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著者は、心理カウンセラー・NLPマスタープラクティショナー。ある大企業の管理職として働いていたが、家族に起こった事件をきっかけとして、心理療法を学びはじめ、心理療法を世に広める必要性に目覚め、「性格改善」を専門とした活動をスタート。
心理療法やNLP・コーチングの手法を取り入れたカウンセリングやその手法を広めるセミナー活動を展開している。
著書に「心がラクになる!」「問題が消えて無くなった!」等多数。
人間関係を
「しんどい」「めんどくさい」と思って生きてきた著者。
身近な人以外に人にはいつも一定の距離を置き、自分のまわにり壁を築き、必死に寂しい自分を守っていた。当時の著者は「ただ、認めてもらうためだけに必死にがんばること」「寝食を忘れて働くこと」そして、「自分のプライドを保つために周囲と戦うこと」であった。そのつらい生き方を経て辿りついた心理カウンセラーという職業。その過程である自分の問題を解決する法則を本書で伝えたいと考えている。
具体的に、悩み事を解決するノウハウを書いたものでなく、カウンセリングをしているような形で本書は以下の5章にわたり記されている。
①人間関係が「しんどい」あなたへ
②「なんだか不安」「どうしよう」自分がダメだと思うあなたへ
③「なぜかムカつく」「イライラする」他人が許せないあなたへ
④自分も他人もイヤになって苦しいあなたへ
⑤人間関係の「しんどい」を積み重ねない習慣
誰もが抱える人間関係の悩み。
本書で紹介されているようなケースはもちろん自分にも心当たりがあるケースは散見された。
自分だけの考えでは解決できない。解決できないにしてもその悩を和らげるためにはやはり専門家であるプロの意見や考え方も取り入れることは大いに役立つ。
でも・・。って言ったら元も子もない。
まずは受け入れて、無理なら違う方法を探せばいい。
問題は他人ではなく、自分にも大いにある。これさえわかれば次の一手はいくらでもうつことができる。
本書で紹介されている様々な法則
その中でも一番きになったのは「うんこの法則」
くさ~いではなくふか~い法則であった。
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分かり易く書かれていて、気付かせてもらえる とても初心者的な本でした。
語り口調で書かれている部分もあり、文章中に (笑) なども出て来ます。
気負いなくサラサラ読める本だと思います。
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本当の問題は、実はあなたの中に 自分が変わればイヤな奴も変わる ”いままで”と”今”をいっしょにしない 不安や悩みを頭の中だけにしまわない とりあえずでいい、相手を許してみる 自分は満たされていることを知る 失敗してもいい、自分の思いを大切に 乗り越えられないことは、神様は用意しない 本音を素直に伝える
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心屋さんは、20年もの長いサラリーマン時代に、「どうせ自分といてもこの人は楽しくないだろうな」「自分が居ても、場が盛り上がらない」「楽しい話ができない」と思って、「一人でいる方が楽だ」「できることは全部一人でやろう」「どうせわかってもらえない」と考えるようになった。というまえがきにものすごく共感できた。だからこそ心理カウンセラーになれて、沢山の法則を発見できたという言葉に、自分のこれまでを肯定してもらえた気がした。苦しい事こそ、成長の糧だったりするんだなあ。
この本で紹介されている沢山の法則は、だれもが「あるある!」と思うようなシチュエーションを、学校のテストとか宿題などなど、わかりやすいたとえで紹介している。その法則の核となる考え方が、「過去と他人は変えられない。自分と未来は変えられる。」だと思う。人間関係でもなんでも、起こっていることをいやだと思うのは自分の心で、そう感じる自分を変えることはできても、他人を変えることはできない。いやだと思う自分の心に向き合って認めてあげることで、相手の事も認められる。相手の事を認めてあげられれば、相手もおもしろいように変わってくれる(ことがおおい)。
心屋さんの好きな言葉に、「人は、自分の経験したことでしか、目の前の物事を理解できない」みたいな言葉があるらしい。だから、ひとりひとりに見えている世界も、感じていることも違う。自分をどんどん認めて、自分の見える世界がどんどん楽に幸せになるといいと思う。
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心屋さんの本は、初めて。
柔らかい文章で、悩みを具体的に他の事例でたとえて書かれているので、イメージはしやすいと思った。
これまで上手く行ったのだから、また上手く行く、と言う慣性を持っている人は、どれほど良いだろう、うらやましいと思う。
