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皮肉な結末が待っているサスペンス短編集。初期の作品ですが、私はこういうテイストの作品の方が好きだなあ。
お気に入りは「悪いのは誰?」。タイトルの指すとおり、本当に悪いのは誰なのでしょう。そしてこの先いったいどうなってしまうのか。後味は良くないのだけれど、案外あの人は幸せになっちゃったりして?と思わせぶりな部分も良いです。
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再読。6編を収録。
窓辺の蛾 / 悪者は誰? / 追いつめられて / 泣かない女 / 隣りの女 / 予告された罠
相変わらず、正直者が馬鹿を見たり、策を労したことが逆効果になったり。
小気味好い話が多かった。
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推理短編小説6話
窓辺の蛾
悪者は誰?
追いつめられて
泣かない女
隣りの女
予告された罠
あとがき
予告のようなところで終わっているものもある。
主人公の意図をしっかり記述している。
恐いといえば恐いし,話だからといえば話だし。
日常生活の一部に現れる殺意のようなものを表現することもある。
小池真理子の推理小説はいける感じがする。