投稿元:
レビューを見る
目からうろこというか、とても大きな刺激をいただいた本。
「非常識な成功法則」につぐ刺激かもしれない。
2/3(金)には神田さんのセミナーにも参加します。
とても楽しみです。
気に入った箇所
文明が崩壊する原因は、戦争でも病気でも食糧危機でもない。それは歴史が大きなターニングポイントに差しかかったときに、「引き継ぐべき価値観」と「捨て去るべき価値観」を見極められたかどうかの違いだというのだ。
明治維新以降は、ヨーロッパがモデルになった。終戦以降は、アメリカがモデルになった。
ところが今回の歴史の転機では、日本には、まったくモデルがない。
それは、なぜならーーーおそらく日本が世界のモデルになるからである。
現実には、ライフサイクルが短い事業に参入することにより、はじめて大きな事業への糸口を見つけることができる
「会社」という存在が消えてなくなるというよりも、「器」にとらわれない社会が始まると言ってもいい
君が被災地に行ったところで、何も変わらない。だが、君は大きく変わる。
視点を高くすることで、目の前の仕事のやり方も変わってくる
何が儲かるかで仕事をするのではなく、何に情熱を持ち続けることができるか。
人類史上はじまって以来、最も起業しやすい環境に私たちはいる
2012年はよりはっきり時流が変わり、「経営の効率性」から「顧客との親近感」が求められる市場に変わってくる
明治時代に向かうときに、江戸幕府の仕事に就いてしまったら、それだけチャンスが遠のいていく
江戸幕府末期に、武士に夢を描いてください、と言ったら、どんな夢になってしまうだろう?10万石の大名になりたい、という夢を1865年に描き、それに突き進んだものは、手ひどい挫折をしたことだろう
いま日本は、一時的に挫折している
投稿元:
レビューを見る
どちらかといえば、昔からシンパ側であるが、
(とはいえ、全部の著書は読んでいないが)
ちまたで、あっち側に行ったと言われる背景を、
この本で初めて知って、納得した。
ホリエモンみたくな末路?になっていたかもしれないんですねぇ。
がんになったというのも驚いた。
iphoneは○まで、のくだりもなるほど、と思わせる。
うさんくさい等々言われているが、
時代の読み方、考え方は非常に参考に出来る部分も多い。
投稿元:
レビューを見る
“未来は、どうなっているのか?”について、
世界は周期的なのだということをベースに、
今の日本のおかれている状況など、著書が預言的に、自説を開陳。
まずは、ここを受け入れるかどうかで、全体に対する感じ方は変わる。
しかし、読み進めていくうちに、
「出来事そのものではなく、出来事が起こる背景を読む」
「時代の変わり目は、想定外の連続。とにかく用心に越したことはない」
などあたりまえだけど大事なカンどころを紹介。
まとめると『人口と 人間変わる 10年後 待ってる未来 光か闇か』
といったところでしょうか?
投稿元:
レビューを見る
「あと10年で、会社はなくなる」
「中国は2025年まで発展、日本は2020年以降、崖から転がるように落ち込む」
「iPhoneは2016年に製造終了」……
本書で語られる、衝撃的な予言の数々。
客観的にみれば、日本を取り囲む状況は、真っ暗。それでも、「これからの日本は、歴史上、極めてエキサイティングなチャンスに満ち溢れている」と著者は言い切る。しかし、それは「いま希望を描き、行動を起こす」ことを選んだ人のみ。2012年からの1~2年で行動することは、これから10年、あなたの、そして日本の未来を決定してしまうのだ。
「これからの10年はどうなる?」
「日本人だけがつかめるチャンスとは?」
「若手ビジネスパーソンが今、すべきこととは?」
「30代・40代の役割とは?」
答えはすべて、本書の中にある!
カリスマ経営コンサルタント・神田昌典渾身の人生論、ついに完成です。
以下、web限定特別ページで実施した発売前立読を実施した際にお寄せいただいた読者の感想です(http://www.php.co.jp/2022/)
●「会社のPCの前で?…!!(;;)号泣してしまいました」(女性)
●「何かしたいけど自分が何をしたらいいのか分からない能力のある人たちがいっぱいあふれている。この本は、いまの日本の道しるべになる」(女性)
●「一気に読みたいけど、読めない本です。 なぜなら、一語一語に強烈なエネルギーを感じるからです」(男性)
●「子どもらの世代に「明るい日本」という名のタスキをリレーすることがビジネスマンの使命だという、意志と勇気を感じました」(女性)
●「力強い言葉が息子に元気をくれるといいなと思い、序章から印刷して中1の息子に読ませています(^^)/」(女性)
●「これからの日本を担う若者に伝えてあげたい「生きる術」が、この本に凝縮されているようです」(女性)
●「何ということだろう。神田先生の「遺書」だというのは本当だった。」「この本は、神田先生の“遺書”と言うにふさわしい、これからの日本、そして日本人に生まれてきてよかった!と思える本である」(男性)
未曾有の危機を迎えた日本。
でも、そんな今こそチャンスだと著者が言い切る理由とは?
