投稿元:
レビューを見る
薄かったので、さらっと読めました。が、ちょっと物足りなかったかな。でも、人間の描写が素晴らしく、ぐいぐい引き込まれてしまいました。始まりは、昔の恋人が、夫を探して欲しいと依頼してきたこと…。主人公と同じように昔の恋人になんか頼むか? と思いながら読んでしまいました(笑)このお話の主人公の桜庭も、鉱石シリーズの主人公の葉山と同じく押しが弱いタイプのようです。シリーズになっているようなので、これからの展開に期待です。
2003/02/05
投稿元:
レビューを見る
さすが400円本!!五條氏の本とは思えない位短かった。単行本ならまだ10分の1も読んでないだろうなと思う頃にもう半分読めてた。短編集の中の1個を文庫本にしてみました、みたいな感じ。出てくる男が少ないせいか、いつになく女性率が高かったような気がします。(20051016)
投稿元:
レビューを見る
とりあえず最初に読んだ五條瑛。
『不夜城』を始めとして、北朝鮮やら香港やら中国やらが《悪役》として闊歩し始めた頃だと思う。
そのテのものを続けさまに読んだので、正直何がどうだったやら。
投稿元:
レビューを見る
読み切るのに30分もかからなくてびっくり(笑
探偵家業をしている主人公のところに、昔の彼女が依頼をしてきて……っていうお話。
成美があんまり必死だったもんだから、何かウラがあるのかと思ったけれど、このページ数なら不可能ですねそうですね……
キリエちゃんがすごくイイ!人気があるのも分かる、というか、五條さんキリエちゃんの描写やりすぎです(笑
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに再読したらえらく面白かったです。
実は以前読んだときにはそこまで心惹かれなかったのですが、主人公と彼を取り巻く人物たちの造形が非常に魅力的だと感じました。
あとやっぱり五條先生が一人称の話を書くのは珍しいですよね!
何だか新鮮でした。
投稿元:
レビューを見る
普通の作家なら中編ぐらいの長さだけど、五條氏からすれば短編みたいなもの。
そのせいか伝統的なハードボイルドスタイルを採っているものの、彼女のファンである私には物足りない。
でもまあこの作品がその後の「蝶狩り」につながると思えば、シリーズのインロトとしては許せるかな。
投稿元:
レビューを見る
他人の人生に口は出さない。自分の人生にも口を出させない。あなたには私の人生を引き受ける覚悟はない。
身につまされる台詞でした・・・・
投稿元:
レビューを見る
キャラが魅力的な小説。短さと規模感がいい。ネオハードボイルドらしい。なんだそれ。五條作品初心者におすすめ!
投稿元:
レビューを見る
祥伝社文庫創刊15周年記念の特別書下ろし作品で、中編のハードボイルドです。
生臭い死体はなしでして、人探し物語です。
ハードボイルドに欠かせないのが、もちろん探偵の主人公。
精神的にタフでいて、それでいて情にもろく優しく、口数が少なめ。
でも、それ以上に欠かせないのが脇役たちなんですね~。
その点、本書もいい脇役たちが登場します。
それと、会話の面白さも重要。時には笑いもなきゃね~。
本書には私が好きになるハードボイルドの要点をクリアしています。
残念なのは中編だっていうことかなぁ~。
これって・・・長編にした続編がないのかしらん。楽しみだわぁ。
投稿元:
レビューを見る
先に続編の方を読んでしまったが、問題なし。
事件を解決することより、主人公の身の上話(?)に重きを置いているような感じ。
投稿元:
レビューを見る
五條さんのハードボイルド…!!と一人ときめきながら読了。
二人の関係がいい感じ。会話がいかにもハードボイルドって感じがしてかっこいい。
短いし、正直あんまり期待しないで読んだけど予想よりもかなり面白かった。
それにしても、王子様のキスが必要か?のシーンがたいそうツボでした。
投稿元:
レビューを見る
ミステリ気味の謎解きのあるハードボイルド作品。
昔付き合っていた成美に突然呼び出された。「夫を探して」失踪から5ヶ月、すでにほとんどの調査は終わっており、キャバクラの女と駆け落ちしたようだが…。
うーん、薄い。本自体も薄いのであろう。電子書籍の初期に安売りで買っていたもので、厚さがわからずに買ったものの、本にしたら100ページちょっとくらいではないかと思う。
あらすじに書いたとおり、ほとんどの調査は終わっているうえ、さほど登場人物も増えない。それらのキャラクターはつけられているが、職業以上の情報も、探偵事務所の所長以外はほとんど増えない。
結局の所、解決も薄ーく終わるので、印象も薄い。再読しても読んだことすら忘れてそうな気がする。
投稿元:
レビューを見る
前にも読んだことがあるけれど「蝶狩り」から戻って読んでみた。
1時間ぐらいで気軽に読める。でも気軽に読めるぐらいの内容でもある。
「蝶狩り」も経て、もうちょっと主人公周りの背景を知りたい気持ちになる。