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池波先生の作品、制覇はまだまだ出来ておりませんが、今まで読んだ中では、剣客商売「隠れ蓑」という作品が一番印象的でした。
人情のエゴイズム、どうしようもなさと、切なさを感じられる作品です。
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中学校時代から何度も読み続けている池波正太郎もの。
たぶん一番最初に読んだのがこのシリーズ。
食べ物に対する興味も、江戸時代の言葉、作法も全てこれで覚えた。
読まないと人生損だぜ。
同じ時期から池波正太郎が好きだった人を人だけ知っている。
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実は、剣客シリーズ中、この巻が、
私の中では一番好きかもしれない。
表題作の「隠れ蓑」は実に渋くて味のある秀作。
それから「徳どん、逃げろ」はその名の通り、
私のお気に入りキャラ傘屋の徳次郎こと傘徳に
スポットライトがあてられた作品。
「隠れ蓑」にしても「徳どん」にしても、
登場人物達が辿った数奇な運命、
そして静かに隠されていた「真実」が明らかになるラストが、
とても切なくて哀しい。
最後の作品「決闘・高田の馬場」は、
そんな物悲しい気持ちを救ってくれるのかのように、
秋山父子の活躍により小兵衛の愛弟子の危急が救われ、
なんとも愉快で気分爽快な終わり方をする。
私は、シリーズ第七作目にあたるこの巻を読むと、
「ああ、剣客シリーズって面白いな。」と
その良さを実感、再確認することが多いような気がする。
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先月はミシマ月間でしたが、今月は池波月間のようです。面白すぎて一気に読めてしまいます。ハイ、次行きます。
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2009/11/5
日付は適当。大分前に読み終わってここに入れるの忘れてた。
ってかサボってた。
いつも通り面白かったと思う。
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春愁
徳どん、逃げろ
隠れ蓑
梅雨の柚の花
大江戸ゆばり組
越後屋騒ぎ
決闘・高田の馬場
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正義の味方なのだが、退屈しのぎに腕を斬り落としたり、鼻を落としたり。過去に悪事を働いたにしろ、訳も無く他人に斬りつけられるのでは反省もできない。7巻まで読み進め、若干飽きがきだした。10.11.21
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「徳どん、逃げろ」が好きです。秋山ファミリーはみんな情に篤くて魅力的。あとちょいちょい出てくる三冬がすっかり女らしくなって(でもやっぱりきりっとしていて)素敵。大治郎の派手な活躍が少なかったかな?
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徳どん、逃げろが好き。悪くてもひとのいい好きになってしまう人っているよなあ。
小兵衛のような達観した感覚がほしい今日この頃
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剣客商売シリーズ 第7弾!
大好きな話は「徳どん、逃げろ」
前に読んだか、ドコかで引用されたか
「大江戸ゆばり組」
これは史実じゃないかな(調べてみよっと)
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剣客商売のシリーズ7
おなじみの登場人物のおなじみの話。
でもどこか引きつけられて、読まずにはいられない。
「逃げろ、徳どん」は泣けました。
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剣客商売ももう7巻。
読みやすいのでバンバン進む。
小兵衛の粋な振る舞いや大治郎の生真面目ぶりも楽しい。
個人的には盗賊と岡っ引きの友情?を描いた「徳どん、逃げろ」がいいかな?襲撃対象であることを知った小兵衛の喜ぶ様もおもしろい。
美冬さんの登場シーンが少ないのがちと残念。
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剣客商売シリーズ七作目
やはり、「徳どん、逃げろ」でしょうか。
本当にあの盗賊は、傘徳のことを泥棒だとおもっていたのでしょうか…。
盗みを働くのだから、悪人には違いないのだけれど、あけっぴろげで憎めないなんとも可愛らしい人でした。
生きててほしかったなぁと思わずにはいられないのです。
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こうやって、読み続けていると
テレビのシリーズのような 感じで読めていく。
何か変だな・・・と感じる。
そして 事件が起こる。
事件の関係者が説明される。
それに対して 秋山小兵衛と大治郎が・・・・
どう考え その背景には どういうものがあり
それは 許すことのできないもの・・・
許していいもの・・・
結末がやってくる。
という構成なんですね。
寝小便で あきらめさせるおきん。
家宝を試合の賭けにする旗本。
旗本とは 模範を示すべきものだが
子供がそのまま大人になってしまった。
ことに 小兵衛は怒る。
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時代小説。「剣客商売」シリーズ第7弾。7作。
「春愁」「徳どん、逃げろ」「隠れ蓑」「梅雨の柚子の花」「大江戸ゆばり組」「越後屋騒ぎ」「決闘・高田の馬場」
「徳どん、逃げろ」と「隠れ蓑」が印象深かった。特に「徳どん、逃げろ」は多分こうなるだろうなという展開が読めても、油断したら涙してしまいそうになる。「梅雨の柚子の花」では大治郎の弟子、笹野新五郎の出生の秘密が明らかになる。「隠れ蓑」は最後まで読んでタイトルをみて、ああ、と思う。