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TOUCHING WORD for Future Generations : 人間は弱いもので、自分が正しい方向に進んでいるとわかれば励みになる。 by エルキュール・ポワロ
http://www.touchingword.net/detail.php?id=1011
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まさかの展開!!
犯人が何人も代わって最後は・・・あの人って感じの話でとっても面白かった
ポアロはここから生まれたのです!!!
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小学校6年から高校にかけて、クリスティの作品を片っ端から読んでいた。ただどれだけ読んだのかは記憶にないけど。
で、この「スタイルズ荘の怪事件」。ほぼ20年ぶりに読み返したが、犯人も展開もほぼ覚えていたが、それでも細部は覚えていないので、新鮮に読むことができた。
オーソドックスで好きな作品。
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エルキュール・ポアロ・シリーズ
傷痍軍人として友人の住むスタイルズ荘に訪れたヘースティングス大尉。当主である女性の死。再婚相手の怪しい行動。再婚相手を嫌う家族たち。
元ベルギー警察の名探偵エルキュール・ポアロ初登場。
2009年7月 初読
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スタイルズ荘の怪事件読み終わった。みんな怪しくて次々にだまされた…そしてキャラクタがみんな魅力的なのがクリスティの好きなとこ
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エルキュール・ポアロ登場。
アガサ・クリスティの処女作。
既に上手いもんですね~!
歴史に残る名作です。
疾病休暇中のヘイスティングズは、30歳。子どもの頃に泊まったことのあるスタイルズ荘に招かれる。
古い知人のジョン・カヴェンディッシュは45歳。2年前にメアリと結婚して、スタイルズ荘に住み、地方の名士として暮らしていた。
ヘイスティングズは、美しいメアリに強い印象を受ける。
スタイルズ荘はジョンの父が再婚した妻エミリーのために建てた物で、遺言で妻に残していた。
ジョンと弟のローレンスにとっては不本意な遺言だったろう。
エミリーは寛大な義母だったが、仕切り屋で、人に感謝されるのを好むタイプ。
そのエミリーが再婚したと聞いて驚くヘイスティングズ。
相手のアルフレッド・イングルソープは、70過ぎのエミリーよりも20歳以上年下で、財産目当てかと誰もが思うほど。
エミリーの長年の友人は、再婚が気に入らず、屋敷を出て行く。
鍵のかかった部屋で寝ていたエミリーが、夜中に発作を起こして死んでしまう。
毒殺か…?
すぐ疑われたイングルソープには、アリバイがあった…
旧知のポアロと出会ったヘイスティングズは、捜査を依頼する。
1920年というのがすごい。この作品で、以後のミステリの歴史が変わったんですよね。
その割には古さを感じません。
わかりやすく、ポイントを押さえた展開。
今読むと、ある意味普通かも知れないけど…
これ以後のミステリが、こういう設定や雰囲気に則って書かれているからね。
第一次世界大戦終結間際の設定で、ポワロはベルギーからの難民。もうすぐ定年ということで、後書きには60近いのではと書かれていますが、どうでしょう?当時の定年はもっと早いのでは…
卵のような頭の形、口ひげを大事にしていて、緑色の目がきらめく、几帳面で天才肌の奇妙な小男の個性は、既にはっきりしています。
急に走り出したり、喜んで躍り上がったりというあたりは後年の作品よりも若々しい。
若い女性に何だか可愛いとか言われていて。
ヘイスティングズの一人称によるユーモラスな語り口も楽しい。
ポワロとは対照的に~いかにもイギリス的な(たぶん)真面目で控え目だけどやや皮肉な性格。
30歳というのは、このときのクリスティ自身と同じ年頃の設定なんですね。
2009年初登録。
他の訳で前に何度も読んでますけど。
これは2003年発行の新訳。
以前のを正確に覚えているわけではないのだけど、微妙に読みやすいような気がしました。
アガサ・クリスティは1890年生まれ。
24歳の時に結婚してクリスティ姓に、1920年にこの作品でデビュー。
1926年に失そう騒ぎを起こし、28年に離婚。30年に考古学者と再婚。
1976年に亡くなるまで100を越す作品を発表し、世界中で読まれ愛され続けています。
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二重のオチというか
でも冒頭のクリスティの孫?だかの文章読んでたのでなんとなく予想ついてしまったのは残念。
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灰色の脳細胞。大好きだ。
ポワロも、マドモワゼルといい、ステッキを持って
身だしなみに気を使い、女性にやさしい。
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クリスティのポワロシリーズが大好きなので、
久しぶりに新訳で読み返しました。
ポワロのやさしさと、
ヘイスティングスのちょっと抜けた感じが
非常にいいコンビ。
大好きです。
途中ちょっと読みにくい箇所も。
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ちょっと改稿。
それにしても、ポアロシリーズは長いですね。これが初登場ですが、こんなに書いてしまうと才能が枯渇しそうなのに、さすがです。
あらすじとしては下記のごとくです(ネタばれはありません)。
負傷したために、一時戦線離脱した ヘイスティングズ。彼は旧友である ジョン・カヴェンディッシュ の誘いを受け、彼の豪奢なスタイルズ荘を訪ねて殺人事件に出くわす。ジョンの義理の母であり、スタイルズ荘の現在の持ち主、 エミリー・イングルソープ夫人 が彼女の再婚した夫、 アルフレッド・イングルソープ の名を呼びながら死んでいく場面に出くわす。アルフレッドはイングルソープ夫人とは年の差二十歳以上であり・・・。遺産狙いかと疑われるアルフレッド。
しかし、スタイルズ荘の近くにはなんと亡命してきたベルギー人が多く住まう場所があった。そう、彼が近くに住んでいたのだ!元警察、名探偵で名をはせた エルキュール・ポアロ が!
