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夜行バスのなかで隣の人を起こさないようにこそこそ読みました。
話は少年を主人公とした冒険物語。
『あじながおじさん』の主人公も取り上げてましたね。
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宿屋を手伝うジム少年が手に入れた「宝島」の地図。
宝島への冒険の旅に出る。宝島での海賊たちとの戦い。
2009年2月18日初読
市川図書館
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昔アニメで見た事あったけど、本は読んだ事なかったので買ってみました。
「子ども向けの本なのかな」と思っていましたが、そんな事もなく
十分おっさんでも楽しめました!
ドキドキワクワクの冒険物語。
悪役のが生き生き描写されてます!
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これも、題名も中身も良く知っているはずの一冊です。子供のころ読んだものは、スティーヴンスンの書いたものをかなり短くしています。小学生の時に買ってもらった、世界名作全集の一冊目は宝島だったのを思い出しました。
まず、こんなに長い物語だったのかとびっくり。主人公ジムの成長していく姿が、きちんと描かれています。冒険ものなので、当然アドベンチャーはたくさんちりばめられています。こういうお話だったんだと、改めて感じさせられた一冊でした。
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『ジキル博士とハイド氏』の作者。
ディズニーの『トレジャープラネット』が面白かったので原作を読んでみた。
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海賊といってもファンタジーの様に特殊能力があったり、ずばぬけて強い人が居るといった非現実的な感じではなく、私たちのように平凡にくらしている人たちが海賊になったら・・といった物語。
主人公の少年が宝探しにでることになった経緯も、乗組員の中に裏切り者がいた展開もなかなか良かった。淡々とした書き口調。シルヴァーはワンピースのゼフの元なのかな?
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だが、そんなことでうろたえ、冷静さをなくすシルヴァーではない。ほかの者が落胆の度合いをろくに自覚もせぬうちに、彼は計画を変更した。
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王道ともいえるかもしれない冒険小説です。
海賊も出てくるし。
ただ、悪役として出てくる海賊は
確かにオタンコナスもいますが
一部に関してはなかなかの頭脳をお持ちの方もいます。
シルヴァーがそうでしたね。
ただ、このシルヴァーは
ちょっと特別な人物だったりします。
ベターな作品と思うと
ラストで思わぬ展開が待っていますよ。
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子供の頃に「宝島」を読んだことがある。子供向けの「宝島」は第三者がストーリーを語るスタイルで、主人公の少年ジムの冒険物語として書かれていたように思う。今回、改めて原作の宝島を読んでみると、子供の頃の印象とは随分違う印象を受けた。語り手は第三者ではなく、主人公のジムだったり医師だったり、時折作者が登場する。ジムは子供だったような記憶があるが、もう少し年上の少年で、年齢以上に機転が効いたり洞察力があったり、行動力があって、大人のような印象を受けた。ストーリーも宝を手に入れるまでのドタバタが長くて(騙したり騙されたり、色々な仕掛けがあって、面白くて飽きないけれど)、宝探しの部分は意外とアッサリした感じだった。
この小説は、作者が提示した宝島の地図を見ながら読み進めると、判りやすい。自分はこの大雑把な地図を見ると、わざわざ船をチャーターして宝探しに行こうとは思わないけれど、昔の人達は宝の在り処が描かれた地図を見ると、異常なくらいモチベーションが上がったのだろう。でも、海賊達が無人島の地図を、どうやって作ったのか素朴な疑問がある。体は強いが頭が弱い海賊に、無人島を測量する技術は無いだろうし、わざわざ地図を作るような時間も労力も無いだろう。どうやって地図を作ったのかが不思議だが、現代の視点でそういう細かい事は考えてはいけない。小説には辻褄が合わない話はいくらでもある。時代背景が違うのだから、素直にジムの冒険談を受け入れるのが、この小説の楽しみ方だと思う
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◆海賊!財宝!船乗りのロマンス!◆
子どもの頃に本を読んだような、アニメを観たような…、定かな記憶はないけれど確かに知っている物語。少年ジムが手に入れた海賊の宝の地図。宝を探してヒスパニオーラ号に乗り死人箱島を目指す一行には、地主のトリローニ、治安判事で医者のリヴジー、スモレット船長、そして海賊ジョン・シルバー(肩にオウムが乗ってる!)。誰が味方で誰が敵か、ジムたちは無事に宝を手に入れるのか…。冒険小説は大人になってもワクワクします!
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いや~、訳者あとがきがいいね。読んだら英語の本が読みたくなるし、翻訳の悩みを垣間見れて、もうひと小説読んだ感じだったわ。
スティーブンスンの推敲も、なるほど作品が長く読み継がれる訳はこういう丁寧な仕事なんだろうなぁと思った。読みだしたら止まらない。久しぶりに子供にかえって冒険した気分。面白い。
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往来堂書店「D坂文庫2015春」からの一冊。
知らない人はいない名作ではあるけれど、ダイジェスト版でしか読んでない、あるいは読んだがストーリーは忘れた、という人が多いんだろう。かく言うワタシもその一人。そこで、異動と引越しで読書に集中できないときに、これならと軽い気持ちで手にしてみた。
ところが、これが予想以上に面白い。まさに、冒険小説の元祖はここにあり!魅力的な海賊、(意外に残酷なシーンが多い中)成長してゆく少年、見守る医者。逃亡があって、捕獲されて、裏切りがあって、そのまた裏があって。子ども向けの物語に留めておくのはもったいない。
読んでいる間はこの冒険譚の世界にどっぷり浸かって、わくわく感がよみがえって、自身の周囲のバタバタから一時的に離脱。ある意味、いいタイミングで読んだと言えるのかもしれない。ワタシが本書を読んでいるのを傍で見てい人がいたとしたら、「本書を宝の地図のように扱っていた」と指摘されたんでは、という気がする。
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財宝が隠された地図を元にジム少年が大人たちと旅に出る。
集められた船員の中には悪名高い海賊ジョン・シルバーが潜んでいて、彼との対立が話の中心となっていく。
状況によって敵と仲間を行ったり来たりする狡猾なシルバーは同時に見込んだ男に礼節を重んじたり、様々な面を覗かせて非常に楽しいトリックスターだ。
正直、航海までは退屈だったが、シルバーとのサスペンスがキモと言っていい。
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海外の古典文学にありがちな一人の人物に複数の呼び名があることによる混乱でなかなか話にのめり込めなかった。巻頭に登場人物一覧を載せてもらうと島の地図よりも有益な気がする。個性ある人物、先が気になる展開、巧みな描写など、児童文学とは思えない作品です。主人公ベンの勇気と大胆さ、隅に置けないキャプテンシルバー、取り残されたガンの存在意義などが印象に残りました。
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『宝島』は作者スティーヴンソンが結婚した女性の連れ子と遊んでいて、海賊や宝物の出てくる地図を描いていたことをきっかけに物語を作ったという。発売当初から『宝島』はよく売れ、現在でも世界の有名な童話の1つとなっており、どうしても『宝島』=子供向けというイメージを持たれがちであるが、スティーヴンソンの友人ウィリアム・ヘンリーは、この作品が子供だけでなく、大人が読んでも十分楽しめることを指摘している。