投稿元:
レビューを見る
剣をよく遣う浪人、青江又八郎の江戸での雇われ用心棒としての日々。
剣戟の描写は躍動的でどきどきします。また、又八郎の前に見え隠れする赤穂浪士たちを江戸市民の目から見た話でもあります。
投稿元:
レビューを見る
始めて読んだ時代物が藤沢先生の作品である用心棒シリーズ。とにかくぐいぐい引き込まれる文章に取り付かれて買いあさりました。このシリーズは特にお気に入り。ドラマにもなりました。
投稿元:
レビューを見る
映画化されて若い方にも馴染みができたでしょうか?藤沢周平。彼の作品で一番のお気に入りです。『孤剣』『刺客』『凶刃』と続く4部作。本当に大好き。
投稿元:
レビューを見る
本一冊でひとつの話かと思ったら。
短い区切られた話の中にもそれぞれ繋がるものがあって。
思っていたより読みやすくて吃驚しました。
剣運びなんかの描写が、流石!と。
投稿元:
レビューを見る
ごはん1杯の恩で用心棒をする又八郎さん愛! 時代小説ですが読み易いですよ 背景に「忠臣蔵」もあってその辺もよくわかる、気がする
投稿元:
レビューを見る
主人公・青江又八郎は若き剣客。江戸暮らし、といっても、陰謀に巻き込まれ、人を斬って脱藩した浪人の身である。藩からの刺客を退け、用心棒稼業で糊口を凌ぐ日々の果てに待っているものは・・・。
鮮やかに描かれる江戸の日常と庶民から見た「忠臣蔵」の始末。
書き味も柔らかく、分かり易い面白さを持つ。
時代小説初心者にもお勧め。
「生類憐みの令」や「忠臣蔵」を巧く絡めて物語を作るその技に敬服。【所蔵】
投稿元:
レビューを見る
4部作の最初の巻。藤沢先生の作品はどんどん物語りに引き込まれる。この作品は又八郎が江戸に浪人としてやってくるところから始まり帰藩できるまでの物語。4部作全てとにかく面白い(虎)
投稿元:
レビューを見る
久々に時代小説を読んだので、ちょっと疲れました。でも、内容は忠臣蔵を第三者から見たら、こう見えたといった感じで、とても新鮮でした。
20051208:読了
投稿元:
レビューを見る
連作短編なのですが、赤穂浪士討ち入りの話と絡めて、少しずつ話が進行していきます。
シリーズの中でも一番おもしろかった!
投稿元:
レビューを見る
藤沢文学数ある中でも上位に来ます
青江又八郎の江戸での用心棒暮らしから
ひょんな事で赤穂側・吉良側の用心棒の仕事が舞い込んでくる
投稿元:
レビューを見る
ドラマ「腕におぼえあり」が好きだったので読みました。第三者の立場で新撰組とのさりげないカラミがあるのが新鮮でさすがだなあと思います。口入屋に通って日雇い仕事をもらう日々は現代の若者にとって他人事ではないのでは?
投稿元:
レビューを見る
シリーズものです。すごく面白いですがシリーズ最終巻の「凶刃」は切なくてどうしようもありませんでした。
投稿元:
レビューを見る
これは本当に面白い。
訳があって浪人生活を余儀なくされている主人公(青江又八郎)を中心に話は進んでいきますが、脇役もまた魅力的です。
主人公が、スーパーヒーローとして描かれていないのも好感が持てます。
作品は連作形式で書かれたもののようで、1話ごとに完結しています。
しかし、各話に別の趣があり、赤穂浪士の話や刺客との対決が繰り広げられる一方で、江戸の庶民の暮らしぶりが描かれていたりと、読みどころ満載です。
時代小説の面白さに気づかされました!!!
投稿元:
レビューを見る
藤沢作品の良いところは
主人公が1番強いわけでも1番カッコイイわけでもないと言う所
主人公よりも強いし主人公よりも貧乏な脇役が面白い
投稿元:
レビューを見る
わけあって人を斬り脱藩した侍が江戸に出て浪人になり、用心棒稼業をこなしながら藩の陰謀に立ち向かう。
まさに時代劇の中でも超王道の設定・展開の元祖用心棒シリーズ。各小説ジャンル毎に王道の樹立者というのはいますが、時代小説分野ではやっぱ藤沢周平がそれにあたるのではと思います。