助けてエルキュール・ポアロ!!!犯人は誰?!
登場人物
一、ポアロ-----------------------------------------私立探偵
二、ヘイスティングズ--------------------------ポアロの友達
三、エミリー・イングルソープ--------------「スタイルズ荘」の女主人
四、アルフレッド・イングルソープ---------エミリーと年の差のある夫
五、ジョン・カヴェンディッシュ------------エミリーの息子でヘイスティングズの友達
六、メアリー・カヴェンディッシュ---------ジョンの妻だけど・・・
七、ローレンス・カヴェンディッシュ-------ジョンの弟、ぶっきらぼう
八、イブリン・ハワード--------------------------エミリーの友人でアルフレッドの血縁者
九、シンシア・マードック----------------------イングルソープ夫人の旧友の娘で養女
十、ドーカス、マニング--------------------------メイドと庭師
十一、ウィルキンズ--------------------エミリーの主治医
十二、バウアスタイン博士-----------近所に住む毒物薬学者
そして、ねじの回転のごとく、二回も三回もひねりが効いています。ねじの回転とは全く関係ないけれども(笑)ポアロはただの殺人事件だけを解決するわけではありません。人の恋路も解決します。気が利いています。
それから、この本もなんというかクリスティに振り回されて「あれ~~」といった感じが楽しめます。人によっては。(少なくとも私は^^)
以下ネタばれになってないネタバレ(読んでもネタばれてないですが一応)
それにしても○○○○の○○が×××であったなんて・・・。古いとはいえ、こういうところに今読んでも面白いと思う構造を成しているのでしょうね。
しかし、●●の中から△△が出てくる事って・・・、現代の推理小説ではきっとありえないのだろうと思うとほほえましく思います。そんな簡単にヒントになるものって出てこないような。そうでもないのだろうか。
ネタばれじゃありませんでした。さっ記号を埋めてみましょう!
そして、タイトルについても言い���い事がありますので、興味ある方は非公開メモをどうぞ
(羽村)
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初クリスティ。
初ポアロ。
最初のほうは相変わらずカタカナの名前に混乱したけど、結構すんなり登場人物は呑み込めた。ポアロかわいいです。
矢沢さんの訳、結構好きでした。読みやすくて。
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ポアロもの。ヘイスティングズによる語り。英国に帰還したヘイスティングズはポアロと偶然再会する。そのきっかけともいえる一家の主である老婦人が死亡し、二人は調査を開始する。婦人の夫には毒薬購入の証拠があり、犯行時のアリバイはなく、どう見ても犯人だったが、ポアロは警察に働きかけ、逮捕を見送らせる。
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アガサ・クリスティの処女作であり、名探偵エルキュール・ポアロが登場する初めての作品。クリスティファンであればぜひ読んでおきたい一冊。
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内容
旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早早事件に巻き込まれた。
屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、
ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。
不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作。
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クリスティと、そして彼女の生み出した名探偵ポワロの記念すべきデビュー作である。
ポワロはベルギー警察を引退しようかという年齢。恐らく60歳くらいかな。対して、相棒であるヘイスティングズは30歳。若いな^^
旧友の招きでスタイルズ荘を訪れていたヘイスティングズは、その街でかつての友であるポワロと偶然出逢う。
ポワロは、祖国であるベルギーから戦争のためイギリスへ逃れてきており、それを援助していたのがスタイルズ荘の女主人ミセス・イングルソープだったのだ。
再会を喜び合う間もなく、ミセス・イングルソープが毒殺される。そうして、ポワロが解決へと乗り出すのだ。
本作品の初読は20数年前だが、今回で何度目の再読となるのかもうわからないほど読み返している。
それでも、やはり楽しめるのだから、素晴らしい。
冒頭部分はゆっくりと進み始め、終盤以降、スピードが増していく。
法廷の部分など、ページをめくる手を止めることができないくらい。結果がすでにわかっているというのに、だ。
ポワロの捜査の基本は会話だと思う。
人との会話。
ポワロの異国的な、そして滑稽な風貌から、人は警戒心を解き、饒舌になることが多い。
その会話の内容が真実であろうが、作り物であろうが、ポワロの中では整理され、必要な情報と不必要な情報とに分類される。
同じ会話を聞いているはずのヘイスティングズには、それがわからない。
ヘイスティングズのイライラする姿が、何となく可愛くてクスッとさせられるのは、読んでいる自分と重ね合わせているからだろうか。
本作は、クリスティ初期の作品であるので「謎解き」の部分がメインになってはいる。人物像も非常にわかりやすく描かれているのだが、多少大げさな感じもある。その分、不自然なぎこちなさが無いわけではない。
しかし、人の心の動きの描き方はとても巧い。
だからこそ、何度読んでも楽しめるのだ。
一度目は「謎解き」を楽しみ、二度目、三度目は、「伏線」を見つけることを楽しんだり、人の心の動きを追ってみたり。ストーリー自体を楽しむことのできるクリスティ作品。
この事件後、ポワロはいくつもの難事件を解決することになる。時にはヘイスティングズを相棒とし、時にはイギリス警視庁のジャッップ警部を相棒としながら。
そのデビュー作である本作は、クリスティを読む上で外すことのできない大切な作品である。