カリスマが初めて明かす渾身のキャリア論。
ぜひご一読ください。
投稿元:
レビューを見る
会社のライフサイクルが短かくなり、大企業の人間は事業立ち上げの経験が積みにくくなる。
規模の大きい組織は、数年で終わってしまうような小さな事業よりも、長期にわたって数百億、数千億に育っていく、ライフサイクルの長い事業を優先する。
その結果、ほとんどの企画に対して、NOを出し続ける文化に陥っていく。
現実には、ライフサイクルが短い事業に参入することにより、はじめて大きな事業への糸口を見つけることができる。言い換えれば、練習試合に参加しないと、本大会はの出場権も得られないのだ。
唯一、会社が提供できることは、経験となった。
本当に熱中できる仕事に、リスクはない。
そして、それが、ライフワークに出会えた瞬間なのである。
投稿元:
レビューを見る
本書を読むか迷っているなら、まずは読んでみたほうが良いです。
本書の存在を知り、迷っている人は時代の何かを感じているはず。
もしかしたら、その何かがハッキリするかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
読了!面白かった!ちょっとぶっ飛んだ意見もあったけど、実に面白く的をえているなぁと。時折、読み返したい本です!
投稿元:
レビューを見る
日本一のマーケッターと言われる神田昌典さんの衝撃的な未来予測。
僕は自分が生きている社会というものにとても関心があります。
どうやって成り立ち、どこへ向かっていくのか。
細かいこととか難しいことはよく分かりませんが、
大きな流れは常にじーっと眺めています^^
そういう意味では非常にダイナミックな、
知的興奮に満ちた本でした。
今日の新聞に、2060年までの将来推計人口が載っていましたね。
2060年には現在の3割減の8674万人になり、
65歳以上の高齢者が4割を占めるようになる。
鍼灸師圧師&ケアマネジャーとして深く考えさせられる数字だ。
ものすごいインパクト。
それに加えて、人口動態と景気には密接な関係があり、
この観点からすると、日本の経済はこれから極めて厳しい。
しかし神田昌典さんのこの本のビジョンのように、
少し視点を変えるだけで見えるものが違ってくる。
ワクワクさせるのが本当にうまい^^
以下のようなところに共感しました。
「自分が生きている時代が分からなければ、毎日が格闘になる。
しかし未来へ向かう流れが見えたとたん、目の前の仕事が意味を持ってくる」
「私が息子に伝えられるアドバイスは3つ。
ひとつめは海外留学。まずは英語。次は中国語。
ふたつめはボランティア。
みっつめは優秀な人材が集まる場所の空気を吸え。
この三つは異なるようにみえて、同じことを言っている。
日本人は世界のリーダーだ。それを自覚せよ、ということ。
つべこべ言わずに、世界に出ていきやがれ」
「自分を超える決意が、あなたのキャリアを安定させる」
「イン・フォメーション→インター・フォメーション→エクス・フォメーション→トランス・フォメーション」
「顧うに人読まず。即し読むとも行わず」
「組織を動かす3つの歯車。
経営の効率性。商品/サービスの革新性。顧客との親近感」
「今まで時流が後押ししてきたのは「経営の効率性」を重視する文化。
その流れが、急速に変化した。
いま顧客が求めるのは、「共感」「優しさ」「つながり」といった、
「顧客との親近感」に変わったのだ」
「本当に熱中できる仕事に、リスクはない。
それが―ライフワークに出会えた瞬間なのである」
「36歳から42歳の時期は『破壊者』。
なにを破壊するかといえば」それまでに創った自分。
せっかく見出した自分を壊してしまうのだ」
素晴らしい本に感謝です!
