紙の本
キャラクターが良い。
2012/07/27 14:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:giwatake - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすい作品だ。
キャラクターも悪くない。
期待できる作品だ。
紙の本
キミは凄いのだと知らせたい
2015/08/27 10:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
優秀な姉・日向の影響から逃げるように、生徒数八千人のマンモス校・白樹台学園の学生寮へと入った牧村日影は、この巨大校を統べる生徒会長・天王寺狐徹に見染められ、員数外の生徒会庶務として雑用を申し渡される。彼の直属は聖橋キリカ、八億円の生徒会費を一人で管理する会計だ。
副会長の竹内美園からは妙に好意を寄せられ、監査委員長・久米田郁乃や中央議会議長・神林朱鷺子からは生徒会へのスパイに誘われ、引く手あまたのひかげではあるが、狐徹からは信頼されていない様だし、キリカとはまともに話もできない。もう生徒会に関わるのはよそうか、そう思った時、彼は盗難事件の容疑者になってしまう。その時、彼の前に現れたのは、生徒会総務執行部探偵の腕章を首に巻いたキリカだった。
お金を唯一の基準にして他人との関係を形にしようとするキリカに、普通の人は敬遠気味だ。生徒会役員たちは綺麗な華だが、高嶺の、つまりは摘むのに危険な華でもある。そこに巻き込まれ、持ち前のツッコミ力と率直さで彼女たちの、キリカの中に突っ込んでいくのがひかげなのだ。
“探偵”がタイトルについているが、“詐欺師”といった方が良いかもしれないのは、「神様のメモ帳」の読者ならよく分かるかもしれない。イメージ的にはひかげが藤島鳴海で、キリカが「さよならピアノソナタ」の蛯沢真冬がキリカという感じかもしれない。つまりは、何かに絶望し、半ばあきらめながらも諦めきれない少女を、何者でもないと思っている少年が、他の誰にもできないやり方で道を示す物語なのだと思う。
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総生徒数八千人という超マンモス校の、八億円の予算を抱える生徒会の少年少女の話。
1巻ということで、出逢いというかきっかけというか序編というかのはずなのだけど、しっかりドキドキハラハラしました。クライマックスの場面なんか、スポーツ観戦のいい試合を見てるかのような高揚感だった。次巻以降も期待しちゃうなー。
女の子たちのキャラもよかったし、主人公のヒグラシくんのツッコミ体質もいい塩梅。
それにしても、うさぎのひかげくんかわいいな。
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ラストは相変わらずの、もったいつけつつ盛大に終わらす杉井節。いろいろうまい。
ただ、あえてハーレムもの的な状況にさなくてもよかったのになあ、とも。魅力的な野郎キャラも欲しい。その意味で☆-1。
まあ、続巻あるでしょう。楽しみ。
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ホップステップジャンプってな感じて盛り上がりを演出し、魅せた。読みやすくて難しい言葉もあまりなくて、さらさら読めて良い感じ。ただまぁ男が少ないよね…。
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杉井光はいわゆる昨今の”ラノベ”よりもう少し前の時代の
少年少女小説に近い繊細さを持った作品を書くイメージが
あるのだけれど
今回はそういった魅力を残しつつもイマドキの
”ラノベ”の破天荒さというか何でもあり感といったゾーンに重心を
移しているように思う。
あとキャラ萌えw少々露骨だが、さすがにうまいw
つまるところ「神様のメモ帳」を学園ハーレム生徒会モノに
華麗に見事に絶妙に翻案してみました!という読後感。
後書きにもあるが「メモ帳」の彼が裏社会のフィクサーとして
めきめき頭角をあらわしていっているということは
同じポジションにあるひかげくんも将来有望である。
2巻が待ち遠しい!
