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この人の話は全体的に温かみがあって好きです。
この本に収録されているのはどれも面白いんですが、とくに「となりの花園」がお勧め。
主人公の夫婦をはじめ、お隣さんら登場人物がみんな個性豊かだし、また短編集なのに続きものになっているのが面白かったです。
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重松清作品は、女性らしいやわらかい文章で読みやすいから好きだ。
『リビング』は初めて読んだ彼の短編集である。
学校の図書館にある彼の著作は読み終えてしまったので、地元の市立図書館で検索をかけ、今回はこの本を選んだ。
嫌いになった訳ではないが「ずっとこのまま」なのが嫌だ、という理由で離婚を切り出す妻の話に共感を覚えた。
しかし私は彼の小説に関しては、こういった短編より長編の方が好きだ。
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様々な形態の家族の日常やイベントを
書き出した短編集。
若干離婚ネタが多いのは気になるが。
作中の登場人物の言葉で表現しづらい感情を
上手く言葉で表現できているのがすごい。
「ミナナミナナヤミ」は自分の中で秀逸。
気になった台詞が多くて
どれを引用しようかなかなか悩む。
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重松清!!
って感じの短編集。
主婦でも人妻でもないのに、そういった立場の女性主人公のリアルな話を書ける人です。すげー。
そして、人妻でも主婦でもないのに「ああ、わかるわかる」と思わされてしまう!
ちくしょーすげーよー。
本当に短いのでサラサラと読めます。
重松さんの長編も好きですが、短編の程よいサラサラ感が好きです。好ましい。
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これも仕事一筋バリバリ女性が出てくる話だったので、あまり楽しく読めず。お隣が苦手な感じの人だと嫌だなぁ~。
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2010/7/28 読了(2010-045)
ぼくたち夫婦は引っ越し運が悪い。今回の新居は完璧、だったはずなのに…ディンクスの夫婦は互いにぶつかりながら、隣家とまじわりながら、共に生きることを確かめあっていく。四季折々に紡がれた連作短篇『となりの花園』を縦糸に、いとおしい毎日のくらしを横糸に、カラフルに織りあげた12の物語集。
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夫婦が過ごす春夏秋冬。
なかなか自分達の思い通りにならないのがいい。
「千代に八千代に」は最後、ちょっと泣いちゃう。。。
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「流星ワゴン」で知った著者、重松 清さんの短編集。
こういう”なんでもないような”感じが好き。
ほのぼのとしたおかしさとの中に哀愁が見え隠れして、1日1篇、楽しんで読みました。
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重松氏初めての短編集だとか。
連作もありで相変わらずの安定したテイストで。
重松氏の家族ものって、何が心地よいんでしょうね。
説教くさくないから??こうあるべきなんてこと書いてないし。
超不孝でもないし、といって超幸せでもない。
ほんとに日常にズームし続けているから、心地よいのかな。
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「ミナナミナナヤミ」「一泊ふつつか」が気にいりました。
夫婦の話が多いので、独身の私にとってはそういうもんかなぁと
いうものを多いのですが、とりあえず面白かったです。
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「婦人公論」に連載されていた12編の短編集です。
なので読者の女性を意識した作品になっています。
テーマは家族。
少し切ない物語が多く見られます。
決してハッピーエンドではないけれど、すこしがんばってみようと思ったところで終わります。
重松氏らしい作品ばかりです。
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ハズレのない重松作品。本作も色々な苦労や悩みを抱えながらも、明日に向かって歩く人たちの姿に心が温かくなりました。親の立場、子供の立場、夫の立場、妻の立場・・・各々が役割を果たすのが「家族」であり、その舞台が「リビング」かな。
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家族って いろいろな風景があるのだなぁ。
こいのぼりの風景とか
分家とか本家とか
花園みたいな庭とか
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短編集。子供がいる家庭と夫婦だけの生活の微妙な違いや親と、子供が親になったら感じる事になった親の気持ちが丁寧に書かれていると思った。
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12の短編集。
こころがほっこりするような。ホッと一息つける作品
夫婦。家族。
忙しい毎日の中で置き去りにしてしまいがちな日常のいとしさに気づかせてくれる、そんなあたたかさがありました。
私にとってとても大切な作品になりました。