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りてやっと届きました。初読ですが、読みやすくて楽しかったです。主人にも読んでもらいたいなー
投稿元:
レビューを見る
『2022-これから10年、活躍できる人の条件』という表題を見て、ある種の胡散臭さを感じて、書店での立ち読みや、ウェブ一部公開されているPDF( http://www.php.co.jp/2022/ )を読まずにいるのであれば、それはとてももったいないことだ。少なくとも立ち読みはしたほうがよいと思う。その際、次のことを意識したい。
1.ガチガチに形成された自らの経験に基づく価値観を一度棚上げする。
2.一気に読む。(というより、自然と次々に頁をめくってしまうはず。)
3.直感的に直観するように読む。
紹介されるエピソードごとに、「対話」し反論を用意していると、意図されている理解のプロセスが分断されてしまう。本書は議論を誘発することを目的としていない。経済学の70周年周期説の妥当性や、今後の景気予測の有効性を論じるのがテーマではない。本書は、各人が未来を考えて、予想して、備えて、今とるべき行動に移すための一つの触媒にすぎないのだ。
オマケ1:子に伝えるべきこと
英語、中国語、ハーバード大のサマースクール、北京大の語学留学
オマケ2:読書会と大学院の機能は親和性がある
投稿元:
レビューを見る
この著者は有名なのは知っていましたが、初めて読んだ。
特に今後自分の軸となるであろう考え方として、“歴史は70年サイクルで
回っている”という考え方である。
たとえば、東日本大震災が起こった2011年の70年前は太平洋戦争が勃発した1941年である。
これは、正確かどうかということよりも、同じパターンの物語によって歴史が作られているという事実を認識しなければならない。
そう考えると、今後の予測が出来てくる。1945年に終戦だから、70年後の
2015年には明治維新、太平洋戦争終結に匹敵する変革が起こる。。。
などなど。
この書籍は決して預言書ではないため、それを踏まえて私たち日本人がどう考え、行動していくかという考えのヒントを与えてくれる。
著者が自分の高校生の息子にアドバイスするべき3つのことが大変参考
になりました。
①海外留学+英語、中国語習得、②ボランティア体験、③優秀な人材が集まるところの空気を吸うこと
読後感は日本に自信が持てるようになっているので、非常によいと思います。
投稿元:
レビューを見る
昨年11月に受けたポール・シーリィ氏&神田昌典氏特別セミナーで原稿を途中まで読んでから気になっていたが、トークも著書もやっぱり面白い!日本が大転換機にあるという認識をさらに深め、その中で自分自身が何をすべきか、じっくり考える良いきっかけになりました。
2024年に会社がなくなる!の大胆発言の根拠も理解できて、すっきり(^^)
投稿元:
レビューを見る
歴史の流れから見た日本の可能性について、人口動態×アジアシフト×ライフワーク、の観点で書かれています。自分が考える今後10年の社会変化の考え方に近いので、自分を勇気づける本として読みました。
最近の流行りモノを上手に再構成した本という見方も出来ますが、著者の人生観を感じられる点を評価します。
投稿元:
レビューを見る
そして10年後、2022年に、改めて本書を開いてみてほしい。
(P19)⇒10年後まで、覚えていられるかな?
現在が時代の転換点にある
過去の延長での発想では通用しない時代になる
会社の概念が変化する(極論、会社がなくなる)
エクス・フォーメーション、起業、ライフワーク
40代のリスクをチャンスに変える
など、現在私が抱えている漠然とした不安感を言い当てている。
では何をすべきか、もう少し考えたい。
組織を動かす3つの歯車「経営の効率性」、「顧客との親近感」、「イノベーション」がかみ合わなくなり、組織が動かなくなる
という見方は参考となる。上記の3つのうち、最も得意とする
ものに特化し、あとはアウトソースせよという意見は、時代の
変革時期とあっては、非常に説得力がある。
投稿元:
レビューを見る
本書を読むと単純な未来予測がいかにくだらないものなのかが理解できるという意味では良書。
70年周期で歴史のパターンが繰り返される→これは元々大竹慎一が提唱していたものと記憶しているが、要は、コンドラチェフの波とかキチンサイクルなどと同じ考え方。
それで70年前に起こったこととその70年後をメタフォリックに対応させて適当な理屈を付けていく。
ここであくまでもメタフォリックに関連付けるというところが鍵で、レイコフのメタファー理論はたまた認知心理学者のジャン・ピアジェの認識についての理論でも明らかにされているように、自分の中にある何かのイメージを屁理屈でも何でも良いのでその出来事に投影するし、メタファーを使えばノストラダムスの大予言のようになんでも良いように解釈できてしまうのである意味確信犯である。
また、米国の著作 Generations を引用して人口動態から中国と日本の未来予測を行おうとしている。
これは、藻谷氏の著作「デフレの正体」に対する読者のレビューでも指摘されていたように、人口が減少する→デフレになって 経済成長しないというある意味トンデモ経済学と同じ考え方。
もっとも、この調子で書いていくと、朝まで終わらないのであるが、何れにしても 未来なんて予測しないで、自分のビジョン、使命を明確にして、自分の出来る仕事を1日1日積み上げていくことに勝る方法はないと気付かせてくれた点では最高の反面教師となる著作だと思う。