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あっという間に読み終わりました。
さらりと読めて良いです。
なんとなく、なんとなく風野真知雄氏の若さま同心シリーズの二番煎じっぽさが漂っている気がするのですが…
あっという間に月日が経ってしまったのが少々残念。も少しゆっくりと3人の生活を描いて欲しかったなぁ。
そこに至るまでの日々にこそ、読者(少なくとも私)の楽しみが有るのに。
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さらさらと読めて、面白かったです。
第三話の『約束』が特に好きでした。
ただ"公家武者"という設定が面白そうだと思って購入したのに、あまりその設定が生かされていないというか、外見的な特徴としてしか感じられなかったのが残念でした。
松姫との今後も気になりますし、次巻も楽しみです。
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L 公家武者松平信平1
家光の正室、鷹司孝子の弟で庶子であるために冷遇された鷹司信平は姉を頼り江戸入りし50石の旗本武家となった。までの設定は面白いのだけれど、これぞという時に自分の身分を葵の紋を見せたりするのが水戸黄門の印籠システム。美男子の信平は叡山の山中で修行したとかで秘剣鳳凰の舞で22人もブった斬るだって。ついでに顔も知らぬうちに夫婦となった相手の姫は町に出るような跳ねっ返りでめっぽう美人。本当の身分を知っているのは極僅かで通う剣術道場の同門たちはしらない。なんだこれ。
超軽いライトノベル。漫画ハナシ。
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時代小説には、歴史上実在した人物を主人公にし、架空の人物を絡ませて話を展開していくものが沢山ある。本作の主人公松平信平も実在した人で、三代将軍徳川家光の正室の弟、つまり義理の弟にあたる人である。そして話は、家光の晩年、15歳になった鷹司信平が武家になるために姉を頼って江戸に出てきたところから始まる。
純白の生地に銀糸で雲鶴紋が刺繍された狩衣の下に赤色の単と抹茶色の指貫、腰の太刀は柄と鞘が鶯色に統一され、柄の頭金と鞘の鐺には金箔が施されているという雅にして華麗な出で立ち。その上、美しい若者とくれば、小説の中で信平に注目するお江戸の人々だけでなく、読み手である自分も、その姿を頭の中に描くだけでわくわくし、心を急かしながら読み進めてしまった。
「序章」と「第一話 公家武者誕生」では、信平が家光と対面し、五十石取りの旗本として召し抱えられ、深川に屋敷を与えられ、お目付役の葉山善兵衛とお初と三人で暮らすことになるいきさつなどが描かれている。
「第二話 るべうす事件」では話が一気に三年後に飛んでしまい、将軍も家光から家綱に代替わりしていて、「あれっ?」と思ってしまった。家光の義理の弟なので、水戸黄門ではないが、その立場で悪を懲らしめていくのかなぁと第一話を読んで勝手に想像していたのだ。まぁ、タイトルに「松平信平」と付く以上、鷹司信平から鷹司松平信平に変わる必要があり、史実に則って初代和歌山藩主徳川頼宣(徳川家康の十男)の娘・松姫を娶り、松平姓を名乗るようにしなければならない、という作者側の事情もあるのだろう。ここの話から町奉行所の同心五味正三と岡っ引き門前町の徳次郎が登場し、彼らや剣術仲間の増岡弥三郎との絡みの中で、信平が悪に立ち向かっていく。
頼宣の意向で一緒に暮らすことができない松姫と信平の関係がこれからどうなっていくのか、次巻以降に話が続いていくことが予想される展開になっている。信平だけでなく、善兵衛とお初の、それぞれの持ち味を生かした活躍ぶりもいい。
実在の人物を主人公にしているため、時代考証や史実に思いを馳せると、どうなのかと突っ込みたくなるところもあるが、娯楽小説として割り切って読むと楽しめると思う。
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昔のテレビ時代劇を彷彿とさせる展開で
楽しく読むことができました。
今や地上波で再放送されることもなくなった
昭和の時代劇、あの雰囲気が感じられるのです。
こまけぇことはいいんだよ、さあ話進めっぞ。
悪い奴は斬っちまうよ。
すっきり裁いちまうよ。
「江戸を斬る」みたいなね。「新五捕物帳」とかね。
時代劇、おもしろいよね。
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近所の本屋にあった宣伝ペーパーを読んで購入。江戸の町の描写が細かくあり、きちんと調べてから再読したい。出てくる登場人物が皆、個性的で素敵な人達ばかり。文章も読みやすくて早速、全巻購入。読みやすいだけでなく、早く次のページが読みたいと思わせてくれる1冊。
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公家から旗本になった松平信平が江戸の悪を成敗いたす!?