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2011 12/9読了。WonderGooで購入。
マンモス学園で巨額の生徒会費(8億円!)を一手に握る生徒会会計である、と同時に「探偵」という不思議な役職も持つ聖橋キリカと、彼女の周りにいる個性的な生徒会の面々、それに生徒会庶務の主人公の活躍を描いた作品。
特に個別章にはなってないんだけど、細かいエピソードが順を追って書かれていき、主人公が徐々に生徒会に居場所を見つけていく仕立て。
「生徒会探偵」とありつつ最後は推理ではなく主人公の一大策略が光る展開になっていく・・・作者曰く、『神様のメモ帳』の主人公が影のフィクサーになって学校行かなくなっちゃったので、ちゃんと学園を舞台にした作品が書きたかったとかなんとか。
無個性主人公⇒実は凄い、展開は上記作品にも通じるが、こっちのほうがノリが終始ギャグで気楽に楽しめる。ラノベラノベした、まさにラノベレーベルの立ち上げにふさわしい作品と思った。
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講談社ラノベ文庫という新しいレーベルで出ることになった杉井さんの新シリーズ。
作者本人も後書きで触れていたがどこか冴えない主人公が探偵の助手をやって、しかも探偵助手というよりは詐欺師?と呼ばれるような手段を用いて問題を解決するというどこかで聞いたことがあるような流れの話しで、正直新刊のわりには真新しさはなかった。
確かに舞台設定などは神メモと比べるとよりカジュアルでいかにもライトノベルな感じではあったが問題解決の流れがどうしても神メモと同じようになってしまってるのが物足りない部分でもある。
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内容説明
前払いなら千五百円、後払いなら千八百円 僕が入学してしまった高校は、生徒数8000人の超巨大学園。その生徒会を牛耳るのはたった三人の女の子――。ハイテンション学園ラブコメミステリ、堂々開幕!
内容(「BOOK」データベースより)
僕が入学してしまった高校は、生徒数8000人の超巨大学園。その生徒会を牛耳るのは、たった三人の女の子だった。女のくせに女好きの暴君会長、全校のマドンナである副会長、そして総額八億円もの生徒会予算を握る不登校児・聖橋キリカ。生徒会長によってむりやり生徒会に引きずり込まれた僕は、キリカの「もうひとつの役職」を手伝うことになり…生徒会室に次々やってくるトラブルや変人たちと戦う日々が始まるのだった!愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、堂々開幕。
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ハーレム設定が苦手ですがこの作品は大好きです。主要キャラの女の子みんなが主人公の男の子が好き、なんてこともありませんし。
ボケばっかりな周囲のキャラに対する主人公の的確で早いツッコミが面白すぎます(笑)あと、ヒロインのキリカがとにかく可愛いくて癒されました。
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雰囲気はコメディ寄りではあるけどやはり神様のメモ帳に似ているね。 話の流れとかキャラ構成とか。
またツッコミよりボケの人が多く、その会話が楽しい。 ていうかこの生徒会百合ばっかりか。
1巻はキャラ紹介と主人公が(変人揃いの)生徒会の中でどう自分の居場所を見つけていくかがメイン。
杉井節が好きならいけるぜ。
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「神様のメモ帳」の杉井光が贈る学園探偵もの。
・・・え、探偵?これ、カブってね?って思うかもしれないが、「生徒会探偵」だけあって主人公は学校に通ってる(←ここ大事)し、神メモと比べるとかなりライトで何というか、ダダ甘レベル。
ただ、作品の雰囲気だとか探偵がモニターの前に常駐してるのは一緒なんだけど・・・
こちらも魅力的なキャラが沢山出てきて、面白い。なんかNEET探偵団以上に残念なメンツなんだけど。
そしてキリカの親父www登場人物やノリは神メモと比べるとライトノベル!って感じ。神メモの重い感じに挫折した人にはオススメ。
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神メモの作者さんの新作。
神メモのナルミくんが真面目に学校に通ってる(笑)。が第一印象。
内容としてはダークな神メモとは違い、かなり軽め、そして、ハーレム?っていう感じ。お金がらみのお話が多いのですが、そんな言うほどミステリーでもなく、学園ドタバタコメディって感じがします。
まぁ、なかなか面白かったです。
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さよならピアノソナタと神様のメモ帳足して2で割ったような物語という印象。浮いた22万円のエピソードが一番好き。探偵と銘打ったのだから、ラストエピソードでも探偵らしいとこを見せて欲しかったのに、サブの話だと思っていた株取引ゲームを持って来られたのはちょっと残念。話の作りとしてはすごく巧いとは思うんだけど。
次巻は美園先輩をもっとプッシュしてくれたら嬉しいなと思いましたまる
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杉井光さん全開。恐らく、講談社ラノベ文庫の顔になっていくと感じるほど面白い。神メモやさよならピアノソナタとはうって変わって、ボケが暴走過剰制御不能でツッコミまだー?状態。なのに話はしっかりしてて、最後にはグッと引き寄せられる展開が待ってるんだから憎いぞ杉井光。キャラクター達も個性的すぎて魅力的すぎる。次巻もかなり期待大!!