紙の本
ドタバタ学園物語
2009/05/23 22:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半はトレミア・アカデミーの日常を描いた短編で、本編ではあまり活躍の場を得られないサージェスやキリエたちクラスメートが暴れまわります。普段の雰囲気とはかなり違ってコメディ色の強い作品集。本編はどちらかというとストーリー性重視なので、番外編の方がキャラクターの特性を存分に生かせる気がします。
後半になると一転して普段の調性に変わります。カインツとイブマリーの思い出話や、新たなエピソードの導入となる短編。ネイトとシャオのニアミスです。
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詠使いシリーズ、久々です。
雑誌ドラゴンマガジンに連載されていた短編収録の短編集ですが、
同時に書きおろしの章にて「第1部完」の巻でもあり、この巻を飛ばすと
大変なことになってしまう、ドラゴンマガジンを読んだ人泣かせの巻。
自分は読んでいなかったので120%楽しめました。
雑誌連載時の雑誌の絵は載っていないので、ドラゴンマガジンで読んだ
方にも充分お得なのでは。
章ごとに色の名前がついていて、
色とかかわりの深いキャラが主役になっています。
クルーエルの「赤奏」はほのぼのですが、
「緑奏」「青奏」「黄奏」「白奏」は凄いお笑いです。
特に白奏は「文学少女」コラボアンソロとほぼ同時に読んだの
運命的すぎました(大笑)!!
竹岡先生の挿絵がこちらでも美味しいところに入ってます。
しかし自分やはりカインツさん×イブマリーさん好きなようで
「虹奏」が1番のお気に入りです。
この後の「空奏」がとんでもないお話です。
この話に出てくるのがクルーエルでなくネイトなのが大きいポイント
だと思いますね。
これまでクルーエル寄りだった物語が一気に彼に傾きました。
第2部も気になりますなー。
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この短編集より前がEpisode1、これ以降がEpisode2ということになります。
この巻のように一生幸せに暮らして欲しいですが、そんな調子よくははどうやら行かないようです。
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今回は短編集で副題の「シャオ」が関連するのは最後の1編のみ。その1編が第二章のプロローグの役割もしてたり。
そのほかの短編については学校を中心に新旧含めたもので、先生方も含め今まであまりスポットの当たらなかったキャラにもスポットがあたり、ドタバタコメディ的な部分も多く楽しく読めた。
今までの黄昏色シリーズの雰囲気とは多少異なるがこのような息抜きの話もたまにはいいよね。
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短編集。
いつもより脱力の展開が多かった。
アーマの恐怖体験とか。
三バカ(?)教師の恥ずかしい宝物とか。
花園に忍び込んだネイトの女装とか。
うーん、学園ってこんなにおもしろかったんだ(笑)
もちろん、ネイトのクルーエルへの贈り物や、カインツのイブマリーへの贈り物にも、心温まった。
なんだかんだで、いい短編集だ。
さて、次回からの本編は、なんだかネイトとクルーエルだけでなく、世界の成り立ちにも関係しそうな予感。
「ネイト、頑張れ」と今から言っておこう(笑)
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どれ一つハズレがなかった短編集。やっぱりカインツとイブマリーの二人はいいな。それはそうと、詩集は名詠があることから察するに作者に何らかの痛い覚えがあるんでしょうね。
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軽快な短編集それから二楽章へと続く物語。緑奏の先生方のどたばたが一番おもしろかった。でも黄奏のエイダとキリエもおもしろかった。この二人、敵に回すと怖い。 一番好きなのは、カインツとイブマリーの話。
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短編集ってことで、どんなものかと思ったら…
10代らしいハチャメチャな学生生活というか
本編とは、まったく! 雰囲気が違って
これはこれで面白いな、と。
個人的には、エルファンド時代の話がとてもよかったです。
エピソードⅡに続く話もあったりで、満足な一冊でした。
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短編集。ラストは本編の今後に深く関わる話みたいだけど、基本的には日常のパート。作品のもつ独特の優しく切ない話あり、ドタバタコメディありと楽しませてもらいました。エイダは本編で結構しっかりした印象があったけど、本来コッチ寄りなキャラでしたっけ。うっかりうっかり。あと、“イェレミーアスさん”かーわうぃー。
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シャオはとても印象に残るキャラだった。不思議な雰囲気でエヴァでいうカオルくんポジションといったところだったか