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大学時代から今まで、ここまで没頭して読んだ本はないと思う。
著者、内田樹さんは現在かなり人気の方。
この本を読んで以来、内田さんの本は何冊か読んだけど
この本が一番好き。
この本を好きといえるわたしは、さすがは外国語学部卒なんだなと今になって感じる。
これからも何度もなんども読み返して、自分のものにしていきたい考え方がたくさんつまっています。
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フーコー、バルト、ラカン、レヴィ=ストロースと聞いて、難しそうと尻ごみするのは無用。本書を一読すれば「そうかそうか」の連続です
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一度読んだのだけど・・・
フロイトの著書にマルクスが出てきて、
ユングの著書にニーチェが出てきて、、
なんて範囲は広いんだっ!!ってある種のショックを受けて
ふと思い出だして再読。
サルトルもカミュもマルクスもヘーゲルもフロイトも
ニーチェもソシュールもフーコーもバルトもレヴィ・ストロースも
ラカンも
みんな何かしら共通しててつながってきているんだなって思ったら、すごいのはフロイトだけじゃないって思ったよ(笑)
いろんな人のことをかいつまむのにおすすめです☆
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初心者なので、メモしながら読んだ。「自分」や「社会」について、これからはもう少し深い観察ができるようになりそう。
【あらすじ】人間はなぜそのように考え行動するのか。「構造主義の四銃士」を中心に、先人たちの知の営みを紐解く入門書。
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構造主義とは何なのかについて、わかりやすい文章とたとえ話で書かれている。著者の言うとおり、専門家からしたら間違っている解釈もあるかもしれないが、フーコーやレヴィ・ストロースといった先人の著作を読むとっかかりには最適なのではないだろうか。
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ちょっとずつ読んでたら間延びしてしまって感動が少ない・・・。
やっぱあたいは短期集中型だ・・・。
フーコーは、クィア理論(だったかな・・・)の本を読んだことがあったんですが、
あと、サルトルか
それが、「この哲学者はこの位置」という大枠が記されていた。
ただ、もう初めの方の記憶が曖昧なので、困った。その大枠の位置関係が分からない・・・。
読み返しても新しい納得が生まれて、きっとためになるんですが、
現状態での確かな感想は、
「フーコーを読もう。」
です。
あー、得られるものが多い本なはずなのに、なんだこのあんぽんたんな感想は!!
読み返したらまた書こう。しかしいつになることやら。
まだ樹さんの本で読み終わってない本があるからそうとう後だな。
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構造主義とは、「私たちは常にある時代、ある地域、ある集団に属しており、その条件が私たちのものの見方、感じ方、考え方を基本的なところで決定している」「私たちは自分では判断や行動の「自律的な主体」であると信じているけれども、実は、その自由や自律性はかなり限定的なものある」という考え方。
謙虚な感じで好きだな。
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■概要
ついにビジネス書以外に手をつけてしまいました…すみません。。
おすすめなので、ご容赦ください。
ソシュール、フロイト、ニーチェ、フーコー、バルト、ラカン、レヴィ=ストロース。。
文学部出身者としては「知ってるよー」みたいな顔がしたいんだけれども
歯が立たない思想家の主張をわかりやすく噛み砕いてくれている本。
■仕事に活かせる点
仕事に限らず、人や世間と向かい合うときのスタンス、価値観に
影響を及ぼす本だと思います。
国王二体論:自然的身体と政治的身体を有している
フーコーによれば、大逆罪とは王の政治的身体を侵そうとした行為
だからこそ刑罰は罪人の政治的身体を標的とする・・・
というのは、残忍すぎる拷問の根拠として納得。
「体育座り」っは日本の戦後教育が行ったもっとも陰湿で残忍な「身体の政治技術」の行使の実例
というのも、納得。。
(さわ)
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確かに最初の20ページとかそんなもんで「構造主義」の骨組みの基本的なところが分かった気になる。
ただ,2章以降は一気に読まないと辛いかも。
前後を忘れちゃうと,どういう経緯で構造主義が生まれたのかっていうのが,頭の中で繋がりにくい。
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「構造主義を理解する」=「構造主義者と呼ばれる人の理論を知る」ことなのでしょうか?
『レヴィ=ストロースは要するに「みんな仲良くしようね」と言っており、バルトは「ことばづかいで人は決まる」と言っており、ラカンは「大人になれよ」と言っており、フーコーは「私はバカが嫌いだ」と言っているのでした。』(p.200)
極めて簡潔な表現を最後の最後で書いてありましたが、それぞれの構造主義者の言いたかったことが解れば、構造主義とは何かも解るかというと、そうじゃないでしょう。個々の構造主義者の主張はそれなりに説明されているものと思いますが、この本では「構造主義」について知ることはできません。
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●100704
非常に面白かった。
「構造主義」という言葉だけを聞くと、難しそうで構えてしまうけれど、
要は「人それぞれ立場が違えば、物事の見え方も違うし、常識だって変わってくるよね」という考え方のことなんですね。
現代の日本においては、程度の差こそあれ、大人はみんなそうやって考えている。
でも、「既に無意識化してしてものを意識し、もう一度立ち止まって考えることはとても重要で意義のあることなんだ」と、
本書を読んで改めて感じた。
本書をとっかかりにして、構造主義の世界に深く踏み込めるようになりたい。
そうなれば、周りの人に対して、少しは優しくなれる気がするから。
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構造主義そのものというより、構造主義者たちの仕事が紹介されていた。「構造主義とは何か」ということを知りたいのであれば他の本を当たるべき。
逆に、構造主義についてある程度の知識を得てから読むと面白い。僕はこの本を読む前に講談社現代新書から出ている橋爪大三郎の『はじめての構造主義 』を読んでいた。そちらではレヴィ=ストロースに焦点が絞られていたので、この本で紹介される他の構造主義者たちについてはとても楽しく読めた。この二冊をあわせて読むのがおすすめ。
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高校の後輩から紹介してもらった1冊。構造主義とは何なのか、おぼろげながら理解できた気がする。こういう概念は、社会でも応用が効きそうな気がする。人それぞれいろんな環境で育ってきていて、前提とする思想だったり考え方が異なっているのは当然なのであって、そこを理解することが人間関係をうまく構築する上では必要ですよね。
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[ 内容 ]
フーコー、バルト、ラカン、レヴィ=ストロースと聞いて、難しそうと尻ごみするのは無用。
本書を一読すれば「そうかそうか」の連続。
[ 目次 ]
先人はこうして「地ならし」した―構造主義前史
始祖登場―ソシュールと『一般言語学講義』
「四銃士」活躍す(フーコーと系譜学的思考 バルトと「零度の記号」 レヴィ=ストロースと終わりなき贈与 ラカンと分析的対話)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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2010.6.10
構造主義って何なのって知りたいと思ってた。
内田さんの本は分かりやすい。専門家からみたら間違ってたり、はしょりすぎたりしてるのかもしれないけど、入門書としては良いんじゃないでしょうか?
マルクス、フロイト、ニーチェ、ソシュール
フーコー
バルト
レヴィ=ストロース
ラカン