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無敵の不動明王、シブい伊舎那天、キュートな焔魔天…イカしたキャラの御仏たちが大集合!!ベストセラー『へんないきもの』の著者が放つエンタメ仏教本(「BOOK」データベースより)
『へんないきもの』でおなじみの早川さんが次に手がけたのはなんとほとけさま!
クールな文殊菩薩や浮気相手がオスザルだというぶっとんだ性癖の持ち主の帝釈天や男子校の女性教師みたいな閻魔天がスキ。
頭飾りがかわゆい動物さんな仏法コマンド部隊の面々もいいな。
ウナギに載って現れる虚空蔵菩薩もしびれるぜ。
ありとあらゆる仏を、かっこいいかっこいいとひたすら礼讃するこの一冊。
読めばきっと好みの仏が見つかるはず(たぶん)。
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構成は著者の前作「へんな生き物」と同じ。
仏のことをよく調査した上で、太文字ゴシックでツッコミます。
それがなかなか的確だったり、紹介するエピソードが面白いです。
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やたらほとけをカッコよく描いてる本(笑)
思わず読んでしまった(゚o゚;;
最近の言葉で書かれているのでほとけを身近に感じれるのかもしれない(笑)
いやぁ~それに案外知らないもんなんで読んで楽しかった( ´ ▽ ` )ノ
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『へんないきもの』は読んだことがなかったのですが、お名前をその著書で知っていて献本を頼んでみました。
面白かった。何と言っても読みやすいです。太字で強調しながら書かれる仏の紹介文は著者の突っ込みがふんだんに入り、ギャグも取り入れ、何より内容がそもそも面白いので笑ってしまう。
読み始めた頃はもっと内容が薄い本かと思っていました。でも違った。
すべてのページでふざけていると感じるのは確かなのですが、むしろ真面目一辺倒で語られるよりしっくりきている気がしました。小難しくこういった事実が書かれていたら思わず突っ込みたくなるぶっ飛んだ言い伝えや由来を気持ちよく著者が突っ込みながら説明してくれています。ふざけているだけではなく、その由来や流れを知るにも分かりやすくていいのではないかなあ。態度だけ真面目に、由来を知らずにただ尊いものだと思うよりよっぽど仏さまに対して真摯な態度を取っているように思いました。…いやだいぶぶっちゃけているのは確かだけれど…。
言ってしまえば仏たちの「暴露本」だなあと。
人間の信仰心ってほんとうに面白いですね。宗教って人間の切実さが映し出されるものだから、ある側面から見ると物凄く滑稽なんだなあ。でも馬鹿にしたいのではなく、とても興味深かったです。
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とにかく笑えます。
知識も増えます。
現在、知人に貸し出し中。
夫婦で笑いながら読んでるそうです。
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聖書などとは違い、あまり仏教のシンボルはポップカルチャーに出てこない。しかし本書は見事にかたそうな仏教をポップ化させることに成功している。純粋に楽しい。
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爆笑。知ってる仏もいれば、こんな仏もいるのね〜って楽しく読みました。
すごく分かりやすかった。以前父が「知識ゼロからの般若心経」みたいな本を借りてきたことがあったけど、それよりも仏教の本質が掴めたように思う。仏教そのものは、広範囲で抽象的なので分かりにくいけど、一人一人の仏に焦点を当てることで、結果的に何となく言いたいことが見えてくる。
何より、挿絵の迫力が素晴らしすぎるwww
資料として手元に置きたい一冊。
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ほとけは煩悩にまみれた人間を慈悲と愛のムチで救済してくれるスーパーヒーローなのだ。
どのほとけも個性的でカッコいい。
仏像を新たな親しみをもって見ることが出来そう。
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かっこよかったりかわいかったりおそろしかったり美しかったりぶっ飛んでたりするほとけたち。とても楽しい本だった。
ほとけはよいなあ!
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文章がうまくなったのか、テーマが合っているのか、クスリとする度が高まったように思える。
適当な解釈も混じってるだろうが、仏のイメージ、役割の変遷っぷりが凄い。
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こんなにたくさんの仏様がいらっしゃるとは知りませんでした!
薬師如来を守る十二神将、頭にうさぎをのっけた卯神将が気になる~。
面白おかしい文章なのに仏教に興味が湧いてきます。イラストも迫力満点!
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なんだか軽いものを読みたいと思って手にとった。
仏教といっても神々の種類は多いしインドから来ていたり中国から来ていたり奇々怪々だ。この本はイラストが多く作者の語り口は軽い。実に読みやすかった。
それでいてほとんどの仏神がインドや中国から来ていたことが如実にわかった。それでいて日本までに伝えられてくる間や融合させる文化性によって変化しているのがよくわかる。仏像からわかるように手が多かったり顔が多かったり。そういったエキゾチックな発想は日本にはないものから流れてきたからだろう。
邪神は優しい女神になるなんて突飛すぎる発想だ。だが神やそれに向けられる願いは千差万別。時には救済の訪れ、時には政敵を滅するための正義、歴史の中で宗教というものがどう受け止められてきたのかが窺える。
その分人間がどれだけ願いを託してきたか。どうにもならないものを神という概念に投げかけて、心のよすがにしてきたのか。願いの多さ、「かっこいい仏」の多さが、昔の方がやはり神は近い存在だったことを証明しているように感じられた。
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めっちゃカッコいい寺西晃さんのイラストに
めっちゃわかりやすい早川いくをさんの解説が載ったほとけ本。
久々に良い仏本に出逢えたって感じ♪
読みやすくてテンションの上がる1冊でした。
ほとけはまだまだいるので続編を強く希望します!
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『へんないきもの』の著者、早川いくをさんが、ひたすらキャラの立ったほとけ達を絶賛する、、、だけではないエンタメ仏教本。
時代を越え、場所を広げ、他と融合・分離し、意味を変えてメタモルフォーゼしていくほとけ達各々の物語。
いくをさんのユーモアセンス溢れる達者な文章と寺西晃さんの迫力ある絵でそのケレン味あるかっこよさに痺れる。
でも人間の都合で悪者になったりヒーローになったり、、、ほとけ達も大変だなあ。
残念なのはイラストがモノクロなものが多いこと。
元はカラーだったろうに、、、もったいない。
あと、不動明王のイラストがラグビー日本代表‘笑わない男’こと稲垣選手にちょっと似ているのが可笑しかった。
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早川いくをさんの本にハマり、購入した一冊
ヒンドゥー教や仏教、密教などなど、昔から信じられている神仏の伝説的な武勇伝を紹介している。
それで終わらないのが「早川いくを節」なわけで、爆笑はしないけどニヤニヤしてしまう独特の言い回しや、どこか納得してしまうあるあるトークも織り交ぜながら展開される内容は、もう一話、もう一話・・・と読み進んでしまう面白さ。
仏教がヒンドゥー教より優れていることをアピールするために創造された神や、言い伝えが飛躍しすぎて原型がなくなってしまった神など、噂の伝言ゲームに昔も今も変わらないことに親近感が湧きました。
通勤・通学中や仕事の合間や就寝前など、ちょっと心を休ませたいときにお勧めです。