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池上さんらしいわかりやすさに感謝感謝な一冊。
ここ最近の本が、ある程度分野や論題がしぼられていたのに対し、様々な分野を、図解つきでとてもわかりやすく読み解いてくれた。
そしてなんといっても池上さんのいいところは、読者に考えさせる問いを要所におとしていくところ。
人にその本の内容を教えるという心構えで、これからは読書に取り組みたいと思う。
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前編に続き、大変勉強になった。今の世界を理解する上で知っておかなければならない情報がまとまっており、なおかつ丁寧な解説もあるので、分かりやすい。これからも池上さんシリーズを読んでいこうと思う。
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初版は2011年3月25日だけど執筆を終えたのは同2月のようで東日本大震災については一切触れられていない。内容は既に知ってることが殆んどで読んだ甲斐はあまりなかった。あとがきで3月でメディアへの出演は控えると書いてあるけど3.11関連の解説番組に出演して氾濫していた情報をわかりやすく解説していたのは流石。
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テレビでの解説を見ているような分かりやすさ。そういえば今日、第3章に出ていたシェールガス革命をテレビで池上さんが解説していました。実際にアメリカに行ってシェールガスの採掘現場を取材していました。さらによくわかりました。
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1に続き知らない事ばかりで恥辱にまみれました。
イラン人はペルシャ人
フランスはフランス革命以降、政教分離を徹底
公の場での宗教色の強い服装、服飾は禁止
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世界情勢の移り変わりを表面的ではなく背景を辿りながら理解することができる良本。難しいことを難しく説明するのではなく、難しいことを分かり易く説明することの大切さと、その難しさを痛感した。タイトルの通り、知らないと恥となることが結構あった。例えば、日本は島国なので領土の大きさでは世界で61番目だが、排他的経済水域を含めると6番目という事実。周辺諸国との摩擦問題や外交を考える上ではなくてはならない知識。世界のニュースに関心を持ち、自分で考え、行動できる力を身に付けたいと改めて思った。「Think Globally, Act Locally」
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旦那さんの本棚より。
何故か「1」がナイと思ったら、「時事モノは旬を逃したらダメだと思って。」だそう。
背表紙にあった「世界の風景は『協調』から『ナショナリズム』へ―。」という文句にぎくりとした。
ある時代を彷彿とさせませんか。
世界恐慌、ナショナリズムの台頭…まんま、1930年代じゃないんですか。
歴史を学んでいない(ように私には見える)日本は、同じコトを繰り返さないでいられるんだろうか。
(まあ、実際「戦争」という手段は取れないだろうけど。そう、信じてるけど。)
では日本にはどんな「手段」が残ってるのか。
…最近、現代史系の本を読むと、暗澹たる気分になります。
内容的には、新しい本なので、海外ニュースの内容が分かり易くコンパクトにまとまってるという印象。
目新しさはないけどおさらい的な。
いろいろな意見があるとは思いますが、この人の報道に誠実であろうとする態度が好きです。
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政治や世界情勢に無知&無関心だったけれど、これを読んで、急に目が覚めました。 世界の大問題、怖すぎる! そしてあいまいだったニュースの意味が分るようになり、興味がわくようになりました。 すごく面白いです。
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ほとんどが知っている内容であまり面白くはなかった。
マスコミの政局>政策の傾向の話は面白かった。
それにしても池上彰の文章はわかりやすい。
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昨日、モーガン・スパーロック監督の『ビン・ラディンを探せ ~スパーロックがテロ最前線に突撃 ~』というドキュメンタリー映画を見ていたときに、ここに書かれていることが非常に役立ちました。 僕は最初にこっちから読みました。『知らないと恥をかく世界の大問題』の方は後で読んでみることにします。
この本は世界情勢や日本の時事を池上彰さんがわかりやすく解説している本で、新書ながらその情報量は相当なものであると思います。特に僕はこれを読んだあと、モーガン・スパーロック監督の
『ビン・ラディンを探せ! ~スパーロックがテロ最前線に突撃!~』
というドキュメンタリー映画を見ていたので、早速ここで書かれていた話が役に立ったということになります。
僕が注目して呼んだのは第二章の『超大国アメリカの憂鬱』と第五章の『「民族」「宗教」「資源」が世界の火種を生む』で、これを読むまでは僕も知らなかったんですが、オバマ大統領の支持率は急降下していて、政府も日本で言うところの「ねじれ内閣」状態になっているという話には本当にびっくりしました。そして、第五章ではスパーロック監督の映画にも通じる話で、その中でもパレスチナ問題でスパーロック監督がパレスチナ自治区でイスラエル軍の戦車が走るのを眺めている映像で、
「あぁ、背景にはこういう事実があるのだな」
ということがわかった上で見ることができたので非常にありがたかったです。
そして、アメリカ人である彼がかくも危険な取材を敢行したのか、ということがこの本のおかげで知ることができて、その点では非常に感謝しております。
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こういう「やさしい解説本」を買うのはバカらしい気がして読んだことがなかったものの、方向転換。絶対的な自信のある分野でない限り、とりあえず読まないと。
それがこの本のウリなんだけど、すぐ読めてしまうのでコスパが悪い気もする・・・賞味期限のある本なので、母か従姉妹にあげよう。(新大阪ブックキオスクにて購入)
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地震の直前の段階で書かれたものなので、日本については参考程度にしかならないが、いろいろな問題が分かりやすく書いてある。
地震のあとの評価も知りたいものだ。
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わかりやすい。世の中を理解するということは、いくつかの難解な問題を理解するということではなくて、多数の単純な問題を理解することなんだなと思った。つまり誰にでも世界を理解することが出来る。
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今年最後に読み終えた本はコレ。最後のページにこんな言葉がありました。シンガポールの初代首相のリー・クアンユー「今、日本の社会が抱えている問題は日本人自身が将来、どのような社会を望んでいるかわかっていないことだ」。これは、自分自身にも言えることだと思う。
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印象に残ったところ、①2012年世界のトップが代わり自国の国益追求に走る。②ギリシャ赤字は1年で2.4兆円といっていたが実は4.8兆円で累積赤字は38兆円。ユーロ下落でドイツは輸出好調。③トップに中国共産党、その下に憲法、その下に司法、立法、行政がある。総書記1名の下に政治局常務委員8名がいて13億人を支配。中国、軍のナンバー2になったら次は国のナンバー1、人口の中で65歳以上が7%以上だと高齢化社会、日本は23%で超高齢化社会、2050年は中国の3分の1が65歳以上。④日本の借金1000兆円、ギリシャ国債70%外国の銀行所有、日本の国債95%は日本人。