投稿元:
レビューを見る
巻第一、有名な「祇園精舎」は平家物語の冒頭であり平家物語全てを語っていると言えるだろう。美しい日本語リズムは何度でも読み返したくなる。是非音読してほしい一文だ。小学生の時に習った場面もあって懐かしかった。清盛が死んでからの後半は源義経のことが多く描かれている。武士の生き様がよく分かる一冊。
投稿元:
レビューを見る
夏休みの宿題の読書感想文のために購入。でも途中で「こんなんよめるか!」と断念。いや1時間もあれば読めますけどね・・文庫本だし。良いところだけギュって詰まってるらしいですよ。現代語訳と原文、両方が載っていて良かったです。
投稿元:
レビューを見る
よっぴいてひょうとはなつ。
ひいふっと。
懐かしい響きの言葉がたくさんある。たまには昔読んだ本を読むのも良いモノだな。
投稿元:
レビューを見る
「原文・訳・解説付き」と「訳のみ」と「あらすじのみ」で
構成されてたけど、平家物語の内容を知るには十分でした。
原文の文章の美しいこと!
五七調で出来てて、改めてすごいと思った。
投稿元:
レビューを見る
平家物語というと12巻の大長編。
ですがこちらは、一冊であらすじを理解しつつ、
おいしいところは原文と現代語訳つきで楽しめるので、
手軽に平家物語の世界を楽しみたい人にオススメ。
平家物語は歴史を扱ったものですが、
その時代に生きる登場人物たちの心情も生き生きと書かれているので
人間ドラマとしても、とても感動します。
大好きな古典のひとつです。
投稿元:
レビューを見る
現代語訳や解説などが充実していて
古典の知識が無くても楽しめます。
高校の授業などでは触れなかった場面にも
「無常観あふれる美」はたくさんありました。
個人的に那須与一が矢を射るときの
「ひやう」の音がこの時代らしくて好きです。
投稿元:
レビューを見る
平家の栄華を極める時代から没落していくまでを描く。歴史を記録するためなのか、あるいは、当時の人々の娯楽のために書かれたのだろうか。
話が良くできており、若干、脚色もあるのだろう。那須野与一が、弓矢で川の遠くの扇子を打ち抜くシーンを久しぶりに思い出した。
投稿元:
レビューを見る
一冊に簡単にまとめられていて読みやすかった。「平家の群像」や「平家物語 石母田正」で十分バックグラウンドもあったので楽だった。もちろん全巻をいつかは読みたいと思うが、あまりにも多すぎるのでちょっと踏ん切りがつかないな。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズはこういった少し敷居が高そうな古典物もわかりやすく現代語で書かれ解説もあるので気に入って読んでいます。
この時代の権力争いはかなり冷酷で悲惨だったことがわかります。
今の時代に生まれてよかったとつくづく感じます。
歴史の教科書からではわからないことがいろいろわかりました。
投稿元:
レビューを見る
今まで知っているようで知らなかった平家物語をやっと読めたという感じです。
易しい現代語訳付きで読みやすいと思います。
ただ、原文の掲載は少なめなので、古文をガッツリ読みたい人向けでは無いかも。
投稿元:
レビューを見る
12世紀末、6年間に及ぶ源平の争乱は幕を閉じた。戦いの中にある愛と死のドラマ、人間の哀歓を描く一大戦記である「平家物語」。この壮大な歴史ロマンをしっかり理解するための一冊。
本当は単行本で読んだんだよー。
投稿元:
レビューを見る
学生時代に暗唱した『祇園精舎の鐘の声~』から始まる物語。所々教科書で勉強したが覚えてないし、一度通しで読みたかったのでビギナーで。京都や他の地域の知ってる地名が出てくるのでなんか訪れたくなってしまう。平清盛は絶対的権力を牛耳るなかなかの独裁っぷりですね。他の本で読んでみたい。来年の大河ドラマの主役ですね。悪役のイメージでしかないけどどう演じるのででしょう。敦盛の最期や那須与一など美談がたくさんあり興味が湧いてきたので一度全部載ってる吉川某の平家物語を読んでみたいのだけど、ちょっと長いんですよね~。
投稿元:
レビューを見る
原文は少ないが、全部のストーリーは(大雑把とはいえ)書かれているので、他のビギナーズ・クラシックスに見られる原文は多いけど、話飛び飛びとは違ってどんな物語かは大筋知ることができる。
平家の衰退と源氏の隆盛が描かれている・・・それだけ(ぇ
歴史好きにはこういうの読むだけで楽しめるから、中身がどうとかは・・・
祇園精舎や那須与一といった高校生で古文の勉強してた文系には懐かしいところもあったりで、青春の振り返りにもどうぞ。
投稿元:
レビューを見る
全然知らなかったんだけれど、今度は大河ドラマで「平清盛」をやるらしいです。
ということで、その予習として『平家物語』を読んでみるというのはいかがでせう。
しっかし、後世まで読まれ継がれるだけあって面白い内容です、『平家物語』。
そして思っている以上に、古典の表現って工夫されているなあって。
手塚治虫『火の鳥』に出てくる演出の元ネタもたくさん見ることができます。
本書は『平家物語』のあらすじ集っていう感じ。
現代語中心で、原文はほとんど掲載されていません。
口語訳集かとも思ったけれど、どうも一文一文を訳しているわけではなさそう?
でも、割と崩した訳し方なんかもあったりして、
さらりと『平家物語』の内容を知るだけなら使える一冊かもしれない運転。
【目次】
はじめに
平家物語
巻第一~巻第十二
平家物語灌頂の巻
解説
付録
投稿元:
レビューを見る
ほぼ飛ばし読みに近いが、入門書としてはおもしろかった。
改めて平家周辺の歴史を学びなおしたような感じがする。それに、作中で平家の武将が華々しく、男らしく描かれているのが印象的であった。
数々の挿話があって、テンポよくリズミカルに進んでゆく展開も読んでいて飽きなかった。
いずれは全編読破したい。