サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

チェリーブラッサム みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー45件

みんなの評価3.5

評価内訳

44 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

いくつもの淡い恋が瞬いている。

2003/08/04 22:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 父親と花乃と実乃。母を亡くしてようやく立ち直ったと思えば、突然父親が会社を辞めて、便利屋になるという。なんて突拍子もない父親なのだろう…と最初は思ったが、読んでいくうちにそんな思いは吹き飛んだ。

 実乃はよく、お寺に行く。永春さんに会いに。袈裟で原付に跨る住職。思い浮かべると結構ミスマッチかもしれない。私はこのお寺を、母の実家の近所にあるお寺で想像して読んだ。「駆け込み寺」という言葉通りだろう。実乃の安息の場。

 ハズムの家の盲導犬、ラブリー(可愛い名前!)探しを要に物語は巡る。あちらこちらに恋の欠片が散っているのが微笑ましい。ラブリーの行方については、想像困難を極めていた。誰もが疑わしく思えた。ページが進むのが速かったのはそのせいだろうか。

 豹助の慌しくて純粋で家族想いの性格も良いが、個人的には音比古のキャラも捨て難いと思う。花乃を恋慕し、その挙句実乃とハズムに利用される。生意気でぶっきらぼうだが、その点を考慮すれば憎めない。密かに応援したりなんかして…。

 総合的に言えば、気楽に読める一冊だろう。花乃と実乃の姉妹ならではの摩擦。軽快さの中にちょこんと存在する心情模様。いくつも点在する淡い恋。結末は思ったよりさらりと軽かった。文緒さんの小説には大概、ピンポン玉大くらいの哀しみが在る。重た過ぎず軽過ぎず、適度な悲愴を感じる事が多いが本書は全体的に明るく、構える事なく気持ち良く読了できるだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/09 12:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/02/04 21:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/11/25 01:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/02/08 15:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/28 23:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/09 21:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/10/19 22:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/24 18:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/01 22:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/01/07 10:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/02/23 17:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/03/08 00:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/12 12:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/05 23:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

44 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。