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文章もだけど、絵が素敵です。ちいさな王子の言葉とまなざしに、心動かされる瞬間があれば、忘れられない一冊になるはず。
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高校生の頃、叔母さんに薦められた本。
でもその時は自分にフィットせず、途中脱落。
今回、これを手に取ったとき、叔母さんを思い出し、ペラペラとめくってみると、何となく頭の中にスラスラ入ってきそうな気がしたので、15年ぶりに再チャレンジ。
読了。
良い話でした。
キツネとの段落が一番好き。
物悲しい、ラストもまた。
そうやって人は現実の中に帰って行くんだよなぁ。
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「星の王子さま」新訳読み比べをしている。子供に対するさっぱりして温かい文体だと思った。「王子と語り合い、その笑い声を聞くことが許されるのは、飛行機が飛ばないことと引き換え」
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肩の力を抜いて、王子と一緒に星々をゆく。さまざまな性質を持った人間がいる、ということ。それはもちろん、現実社会の反映だろう。一人一人違う星のうえに生きていて、各々違う宇宙をみているものかもしれない。それが本書で端的に表現されているようだ。…もう前に読んだので記憶もぼんやりだが、ラストの描写は日本語として、ちょっと気に入らなかったように思い出す。違う訳と比べ読みしてみたい。
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今まで何回か読もうとしたけど、なぜか最後まで読めなかった本。名作と言われてるけど、こんなもんかな〜という印象でした。
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『星の王子さま』として有名な本の新訳。
登録する際検索したら他にも色々引っかかってきたので、見比べるのも面白そう。
本書に関して言えば、原題である『LE PETIT PRINCE』を素直に『ちいさな王子』と訳しているところからも原文に忠実なところがうかがえる。
訳者あとがきに、作中で語り手自身が「できるならぼくは、この話を、おとぎ話みたいにはじめてみたかった」と述べているのを受けて、おとぎ話調、童話調は採用しないとも述べており、大人にとっても読みやすい文章になっていると思う。
内容についてはいちいち触れないけれど、悲しさと暖かさが同居して何度読んでも不思議と涙があふれる作品。
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2009.09
表紙だけ見たとき、一瞬「星の王子さま」とは気付かなかった。最初のゾウを飲み込んだのはボアっていうのね。ずっとヘビだと思ってました。
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あんまりさびしいと、東ずむのが好きになるんだよ。
一生懸命やっていたって、人はだれしも、怠けたいものなんだ。
人間って、特急に乗りこんでいるくせに、自分がなにを探してくれるのかわからなくなってしまっているんだ。だからあんなに落ち着きがなくて、同じところをグルグルまわっていたりするんだね。
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新訳「星の王子さま」。一連の新訳では好きなほう。訳者は、「ムッシュー」などJ.P.トゥーサンの作品の翻訳でお馴染。光文社古典新訳文庫はホント良い作品を揃えてるなー。
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大学の授業で必要になったので購入しました。
中学の時一回挫折して、高校の時に読みきったきりご無沙汰でした。
昔読むのが苦痛だったのは、訳が古いものだったからかもしれません。この本はとても読みやすかったです。
大学生になってから読み返して、高校時に読んだ時よりもこの本の良さを感じることが出来たと思います。
あと私的にこれを児童書というのはどうかと思います。
大人向けの童話といった方がいいような。
今『人間の土地』を読もうと思っているのですが、同じ著者でもこちらは1955年に堀口大学という方が訳されたきりになっていて、旧漢字が使われています。読んだ方のレビューを読んでみると、最初のとっつきにくささえ乗り越えればとても素晴らしく思えるらしいのですが、どうにも不安です。
なんでこっちは新訳がないんでしょうか(´;ω;`)
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別名「星の王子さま」でお馴染みの名作。
いま、出会いと別れに至極敏感な時期だからなのか、
やけに感動した。
そぎ落とされ、洗練された文章で紡がれた物語が、
却って愛らしさと切なさを同時に謳う。
人は出会う。そして成長して別れる。
そこら辺に転がっているありきたりの日常が
実は奇蹟だったと気づかせてくれる。
素晴らしい作品でした。
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「『...もしきみがぼくをなつかせてくれるなら、ぼくらはお互いが必要になる。きみはぼくにとって、この世でたった一人のひとになるし、きみにとってぼくは、この世でたった一匹のキツネになるんだよ……』」 「『さよなら。じゃあ、秘密を教えてあげよう。とてもかんたんだよ。心で見なくちゃ、ものはよく見えない。大切なものは、目には見えないんだよ』」
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KiKi の子供時代、とあるコマーシャルで「大きなことはいいことだ」というフレーズが使われたことがありました。 でもその後の価値観の変動の中で「大きけりゃいいってもんじゃない」という風潮が生まれてきて、今はその延長線上にあるように感じます。 でも、一度は大きい方に舵をとったこの社会はこの「大きい」と「小さい」のひずみの中で喘いでいる・・・・・そんな気もしないじゃないんですよね~。
でね、今回、この「小さな」「大きな」という対比の中に、KiKi は「大きな組織で動く効率的・合理的社会」というものを感じ取りました。 もちろんそれが「悪いこと」とは言い切れないんだけど(特に落ちこぼれながら会計人感覚からすると 苦笑)、それでもその「効率性」「合理性」追及の陰に、王子が自分の星から地球に至るまでに立ち寄ったいくつかの星に住む不思議な住民の姿がダブって感じられるんですよ。 「支配だけしたがる王さま」、「ただ目立ちたがる男」、「自分を見失い酒ばかり飲んでいる男」、「ひたすら忙しがるビジネスマン」、「点灯だけを仕事とする男」、「フィールドワークをしない机にかじりついている学者」・・・・・・。
今更ながら・・・・・ではあるけれど、この物語ってひょっとしたら「人間性の喪失」に対する危機感の物語であり、どんどん近代化していく世界への警鐘の文学だったのかもしれません。 そう・・・・、言ってみれば「怜悧な社会風刺の物語」。 そしてもう一つ感じたのは、ここ何年か KiKi 自身もず~っと考え続けていることなんだけど「グローバル・スタンダードって本当のところ何???」という命題について扱っている物語でもあるんだなぁということでした。
(全文はブログにて)
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名前は違うけど、中身は星の王子様。
有名な作品だけど、今まで読んだ事がなかった。
子ども向けの内容かと思ってたのですが、意外に深いです。
というより子ども向けではないかな。
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愛読書は?と聞かれて自信を持って答えられるほど読んではいないが、確実に私の中で特別だと言い切れる作品だ。何度も何度も、小さな王子の言葉にはっとする。