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重松清は本当に上手い。 みんなが言う事だけど、読むたび思いは強くなる。様々な家族を描く短編集。 「激しく感動!」というのとは違って、「静かな余韻」を愉しむ感じの一冊。登場人物の想いが溢れ出てくる感じ。 お気に入りの一遍は、「息子白書」。
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【あらすじ】
ぼくたち夫婦は引っ越し運が悪い。今回の新居は完璧、だったはずなのに…ディンクスの夫婦は互いにぶつかりながら、隣家とまじわりながら、共に生きることを確かめあっていく。四季折々に紡がれた連作短篇『となりの花園』を縦糸に、いとおしい毎日のくらしを横糸に、カラフルに織りあげた12の物語集。
【感想】
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かるーく読める。お昼休みにちょうどいい感じ。子供のいない家庭がメインなのは重松さんにしては珍しいかも。忙しい毎日を全力疾走で生きているという手応えをしっかりと感じているクジラちゃんが素敵。
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家族ものの短編集にほっこり。
探偵の話は、職業倫理的にはメチャクチャですが、主人公が少年に向かって、父親に成り代わって話す内容が親の気持ちをよく表している。
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人や人の気持ちが出会い、すれ違うことで生まれる喜びや悲しみやちょっとした間違い、そして手遅れにならないような気遣いをすることが詰まった短編集だと思います。
〝いらかの波〟と〝分家レボリューション〟が好きです。思いきり 涙 にならずにほどよい感動がいいです。(ちょっと奥田英朗さんの家日和ぽいです)
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いつものごとくテーマは離婚や親子問題など重めだけど、婦人誌に連載していた事もあってか、重くなりすぎないさらっとした読後感が心地よいです。身につまされたのは「分家レボリューション」。
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いくつかの「家族」を描いた短編集。「家族」に起こる出来事に登場人物たちが心を時に大きく、時に小さく動かしていく様子が、とても腑におちる一冊でした。
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重松さんのは初読みです。
家族ものでも重くなりすぎず、さらっと読めてかなり好みでした。
となりの花園、ミナナミナナヤミが好きです。
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何でもない日常に転がっている感動をうまく掬い上げている。劇的な場面はないが、何気ない言葉に思いやりと優しさがある。「となりの花園―春」。「いらかの波」。こみ上げてくるものがあった。「千代に八千代に」で急失速はしたが、全体としては良いものが多く、楽しませてもらった。
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となりの花園 春/いらかの波/千代に八千代に/ミナナミナナヤミ/となりの花園 夏/一泊ふつつか/分家レボリューション/となりの花園 秋/YAZAWA/息子白書/となりの花園 冬/モッちん最後の一日
あんな家族こんな家族、あんな人こんな人。いろいろあって楽しいし、いろいろあってちょっぴり哀しい。日常にもドラマがあるんだね
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重松清の家族ものがすき。今回もすごく素敵な短編集でした。
家族になったって色んな悩みがあって家族がいるから優しい気持ちになれる。毎日のくらしが愛しくなる、そんな一冊。
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子ども叱るな、来た道だ
年寄りいびるな、行く道だ
重松さんはいつも僕らに「家族とは何か」を再考させる機会を与えてくれる。
僕は家族は、「当たり前であって、でも当たり前でないもの」だと思ってる。
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色々なパートナーの物語
近くにいるけど
すべてを知っていると思っているけど
実はなにも知らなくて理解などしてなくて
同じ空間で同じ体験をしている人たちもの中にも色々な人がいて
幸せだったり
不幸だったり
楽しく感じる人がいたり
退屈に感じる人がいたり
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-254.htmlより
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モッちん最後の一日は割と良かったけど、なんか文章が昔のドラマちっくというか……。学生ものの話の方がいいと思うこの人。あと太田さんの奥さん嫌い。
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引っ越した先のお隣との関係が、子供のいない夫婦の関係にもいろいろな影響を及ぼす・・・。おしゃれな家具、シンプルな部屋、流れる曲はハイセンスなジャズだったり。でも少しずつ亀裂(決定的なものでもないし、不安を煽るものでもないけど)がはいり、果たして自分たちがこれまでよいと思ってきたことは二人の絆を本当の意味で結んできたのだろうか。見せかけではなく、きっと家族なんて問題にぶつかり、きれいごとではすまない。時には隣人さえ巻き込んでトラブルはおきるもの。自分たちだけの価値観を絶対と思わないことかな・・。
お隣さんの話はどこにでもある家族の問題だけど、父親は父親なりにきちんと息子と向き合おうとしているように思ったし、母親は逆にかばうんだよね。絶対にうちの子は異常ではないって信じ込む。暴力を振るわれても、なにがあっても盲目。