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漢字が、ひとつのキーワードになるホラー。阪神大震災後の神戸を舞台に、多重人格の少女を核としてストーリーが展開。少女に現れた13番目の人格は、「イソラ」と名乗る危険な人格だった・・・。イソラがISOLAである理由が最後に暴かれます。そして、最後は薄気味悪い感じです。
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貴志祐介のデビュー作知識も豊富で、多重人格についての説明も上手く一気にのめり込んでしまった。後半、私の得意ではない(むしろ嫌い)な分野のジャンルになってしまったため、やや興ざめしてしまった。ではあるにせよ、理詰めで展開する構成のお陰で、飽きずに読みきることができた。次の作品を読みたい、そう思わせる作品である。
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ホラー!ミステリー!
一回映画化されました。映像に勝てないところはあるけれど、小説の方がリアルに怖い気がする。
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この本は難しい言葉が色々出てきますね。でも、表現の上手さが現れていて凄くいい作品だなと思います。
ゆっくりゆっくり真相を知っていくという面では凄く素敵だと思います。
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一応分類はほらーなのかしら…でもみすてりじゃないよねぇ?(うーん)実はこの本も某友人様のお勧めで読んだもの。多重人格の話とか意外と好きで、人格毎についてる名前に夫々意味がある。漢字マニア(!)な泉にはこれが物凄くツボだったんですよ。奥が深い!最後がハッピーエンドのようで、でも背筋が寒くなる。凄く上手いなぁーとかゾクゾクしながら感心してました。
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貴志祐介のデビュー作、かな?初読は高校2年くらいの時。その当時、精神分裂とか、そういう系の本をよく読んでいて、一番印象に残った作品。今回読み返してみてもやっぱり面白かった。題材は重いけど、さくさくと読み進めることができるスピード感がある。ちょっと救いがない話になっちゃってるけど、ホラーということを考えるとこの終わり方しかない気もする。
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たぶん学校の図書室の本で真面目に読んだ最初の一冊。こういう特殊設定大好き!エンパスという存在(?)も初めて知ったし。ある意味勉強できた一冊。終わり方が「うそ!?」な感じで鳥肌たったけど。多分読んでみて損は無い・・・かも。
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賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。(amazonより抜粋)
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結構怖かったけど、まぁ昔にマンガで呼んだことあったのでそんなに怖がらずに済んだかな、といったところです。
ISOLAは切ないのかよく分からない話ですが、震災の記憶が鮮明に残された小説なので結構価値はあるかと。
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心の奥底に潜む13の人格。
そして13番目の驚愕の人格イソラ・・・。
ジャンル:ホラー
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映画にもなった貴志祐介氏の代表作ですが、個人的には他の作品ほど惹かれるものはありませんでした。貴志ホラーに存在する恐怖をわたしは、「日常に暴力的に割り込んでくる理不尽な恐怖」として怖れているのですが、エンパスという特殊能力を持った主人公がこのシチュエーションからわたしを若干遠ざけたのかなぁと感じます。さらに、この作品における恐怖の『正体』に触れるためのキィワード「多重人格」も、少し壁の向こうにこの作品を押しやってしまった感があります。しかし、おもしろいかつまらないか、と問われればやはり面白いです、はい。作品後半の緊張感は、やはり気持ちのいいものがありました。
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賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。※この人の本はやっぱり途中で飽きずに読める。黒い家ほど恐くなかったし。でもちょっと現実離れしてたかなぁ。
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ホラーを読むのってこれが初めてだったかもしれないです。映像で観るのとはまた違ってぞくぞくしておもしろかった。 最後も衝撃的でした。
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初めて文で恐怖を感じた本。
人格の名前を漢字に関連づけてるところ
が興味深かったです。
最後が一番ぞくっとさせられました。
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[ memo ]人の感情を読み取ることができる”エンパス”賀茂由香里。多重人格障害の少女・森谷千尋の十三番目の人格「ISOLA」。