怖いと思いましたよ。
でも、著者がこの本に記した事は全て本当の事だし、ドラマやアニメなどで形づけられた『死』とは遠くかけ離れているという事に気づきました。
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法医学者上野氏のおなじみ死体シリーズ。『死体は語る』と論調は変わらず、個別の事案を一話ずつまとめてあるので、へえ〜と思うような話を短い時間に少しずつ読める。通勤のお供にいいかも。でも、ブックカバーはかけるべきかもしれません。
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『死体は語る』『死体は生きている』の作者☆
元東京監察医務院長医学博士、
監察医経験30年、検死した変死体20000。
法医学で何が出来るのか、何のためにあるのか、がとてもよく分かる本。
専門的な話ばかりではなく、小説風に書かれていることもあって
すごく読みやすい&分かりやすかった(o^-^o)
そして、監察医としての在り方をきちんと持ち、
法医学という分野に愛情を持っていることが伝わってきて
読んでいて気持ちが良かった。
(2007.04メモ→2010.04ブクログ)
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「死体は知っている」3
著者 上野正彦
出版 角川文庫
p36より引用
“いや、目を閉じなければ見えないものもあるのかもしれない。”
法医学者である著者による、
死者とその死因にまつわるエピソードを綴った一冊。
著者の豊富な経験を元にした実例と、
まるでノンフィクションの様な短篇が収録されています。
上記の引用は、
魂の重さと題された項の締めの一文。
本当に大切な物は目に見えないとは、
星の王子様の中で使われた一言だったでしょうか?
死を科学的に分析する法医学者であったとしても、
感傷的な考えを持たざるを得ない、
理屈で分かる事の出来ない事が、
まだまだこの世には数多くあるようです。
事実は小説より奇なりを地で行く様なエピソードが多くあるので、
リアルさを追求される方に。
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死体の状態から、どのような状況で死に至ったかを知ることができる。
それによって真相が明らかになる。
「死」と向き合う仕事はすごく怖そうだと思うが、著者は真正面から向き合っている。
死と向き合うことで、亡くなった方を尊重できる。
わかっているけど、怖い。そう思う人が多いんじゃないかと思うだけに、著者はすごいという月並みな感想が出てくる。
なかなか考えさせられる本だった。
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監察医という立場から、事件を追う。
複数のショートストーリーの中で特に気に入ったのは、【黒い砂】
死体の症状から、事件の全容、犯人の心境まで読み抜くのは、ある種の爽快感がある。
私は誉田哲也のストロベリーナイトを始めとした姫川シリーズの國奥先生が好きで、検死に興味を持ちました。
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友達におすすめされた本。グロくて面白いって言われて期待して読んだけどこれは物語じゃなくて解説本だったので残念!残念ながら全く好みではなく説明書を淡々と読んでる感じ。
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監察医としての実体験を元に書かれた本なので、ものすごい説得力と、自分の知らない世界を知る好奇心をくすぐられまくりの一冊。ましまろさんは無知なので、そんな制度があることも知らなかったし、全国にあるわけじゃないことも知らなかったし、知的好奇心満たされまくりでおもしろかった。一番心に残ってるのは高齢者の自殺の要因。周囲に誰もいない孤独ではなく、家族が近くにいる環境で感じる孤独が哀しくて仕方ない。あと二冊上野さんの本を買ったのでゆっくり読みます。
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ゲーテの臨終の言葉を法医学的に検証し、死因追究のためとはいえ葬式を途中で止め、乾いた田んぼでの溺死事件に頭を悩ませ、バラバラ殺人やめった刺し殺人の加害者心理に迫る…。監察医経験三十年、検死した変死体が二万という著者が、声なき死者の声を聞き取り、その人権を護り続けた貴重な記録。