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父と兄を殺し、国を滅ぼした男ジェラールにハレムに入れられ、最初は憎んでいるけど、だんだん愛が芽生える・・っていう王道なお話でした。
ただ、トゥリーンは、絶対にジェラールに心を開かないと言っていたわりに、急にジェラールを好きになっていたりするのが?ってなりましたし、ジェラール側の心情をもうちょっと書いてほしかったです。
あと、H描写がしつこいのはまだいいんですけど、儀式のシーンは、読んでて疲れました。トゥリーンが連れてこられてから寝させずにずっとって、ちょっとかわいそうになりましたけど・・。
イラストも私的にはイマイチ。
ジェラールに無精ヒゲあるし、トゥリーンが全然魅力的じゃない。
男性向けの絵師さんかなと思いました。
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世話係(巫女)の変態プレイ[攻]は読んでいて面白いものでもないし、主人公と王子の愛もつまらない感じ。
というより、主人公の頭は弱い感じだし、閉鎖的変態空間に閉じ込められてしまったから王子を好きになっただけで、普通の環境下で交流すれば結婚には至らないと思われる。
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アラビアンハーレムもの。「王子様」というよりは「軍隊長」という描写がしっくりきてしまう王子様と、自国を滅ぼされて攫われた王子様の話。話自体はわりと重めなんですが(最初で国が滅んでしまったような描写もあり)読み進めていくうちにジェラールとトゥリーンの距離が縮まっている感じにドキドキする。「儀式」がいいですね。神に仕える巫女的な人たちから半ば拷問に近い儀式の描写があるのですが(拷問といってもそこまでハードではないです)これがまたとってもエロチックです。ジェラールとの甘くて激しいラブシーンもいいですが、この儀式もいいスパイスになっているんじゃないかなーと思います。何よりもジェラールに助けを求めたときのトゥリーンが可愛い!姫としてのプライドを…!と己を必死に奮い立たせているような、トゥリーンの健気な感じがよかったです。