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これ大好き!
久々に何度も読み返すだろう作品に出会った。
ローカル線で起こる数々の出来事。
短編集なんだけど、つながってるところが嬉しい。
登場人物があたたかく、ほっこり。
今度はぜひとも江ノ電でのお話を書いてほしい♪
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阪急電車って今はもう仁川へ競馬に行く時くらいしか乗らないけど、会社に入ったばかりの頃は十三の寮に住んでいたり、ついこの間までは三国にも工場があったりで、結構乗ったよね。
この本の舞台は今津線だけど、今みたいに西宮北口で分断されずに地上での神戸線と平面交差してた頃を思い出したよ。
独特の阪急マルーンで塗装された車両は並んで走る阪神やJRより上品な印象を与えるけれど、この本の感じも、短い路線の間に色んな性格の駅があるもんだと思わせながら、そこを乗り降りする人々の人生模様や恋模様を描いて、山の手の品の佳さがふんわり。
カップルを描いてはいつものように甘々ながら彼ら彼女らなりの事情からの抑制が程々に効いてまず好ましく、それ以上に、翔子さん、ミサさん、時江おばあさんと独りで凛と生きる女性のちょっぴりビターなお話がじんわり心に沁みたです。
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満足のいく一冊でした。短い電車の中で、恋が生まれ、恋が終わり、いろいろな人生が詰まっていました。
婚約者を寝取られ、討ち入りした話に共感し、おばちゃんをやり込めるシーンに痛快さを憶えながら、自分を省みて反省したり^^
登場人物がみんな格好良くて魅力的でした。
傲慢彼氏を切った場面とか、人を不幸にして得た結婚生活のその後なんかも読みたいと思いましたが、そこまで黒い部分がない方がきっといいのでしょうね。
有川浩さん、大好きです。
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阪急電車今津線の各駅を小タイトルにして進んでいく展開がとても洒落ていて面白い。オムニバス的な話だが、登場人物同士があちらこちらで絡み合っていて、その後それぞれの人達がどうなっていったのかわかるようにしているところも、発想がステキだなと思う。
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たとえ一時、電車で乗り合わせた“縁”でも、重要な人生の選択に影響しあったり、傷つけあったり、勇気をもらったり。。。
自分で気がつかないけれど、そういうことって現実にもあるのかもしれないと思った。そう思うと、どんな時も自分や相手に誠実に向き合えたら素敵だなぁと思う。
人の優しさや醜さもひっくるめて人間臭く、でも忘れずに希望や前向きさが表現されていて、とても気持ちが良い読後感だった
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ホワッとしたような、なんとも温かみの残るお話でした。
皆がいろいろ抱えている中で、だれかのちょっとした言葉が人生とまではいかないけど、考えを変えるきっかけになる。
きっとそれは一生懸命生きているからなんでしょう。
そんなことをふと思いました。
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読み終わった後ほっこりとした気持ちにさせてくれる作品。
同じ電車に乗り合わせただけなんだけど、それがきっかけで人の次の一歩が変わっていく。
人の縁というものを感じされてくれる素敵なお話でした。
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有川さん自衛隊ものが有名なので女流作家なんだと思ってない人が多いんですが
女性らいい感じの作品集ですね、こんなのも書くんだ~と思いました。
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えっちゃんとおばかな彼氏の話がさいこーに好きだ。
誰かから大切にされたい時ってある。
でもそれは、自分が誰かを大切にできてなきゃ、望むべくもないことだ。
愛してもらうよりも、大切にされたい、そんな風に思った。
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まさしく「一気読み」
2時間はかからなかったんじゃないかなー
今度から
何かしらの期待を持ちつつ電車に乗りそうです
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そういえばレビュー書いてなかったな、と。
兵庫県にある阪急電車今津線が舞台。
わたしにとってリアルに地元を舞台にした物語なので、
半分嬉しくてわくわく、半分はどんな風になってるんだろうと不安をおぼえながら読みました。
単純にあったかいほっこりとする物語でよかった(´ω`*)
花嫁とおばあちゃんのふれあいが一番好き。
ところどころ人情やりすぎではあるけど、
まあ小説だしいいよね、っていうかもしかしたらいるかもしれないよね、
っていうぎりぎりのラインを上手くついているキャラクターたち。
駅ごとに主人公や視点が変わっていく構成がおもしろい。
映画も観たのでレビューします。
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阪急今津線を舞台にした話。ちょこちょこ乗っていた路線なだけあってありそうな話ですごく良かった。
読み終わった後に心がほのぼのとした気持ちになった。めっちゃ良い話やった。
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やっぱ有川さんはミリタリー入ってたほうが好みと言えば好み。「国を守る」とか「人民を守る」ではなくて、隣人を小さな事件から守る幾つかの群像劇。文庫解説の児玉清さんが的確に書いてらっしゃいますが、観察眼が鋭くそして緻密。本人は「ノリで書くタイプ」だそうですがキャラクターの暴走感が無くて構成がしっかりしている。
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ラブコメッ!
短編集のようで短編でないオムニバス作品となっているが全体的に平和な甘ったるい空気が漂っている。
僕は個人的に大阪圏に行ったことがないので作品の空気を肌で感じることが残念ながらできないのだが、他の有川さんの作品と比べても非常にのほほ~んとしている。
特に好きなのはおばあちゃんと犬の話。
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知ってる地名や場所が出てくるからどんどん嬉しくなってくる。阪急電車と言えば、神戸線や京都線がメジャーどこだと思うが今津線も侮れないものである。電車に乗ってる人達のいろんなドラマがあってそれぞれに共感できたりシンクロしたり楽しかった。