紙の本
行ってみたい
2020/02/06 12:30
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな理容室があれば行ってみたい。
自分がどんな風に変わるのか楽しみ。
でも、先入観がないままおまかせだからいいんだよね。
最後のお話が良かったかな。
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うーん…。
シチュエーションとか、理容室の店主の素性が明らかにされないとことか、部分部分面白いんだけど、
気づいたらさせられてた髪型と、そのことによってその後に起こったことが、うまくリンクしていないというか、そこに必然性がないというか…。
最後の「花の巻」が、よかったので星二つ半。
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とある理容室の女主人に髪を切ってもらったことで、
性格・周りの反応・それに人生まで?変わってしまう短編集。
理容室の女主人は主人公ではないけど、
その存在感や、なんだか湧く親近感からして、影の主人公。
爽快感もあるし、短編ひとつひとつも面白いです!
短編より長編が好きだなあと思っていたけど、
初めて読んだ山本甲士という人の短編集は、
面白くていいなあと思いました!
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欲を言えば短編連作だともっと
好みだったかも...。ですが、なかなか
不思議な大人向けのファンタジーのような
少し勇気をくれる作品。
各ストーリーに登場する主人公達の
ダメさ加減は日常生活に於いてみんなが
抱えているジレンマややり切れなさだったり、
諦めだったり...でもその変えたい自分や
裏に潜む自分を表に出すには勇気と、少しの
キッカケがあれば...と思わせてくれるのだ。
そのキッカケをくれる本作の理容院の女性店主は
ほんの少ししか今作には登場しないってのも、
ミステリアスで作品にいい効果をもたらしています。
なんとなくブラックじゃない藤子不二雄F的な雰囲気
のする作品っぽい...かな。
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謎の床屋に行ったばっかりに、
人生が90度から180度変わっちゃった人達のお話。
でも、床屋さんは1ページも出てこないって
ちょっと変わってるかも。
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髪形を変えれば性格も変わる
なれないと思っていた自分になれる
ほんのちょっと背中を押すだけで
人は変わることができるのかもしれないな
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離婚した女性がひとりで営む理容店でふと髪を切ろうと思い立った人たち6人の短編集。それぞれのエピソードは独立していて共通して登場するのはその理容店だけですが理容店も女主人も役割はいたってシンプルでただ散髪するだけ。ところがこの女性マッサージがうまく、ついウトウトしてるところに「お任せでいいですか?」という具合に確認して、本人が度肝を抜かれる髪型にしてしまい「すごくお似合いです」と。するとその人たちの内面や性格までが変わって、、、という同じパターンをなぞるのがわかっていてもなかなか面白く飽きずに読了。ブラックジャーナリズムの巻と孫と祖父の話が良かったです。確かに髪は長い方がコンサバ傾向に、短い方が独立的になるし太っている方がおおらかに、痩せていると神経質になる気がします。たまに太っているのにカリカリしてばかりの人が居るとびっくりします。
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理髪店での散髪をきっかけに変わっていく人々の話。
自分で変わりたいと思っていても、
限界はあるし、大胆にできちゃうひとってそうはいない。
そんななかで、決して望まれた変化ではなかったけれど、きっかけを与えてくれるこの理髪店の存在がとっても魅力的だった。
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ふと見つけた床屋に入って、マッサージの気持ち良さに眠ってしまい、起きたときに二の句が継げない程に髪型がかえられていて、その髪型の影響か、性格や生き方にも変化が訪れる。
この基本パターンによる短篇集。
おおよそよいと思われる方向の変化だから、読了感はこぎみいい。 感動物語とはちょっと違うかもしれないけど。
タイトルが物語とちょっと結び付かない。解説には説明されているンだけど。
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髪型ひとつ、眉ひとつで人は変われる。
自分はこんな性格だからとか、こんなキャラだからなんてのはただの思い込みに過ぎない。人はいつでも変われる。
ひねりはないけど短編どのお話も気持ちの晴れる感じ。
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髪型を変えることで、変わっていく人達。皆、生活がどんどん変化していくので髪型一つで変わるのを少し羨ましく感じた。
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とにかく着想でユニークであり、他の作家にはない独特な面白さがあると思う。
何気ない日常のトラブルをかなり毒を交えてやや大げさに描くのが筆者の真骨頂だと思うのだが、本書ではそのような部分を残しながらも、ネガティヴからポジティブへと人間の生き方が劇的に変化する様をリアルに描いていて面白い。
筆者の作品の中でもかなりの傑作に位置すると思うのだが、少し奇麗すぎて星ひとつ減らした。
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理容店の女主人がもっと主人公(客)と会話をするシーンがあると思っていたが、会話どころか、理容店自体が出てくるのもごくわずか。
しかし、女主人のかわいらしい、明るい雰囲気が、この本の中でキラリと光る。
ある1つの話では、髪型に加えて、孫がプレゼントしてくれた作務衣を着たことによる外見の変化が、祖父の内面の変化までをもたらし、奇跡を起こす素敵な物語となっている。
出来過ぎた話に感じるが、案外そんなことはないと私は思う。
お化粧のノリがよく、新しい洋服を着て、天気のいい日に出かけると、ウキウキして1つ手前の駅で下りて歩いたり、友達とご飯に行きたくなる。家に帰ったら、いつものご飯じゃなくて、ちょっと工夫したものを作りたくなる。
イメチェンをしてクールな髪型にしたら、着る洋服もシンプルでクールになり、仕事中も気が引き締まって捗る。マナーの悪い人がいたら、睨んでやったり注意したくなる。
外見というものは内面や行動、振る舞いにも大きく影響するのだ。
これを読んだ後、私は早速美容院に行って、初めて細いロッドを使ったクリクリパーマをかけてみた。
夏に向けて元気で楽しい雰囲気になるように♪
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ぱっとしない主人公が、理髪店で思いもよらない髪型にしてもらった(なっちゃった?)ことから、意識も変わり前より少し素敵な人生を歩み始めると言う短編6編。
今自分が嫌な状況に置かれていても、自分次第でよくも悪くも出きるよなと思える。
辛い仕事をしている人が多く登場するせいか、サラリーマンという仕事がネガティブに語られ過ぎている感が、「そんなにサラリーマン大変かな」と同じサラリーマンとしては苦笑い。
髪型を変えてから、気分が変わったり、何かが吹っ切れたり、雰囲気が自覚するくらい変わったり。そこから内面も変化し、回りの人たちも変えたり、影響与えたりのギャップ、変化が面白い。
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とある女店主の散髪屋に行くと、皆生まれ変わったようにパワーをもらえる。
人生、捉え方次第、気の持ちようなんだなと思える。前向きになるきっかけはこんなことから。
決して空想ではなく身近に感じる。