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昨今の組織の盛衰の例に漏れず暴力団も厳しい状況であることを理解できた。新たな分野への進出が遅れ、若者から魅力の無い組織になってきていると。暴力団も企業や国等と同様に構造変革を起こす必要があるということか。
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面白いだけではなく、役に立った。以下は自分にとって特に印象に残っている内容。
1. 海外の反社会的組織と暴力団との対比。
2. イレズミを彫るときに針の使い回しすることなどによって、組員にはC型肝炎患者が多い。
3. 上との関連で、入れ墨など彫る必要はないと考えている暴力団もある。
4. 暴力団対策法は、警察が暴力団から情報を収集するため、警察と暴力団の共存共栄を図る法律だった。そしてそれは大失敗。
5.以前は暴力団が警察の顔を立て、警察も暴力団を見て見ぬフリをするといったぬるい関係であったが、最近は両者が激しく対立することもある。
などなど。暴力団や組員に出会ったらどうすればよいか?ということも最後に書かれていて、あとがきで著者が言うように、「今現在、ぜひ読者が知っておいてよい情報、または必要と思われる情報をたくさん盛り込」んでいて、役に立つ一冊。
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暴力団について、知りたい人が多いのだろう。この本はベストセラーになっている。
暴力団については、知らないことが多かった。暴対法の影響から、暴力団はビジネスとして成り立たなくなってきており、早晩消滅せざるを得ない。暴力団の看板を掲げることはメリットでなく、デメリットになりつつある。そして、昨今の振りこめ詐欺等の犯罪は半グレ集団により、なされているのだ。
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読書【暴力団】読了。「暴力団」とは何か?島田紳助氏の件や市川海老蔵氏の件、全国にどんな団体があるのか?マフィアとの違い、マフィアとは?著者の最後のあとがきにある、「暴力団は構造不況業種で、もう行くところまで行き着いてしまった」の言葉にこの本の全てがあったように思う。勉強になった。
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『ヤクザと日本人』の内容が知らぬ者にとっては少々退屈であったが、本著は今ホットな話題ということで、一般人にも分かりやすようにかいてある。
偉そうに言える感想はないが、「確かにそうだよなぁ」という思いしか思い浮かばないほどヤクザとリアルが分かった。
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「こわいものみたさ」
基礎知識というよりは、かなり具体的なことまで書かれてある印象をうけました。
これこそ学校では教えてくれない情報ですね。
ノンフィクションのおもしろさは満載です。
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おすすめ度:85点
暴力団の組織やシノギ(稼ぎ)の手口、その人間関係について、客観的に、素直に記されている。
海外マフィアとの違いも興味深い。
任侠の世界は過去のものとなり、今や、「半グレ集団」が代替してきているという。
本書はあくまでも「暴力団」の入門書!
具体的な事例も踏まえた第2弾の出版も期待したい。
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暴対条例の締め付け強化のために注目されている暴力団についての基礎知識を分かりやすくまとめた一冊。
後学のために一読の価値あり。
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市川海老蔵や島田紳助などの騒動で、世間から注目されている反社会組織を取り上げた書で、ニーズに応えた形で出版されたと言える。
初心者の私にとっては興味深い本であった。
日本の暴力団と海外の犯罪集団の明らかな違いは、指摘されて初めて気付いたことである。また、「半グレ集団」の存在も忘れてはならないと心に銘記しておきたい。
これは仮想であるが、もし、暴力団がマフィア化し勢力としては小規模になったとしたら、日本はどうなるのだろうか。
例えば、風俗店は誰が実質的管理をするのだろうか。女の子を傷つけたり、お金を払わなかったりする一般人が増えたりしないだろうか。
また、借金を取り立てにくる人は誰がやるのだろうか。借りておいて借金を踏み倒したり、夜逃げしたりして返さない人が増えたりしないだろうか。
それに警察は、暴力団から情報を得られなくなって、検挙率が落ちるような事態にならないだろうか。次から次へ事件が闇に葬られるようなことにならないだろうか。
これも懸念の材料だが、海外マフィアがマフィア化した日本の反社会組織と合流し、日本で暗躍し始めはしないだろうか。
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いやー・・・、いろんな世界がありますね。新たに出てきた「半グレ」は、自分の身体を使わないという点で、いかにも現代らしい形ですね。はやく取り締まれるようにしてほしい。
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本書の一番大事なメッセージは、「暴力団が、違法な集団に指定されていないのは、オカシイ」ということだと思います。
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暴力団
この全く役に立たないゴミみたいな組織連中の資金源供給になんか
直接的にも間接的にも関わりたくない
その為には少しはゴミの事も知らなければならないと思って読みました。
少しでも厳しく対処して犯罪集団はわりに合わないっていうトレードオフが欲しい。
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身近だけどできるだけ近寄りたくないあの人たちに関しての本。この作者刺されたりしても頑張るし、自分スゲーしないからカッコいいなあ。
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暴力団の定義、組織、生態など暴力団の現状について書かれた本。暴力団は弱体化しつつあるが、他の犯罪集団は増加しているよう。それにしても著者は暴力団に関する著書をいくつも出しており、暴力団から出版しないように言われたが断って、刺されたこともあるらしい。
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暴力団とはが書かれている。暴力団の考え方やこれから趨勢などわかった。この本を読んで思ったのは結局金だ言うこと。