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投稿者:チカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
“太宰治”といえば暗い作風ですが この本の中にある「待つ」は一風変わっており、女性の恋心を事細かに描いてあります
今まで太宰治の『斜陽』『人間失格』等を読んで来られた方には 新しい太宰治かもしれません
今までちょっと太宰の作品は 気分が滅入るので敬遠していた私ですが この「待つ」はちょっと違います
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投稿者:ポンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おそらく女性を書かせたら、太宰の右に出るものはいないだろう。それは、元来から女々しかった太宰ならではのことだったのかもしれない。間違いなく傑作。普通の女流作家が書く女性よりも真実味があり、迫ってくるような迫力がある。
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太宰氏ったら、男のくせになんでこんなに女心が良くわかるんだろう。出てくる女性一人一人の中に、自分の影を見つけてしまう。
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こんなに女の子の気持ちがよくわかるなんて、そりゃあさぞかし大宰先生は女の人にモテたことでしょう、と思います。
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一人称で書かれた作品が集まっています。です。
特に「きりぎりす」は、最後のページが心に残ります。
そして、「待つ」は、、、時が経つほどに自分の中で何度も考えさせられています。
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太宰治は個人的にあまり惹かれるものがないのですが、この女生徒という作品は別です。
とにかく女性の気持ちがとてもよく描かれていて、どうして男性なのにここまで女性の気持ちがわかるのか、ただ驚いたのを覚えています。
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だから太宰は女にモテるのです。
読めばわかる太宰がなぜモテるか?顔だけじゃないのです。
女を知るということは、=モテ道なのですよ。すばらしいです。
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女性の独白体形式作品の短編集。悩ましい女性達ばかりでありなぜ太宰治がここまで女性の思いを書くことができたかは謎である。あまりにも悩ましい女性達ばかりで一度は読むのを止めようかと思ったが途中からその極端さに興味が出てきた。
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中学校のときは何も感じなかったものでも、ハタチを超えて読んでみると
考え深く、涙が出てきます。
短編なので読みやすくおススメ☆
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恐れ多くも暴露しますと、あたくし、この作品の描写にかなり影響を受けております。
…あ、才能は別よ、才能は(大汗)
時代背景のギャップは否めませんが、オンナノコの感性がリアル!
初めて読んだときの妙なドギマギ感を、今でも覚えています。
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完全に女の子ですねぇ〜。
なんでこんな気持ちがわかるんだろう…。
純情可憐で、たまにしたたかな女の子の一日が描かれています。
一番最後に、どこかに居るはずの王子様に向かって、心の中で語りかける場面があるんですが、
一日の終わりにそんな事考えてる女の子が愛しくてなりません!!
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太宰先生の書く女の人の姿がすごく共感出来る。そうだよ、女ってそういうものなんだよ!!
若いモンは、男も女も絶対読めッ!!
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「おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか? もう、ふたたびお目にかかりません。」
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前に「津軽」を読んで、「私に太宰はあわないかも・・・」と思ったけど、これはなかなかグーだった。
むしろ大いにグーだった。もしかして結構、私は太宰作品が好きかもしれない。
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太宰の読者の女の人の日記にヒントを得て作ったらしい。その日記そのまんまじゃないかって言う人と、太宰なりの作品に作り変えているって言う人とがいるみたいだけど、その前にそういう発想がすごい。主人公の思想に心当たりがいっぱいあって、エッセイみたいで楽しく読みました。やっぱり太宰は抜群です。