出来るだけそう考えたいけれど、なかなかそうは行かない。
でも、そんな風に考える方が上手く行くことだってあるんだと思う。
また、物事に対して思うようにならない時に、すねる行為は身につまされた。
まるで私のことを書いているようだと、赤面しそうだった。
他には、助けてもらうために心を開くこと。
これは、私は心を許している人に対しては、オープンなのでこれからもそれでいいんだってホッとする。
「でも・・・・」と言うのを少しは減らせるだろうか。
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人間関係がしんどくなったわけではないが(笑)
心屋仁之助さんって最近有名だしって思って
買って読んでみた。
そうなんだ~~って思える内容が多かった。
他人が悪いとか、他人の責任とか
そういうYOUの考え方ではなく
そんな風に思う私に責任がある。そういう思考回路に問題がある。Iの考え方
スッとしたというか ホッとしたというか
結構スッキリ出来た本だった。
しんどくなってから読むというより、うまく社会で生きていくために知っておいて損のない考え方
そしてそれを実践すれば、
「もっといいLIFEになるよ」
ってそう言われているような気がした
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人間関係がしんどいと思ったら読む本 / 心屋 仁之助 / 2013.08.14(23/154)
人間関係がしんどと思うとき、それは、自分の心が何かに反応している。その何かを見極め、体質改善することが大切。
自分が正しいの間違いに気づく。
人生の宿題は早めに終わらす。=>思うように対処できない自分を見ると、本当はどうしたいのにできないのかを知ることで、どういうことがいえないのか、何が嫌なのか、どうしてそんなにいやなのか、そこに自分のやりのこした宿題が見えてくる。
素のままに、わがままに、かっこ悪く、失敗しながら生きていく人のほうが魅力ある。
将来が不安になるネガティブの法則=>こういうときはこうなる、という自分の思考パターンを作り上げる。思考慣性の法則。根拠のない自信は大切。逆にネガティブ思考だと、失敗経験ばかりを集めてしまう。
中学生の法則=他人はすごく見える。
成長できるのは、怖くても挑戦したとき。怖くて逃げたことは後悔が残る。
心を映す鏡はない。自分の周囲の人を鏡代わりに見るしかない。人のふりみてわがふりなおせ。
できないことをさらけだして生きる。知らないから教えて、知っているけど、そこまで詳しくないから教えて、助けてほしい。そんなことを言える勇気が人を成長させてくれる。
まず自分がまわりに話しかける、まず自分がまわりをやさしくする、まず自分が欠点探しではなく、いいところを認めてあげる、保険の掛け金のようなもの。掛けないと、保険はおりない。
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ひと言で言えば…
人間関係に悩み、凹んだ心を立ち直らせ、予防までできる1冊。
感想は…
とっても読み易いし、解り易かったです。
1つ1つの話の長さが、大体5ページ以内と、丁度良かったですね。
自分の当て嵌まる行動の裏に気付けたのは、私としては嬉しい収穫でした。
言い方1つで、こうも変わるんだなぁ、という部分には、良い勉強になりましたね。
人間関係や、それに伴う自分の心に悩んでいる人には、とっても良い1冊だと思います。
・人間関係で、どっと疲れるくらい悩んでる人
・解り易い人間関係改善本を探している人
・人間関係の悩みで、これまで読んできた本が難しくて、挫折した人
・人間関係問題で、自分の言動に隠れている本当の気持ちが解らない、知りたい人
そういう方たちにオススメしたいですね…。
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どうしたら人間関係を改善できるのかの指南書です。
学校でも会社でも一番厄介なのは人間関係。
会社を辞める理由は、人間関係のもつれが一番です。
心屋さんのどの本にも共通しているのは、本当の問題は自分の心の中にあるのだということです。
自分が変われば相手も変わるということです。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11858450352.html
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ためになることも書いてあった。ふむ、なるほどこうしようと思うこともあった。けれどほうほうと思うことの方が多かったからきっとわたしはそこまで人間関係に悲観的じゃないんだろうなと思った。
これを糧にこれからも自分が楽しく前向きに生きるように人生を設計していきたいと思った。
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人間関係が煩わしいと感じるシチュエーションに対して何が原因か、どう変われば改善されるのかを事例を基に紹介されています。