まだ見ぬ嫁、松姫との今後も気になる。
何気に実在の人物が主人公です。
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Tさんのお勧め。
高貴な生まれで見目麗しく剣の達人が主人公というだけで、
「また?」と懐疑心いっぱいになってしまったが、
まあまあ良かった。
公家がふらふらと江戸の出てきて、武士になると言う設定も、
ちょっと納得しがたいが。
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三代将軍家光の正室である鷹司孝子の弟、信平が活躍する、江戸城下の勧善懲悪の物語。
名門公家に生まれながら庶子のため将来に行き詰まりを感じた信平は姉の縁を頼って江戸へ。
家光のお声がかりで公家から武家になったものの、わずか五十石の深川住まいだ。
それでも新たな生活に胸を膨らませる信平の周囲で、次々と事件が起き…。
全体的にスピード感がなく、信平の飄々としたキャラクターのせいか淡白なストーリー運びでいまいち引き込まれなかった。登場人物たちの多彩なキャラクターに助けらているけれども。
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素材としての面白さに惹かれて購入。しかし、主人公含めた登場人物もストーリーも、良くも悪くもステレオタイプでいまひとつ引っかかりに欠ける。読んでいる最中、往年の時代劇シリーズへのオマージュ…いやいや、ネタかしら、もしや釣り?! という疑心暗鬼に捕らわれます。
正直、「これはひどいwwww」と思った。
文章は平易で読みやすい。
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キャラクター設定や展開がわかりやすいっていうのが、よかったな。
時代背景なんかは、まぁ、これ物語ですからね。。
本の虫とか歴史好きには、物足りないかもだけど、サラリと読みたいときにはちょうどいい。
安定感がある感じは、あんまし本読んだことない人なんかに勧めたい。
ありすぎる安定感には、もう少し人物やシーンのにおいとか温度みたいなものを強調してもらえると、入りやすくなると思ったりした。
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公家に生まれながら庶子である信平は、武家になるために姉(将軍家光の正室・孝子)を頼り江戸に。
五十石の貧乏旗本暮らしが始まる。
本人不在のなかで婚礼の儀が行われ、知らぬ間に紀州藩主頼宣の愛娘・松姫と夫婦となっていた。
しかし、「五十石の貧乏旗本の元へなど嫁がせられない」と言われ千石取りになるまでは同居は出来ない。
第一話公家武者誕生
道場で出会った友人を助ける
第二話るべうす事件
信平、二十二人斬り
第三話約束
芸者と一緒になりたい友人のために一芝居
第四話狐のちょうちん
狐に化かされる男達
信平に自覚は無いものの、妻・松姫と初対面
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時代劇ものにしてはややあっさり気味な文章だけど、内容・設定はしっかり、登場人物も魅力的で、読みやすさは抜群。話の流れもわかりやすくて、テレビの水戸黄門や遠山の金さんをお茶の間で見ているような気分で面白かったです。
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松平信平って実在の人物とは知らなかった。家光の御台所の弟で、鷹司の血を引いた公家から武士になって、家格は上等なものの低所得から出世して、更に江戸の町で狩衣姿で出歩く。キャラ設定に悩まなくても、こ~んな美味しい要素てんこ盛りなのに、時代物世界で何故に黄門様や金さんほどメジャーじゃない?面白い人だ~。俄然注目!
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公家から訳あって武家に入った剣の達人である信平、お世話役の善衛門と、お初。世話役二人、特にお初の謎の多い印象が。巻が進むにつれて、姿がはっきりしていくのかな?
松姫との関係も今後、気になります。
ずっと気になっていたシリーズ。読み始めに苦労しましたが、1話終わる頃から楽しくなってきました。