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紙の本

父のハナシを聴け

2006/04/26 18:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:松井高志 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 たしか中公文庫から復刊された「学生野球の父」飛田穂洲の「熱球三十年」。日本の野球が外来スポーツから日本独特の競技に変容するについて、この人物の影響を無視することはできない。早稲田野球の精神的・技術的先導者で、アマチュアリズムの象徴的存在である。
 この本には、大正時代の早稲田の名選手が大勢出てくるが、プロ野球のなかった頃のこととて、今となっては彼らの名前を記憶している人は多くないだろう。忘れられかけた野球史にスポットを当てるという意味では、復刊にも意味があるだろうと思うが、なにせ六大学リーグもなかった(まだ五大学時代)頃の話ばかり、いかんせん神話か伝説を読むようでスポーツの本をひもとくときの血湧き肉躍るものがない……。ただし、早稲田野球部を陰で支えた無名の人々の逸話は面白いし、貧しい中監督を引き受けて偏見と闘ってチームを強くした飛田の回想は読ませる。
 ラグビーの大西鐵之祐もそうだけど、早稲田人の文章によくある自己耽溺的なところ(読む方の心理なんぞはまるでお構いなし)もなんだかちょっとマイナス点ではある。偉人の本についてこういう事書くと怒られちゃうんだろうけど。

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