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著者の「定義付け」と「相対化」が全面にでた作品です。様々な角度から、日本や世界の経済状況について解説をしています。
歴史は繰り返す。この言葉に重みを感じた。人間は皆、失敗の直後は反省をするが、時がすぎればすぐに忘れてしまう。そして、同じ失敗を繰り返す。これからの日本には、失敗ではなく、今までの覇権国が行ってきた「成功」を繰り返して欲しい。
そのためには国民一人ひとりが「日本を変える」ことを自覚すべきだろう。
著者の作品を追って読むと、著者の考え方の変化が捉えられる。初期は国家のことなど述べていなかったが、今ではナショナリズムを第一に考えている。
経済は経済だけの問題ではなく、社会構造の問題まで繋ぐことができる。これからの著者の作品にさらに期待したい。
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日本の経済と、政治、ナショナリズムを扱ったノンフィクション。
「サイバーテロ 漂流少女」と一緒に読みました。
http://booklog.jp/item/1/4562047690
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4170167.html
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日本の財政破綻、少子高齢化、年金制度、医療制度、円高による為替介入、等について世間で流されている情報の信憑性について、言葉の定義の説明~数値の相対化によって説明されている。
また、これら諸問題に対し、経済成長によるGDPの拡大を進めることにより、財政の健全化はもとより、少子高齢化、福祉問題の財源にもできるとした説明がある。
また、日本のポップカルチャーの欧米での人気についても述べられており、日本の将来について悲観論ばかりではないと思うようになった。
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自分の教養のなさを何とかしようと思って、まず読んでみた。
マスコミはセンセーショナルなことを言いたいだけだから、
きちんと一次ソースをあたって、自分で考えろ、というメッセージはその通りだなと感じた。
著者の主張が正しいのか否かは、
自分に教養がなさすぎて判断しきれないが、
さまざまな人のさまざまな主張に触れてみることは大事だと再確認。
ニュースとか電車のつり広告だと、
日本は、ここがだめだとか、もうすぐ崩壊するとか
そんな話ばかり聞こえてくるけど、
(本書の中では、「マスコミがそのようなことばかり言う」というような記載があった。)
もっと、「こうすればよくなる」とか、言い方変えて
前向きになれるような話をしたいなと思った。
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ー2011/12/18 日本は「言霊の国」として所謂識者につられるのではなく、「自分の頭で考え自分の言葉で表現する」ことを「繰り返さなければならない」としている。その重要性は分かるにしても、結論ありきの言い回しや我田引水が目に付く。
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本を本棚に追加しました (19冊目)。
「経済と国家がわかる 国民の教養」 http://booklook.jp/item/18975/
ソーシャルリーディング booklook.jp
「経済と国家がわかる 国民の教養」
評価は★が4つです。 http://booklook.jp/note/4059/
ソーシャルリーディング booklook.jp
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まさに題名通りの本だ。でも、題名じたいは著者でなく編集者が決めてるらしい。
内容は多くの人が知るべきものが多い。
経済成長を放棄することは国家としての存在意義を放棄することに等しい。なぜなら国家の活動の財源となっているのはGDPなのだから。
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三橋さんの経済本はたくさんあるが、経済政策は健全かつ正当なナショナリズムに立脚すべきという、三橋さんの理念と哲学に触れられる一冊。
日本は民主主義である以上、政治は国民の教養を映し出す鏡であり、デフレかつ震災に見舞われた現在において、「増税やむなし」という世論が強いとすれば、国民のマクロ経済に対する教養がその程度だという事になる。
私自身を含めて、日本国民は猛省すべき点が多いと分かった一冊。
選挙に投票に行く事は大切だが、何の知識教養も持たずに投票に行っても、誤った人を国政に送り出すリスクがあることも良く分かった一冊。
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面白い!そして読みやすい!!
今まで仕事が出納関係だったこともあり経済には比較的興味があったのに対して政治はわけ分からないからと関わることを拒否していたのだけれど、この本はとても理解しやすく面白かった。
唯一知っていた治安に関するところ以外は、為替介入にしても社会保障制度にしてもグローバル化にしても、なんとなく報道は大袈裟で根拠や出典が明確に示されていないからなんだか胡散臭いなぁとは思っていたけど、実際どうなのかってことを全く知らずにいた。それがもう嘘のように見事に順序だてて解説されていたから、読みながら推測しては筆者の指摘する当然の結論に行き当たって、あれよあれよと読み進められてしまった。
それにしても知らないというのはおそろしいことだと思う。人が自分の経験から学べることなんてその短い一生では限りのあるものなのだから、こうして書籍にしても直接話すにしても他から見識を得て自身の思考の背景知識として蓄えていかなきゃいけないなぁと改めて思った。そしていつの日かこの知識を行動へ、周囲への影響力をもって役立てていきたいと思う。
教養を身につけることも、日本人であることに誇りをもつことも、言葉の定義を曖昧にしないことも、とても共感する態度です。筆者の他の著書も是非読んでみたいと思いました。
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買うことはお勧めできない。
前半で書いていたことはかなり一般的に言われていることだし、後半に至っては近隣諸国への感情的な批判が散見された。
また、国際競争力など、基準や内容のはっきりしない言葉について、自身で言葉の定義づけを行って自論を展開していたが、そもそも前提となる定義づけが一側面的で不十分に思えるものがかなりあった。
「国民の教養」と銘打った書籍を出版して、「教養」なるものの講釈を垂れる前に、ご自身の教養の程度を上げられた方が良いのではないかと思った。
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マスコミの流すイメージ的な言葉に流されず、一次ソースによる客観的な事実と、相対比較をもって判断することを心がけたい。
また、日本や世界の歴史から学ぶことも重要である。
今、何が起きているのか。自分なりに正しく発信することができるようになるには、正しい知識と教養を持ち合わせる必要がある。
著者の分析についても、目から鱗の点が多々あったが、マスコミ同様、鵜呑みにしないことが大事だと感じた。
国会討論や選挙公約をこういう目で見てみると面白ろそう。
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こういう本を読んで、国民を元気にしたほうが良いと思う。
マスゴミにいいように洗脳され過ぎてるのは確かな気がします