■集団にはこういう人が必ずいる
自分自身は人との交流が好きなので、「しんどい」と感じたことはほとんどありません。ただ周囲を見ていると人間関係のせいで、仕事や、プライベートでストレスを感じている人がいます。
■周りがどうかではなく「それを自分がどう思うか」
人間関係が上手くいかない≒あの人と合わない
結局これを解決するためには自分が変わるのが一番簡単な方法です。相手を変えるなんてそれこそ労力がかかるしストレスです。
■人と接するときに少し意識をするだけ。
それだけで、相手の見方は変わると思うし、相手への接し方が変われば、相手からの接し方も大きく変わるはずだと改めて認識しました。
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人間関係で悩みはない私でも、例え話がわかりやすくて、説得力があって、楽しく読め、馴染みやすい本だった。
花粉症は「花粉」自体に問題があるのではなく、「花粉」に反応してしまう自分に問題がある。だから「花粉」をどうこうしようとするのではなく、自分は「花粉」に対してどうするか。(ここでいう「花粉」=「苦手な人」)
「岩と旅人」の話。
苦手な相手を変えようとするのは、巨大な岩を相手にしているのと同じ。巨大な岩を相手に「邪魔だ!どけ!」と文句を言い、論じても通用しないと、だんだん腹が立ってきて、押したり蹴ったり叩いたり、しまいには爆破してみるものの、一部しか壊れず、通れるけど気が治まらず、仲間を集めてさらに爆破し続ける。飛び散った破片で傷つきながら。
巨大な岩を相手にしない旅人は、岩を避けて遠回りしたり、岩の上を楽しんでロッククライミングして乗り越えたり、見物してお弁当を食べてたり。岩と戦っている旅人はそういう人たちにも腹を立てる。「せっかく俺がみんなのために岩を動かしてやってるのに」と。
価値観を統一するのではなく、価値観の違いを認める。「比較しない」「正しさを主張し合わない」「一人一人の価値観を認める、受け容れる」それが「他人を尊重すること」であり、「自分を尊重すること」にも繋がる。
人の話を聞く時は、自分の価値観だけで人の話を「聞く」のではなく、相手の価値観に沿って、自分の価値観(フィルター)で物事をジャッジせずに「聴く」ことが大事。
「もっと優しくしてほしい」「もっと大事にしてほしい」「もっと認めてほしい」「もっとかまってほしい」という自分の本当の気持ちを自己開示していないと、「私はこれだけやってるのに」「こんなに我慢しているのに」「私は悪くないのに」という不満が増幅し「被害者のスパイラル」に陥ってしまう。
すっぱいぶどうの法則。
自分が努力しても手に入らなかったものに対して、「あれは本当は価値がないのだと思い込むことで、自分を傷つけないようにする」防衛規制が働く。相手を悪く言ったり、負け惜しみをいったりするのではなく、「できない自分」をちゃんと認める。
人間は、次のステージに上がるため(転機のため)に、試験問題や受験問題に立ち向かいクリアしている。人間関係の問題も、人生の次のステージのステップを踏むための受験だと思って、試験問題のように「解いてみる」
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人間関係について知りたくて読書。
カウンセラーは医者ではないので、相談を受けるクライアントを治すことはできない。少し心の負荷を軽くしてあげる程度となる。話を聴いて、専門家の治療が必要かどうかの初期判断をして専門家へ誘導してあげるリファーが大きな役割だと思う。
ホ書は読みやすく、また、分かりやすくするために軽めの文体、各内容に合わせた法則を名付けている。
人間関係に限らず感じるストレスについても同様であるが、相手やストレス発生源は基本、変えることは難しいか相当のエネルギーが必要。だけど、自分は変えることができる。そのほうが現実的。
そのまま真正面から受け止める必要もないので、逃げてもいいし、上手にかわせばいい。
しかし、それは頭では分かっているが実行していくのはなかなか難しいものだったりする。
読書時間:約35分
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育休中に読んだときは響かず、途中で放置になってしまったのですが、復職して通勤電車の中で読むうちに、たくさんメモを取るくらい夢中で読んでいました。中でも自分は、I'm OK.You're not OK(わたしは正しい。あなたは間違っている)の状態だったのだと気付かされました。そうなんだ〜、と納得!
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さらさらっと読めて、でもずばり解答がなく、結果としてどうすればいいのかなと考えながら読みました。読了後はなんか不思議な納得感、幸福感。付き物、執着を手放せた気がします。
自分ってそう考えていたのか、自分の本心はこういうことかと自分の中のわがままに気づけたからかな。面白かったです。