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大量生産・大量消費という、現代社会においてほぼ疑いもなく常識的な状態として捉えられている現象に異を唱える。
激しく共感。
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(2010.04.23読了)
読んでいると、気分が高揚し、元気が出てくる本です。
北海道赤平市で従業員20名の町工場を経営しながら宇宙ロケットの開発を行っている植松努さんの書いた本です。
会社の本業は、リサイクルに使うパワーショベルにつけるマグネットを製造することです。宇宙開発は、儲けるためではなく「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすためです。
世界に三か所しかない無重力実験施設のうち一か所は、植松電機の敷地内にあります。
一般の宇宙ロケットは液体燃料を使用しているので、爆発の危険があり非常に危険です。植松電機で開発している宇宙ロケットは、北海道大学大学院の永田晴紀教授が開発したポリエチレンを燃料にしているので、爆発の危険がなく安全です。(17頁)
●成功の秘訣(20頁)
成功するための秘訣とは、成功するまでやるということです。
●「どうせ、無理」(35頁)
興味を持てない人、やる前にあきらめてしまう人、そして、自分で考えることを嫌がる人たちのキーワードは、「いやあ、自分なんて」という「謙遜」と「どうせ、無理ですよ」という「評論」でした。
●節約社会(41頁)
たくさん消費しないと成り立たない大量消費社会から、節約した方が豊かになる社会に変わっていく最中が今なんじゃないかと、僕は思っています。
●0から1を生み出す(43頁)
0から1を生み出す仕事をするために必要なのは「やったことのないことをやりたがる」「あきらめない」「工夫する」人です。
幼児は、やったことのないことをやりたがり、あきらめず、工夫もします。大人が育てる過程で、あきらめることを教えたのです。
●新しい提案をつぶす人(83頁)
知らないことが恥ずかしいことだと思っている人。この人たちは知ったかぶりの憶測をします。
間違えることが恥ずかしいことだと思っている人。この人たちは、間違いを認めません。
「間違えたらやりなおせばいいんです。知らなかったら調べればいいんです。」
●楽をすると無能に(103頁)
楽をすると「無能」にしかなれません。なぜなら楽をするということは、他の人がする経験を避けて通るという事だからです。能力と言うものは、経験しなければ身に付かないからです。経験しなければ能力は無くなります。
著者 植松努(うえまつ つとむ)
1966年、北海道芦別市生まれ。
北見工業大学卒業後、航空宇宙関連企業に就職。
1994年、父が経営する植松電機に入社。
1999年よりリサイクルに使うマグネットを開発。
2004年、北海道大学大学院の永田晴紀教授とともにロケット開発を開始。
2006年、株式会社カムイスペースワークスを設立、ロケットや人工衛星の研究開発を行う。
2009年、「ARCプロジェクト」を始動させる。
(2010年4月25日・記)
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植松さんの講演を聞きに行ってから随分経ち
どうしてももう一度活字で読みたくて。
それほど心を鷲掴みにされた本でした。
無駄なことはない。
『どうせ無理』をなくすための信念は本当に驚くほど
純粋で、価値観の普通がどれほど桁外れかも知った。
子供にロケットを飛ばせるために、アメリカから
ダンボールごと手荷物で運んだアメリカの侍は
同じ志の元に、意図も簡単にやってくる。
植松さんの思いの強さにしびれます
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こんなにポジティブな言葉があふれている本に久しぶりに出会った。何事もあきらめたり、無理と決めつけてしまっては何もできないことを改めて感じた。自分の子供に対して、こういう気持ちを持って接したいと思った。
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久しぶりに初心を呼び覚まされる本でした。
理系ならエンジニアなら一度は読むべき本。
そうじゃなくても、読むと頑張ろうとか、元気になれます。
手に取った時は、ビジネス書って思うけど、HOW TO本でもなく、日本の教育とか、そんなにも考えさせられる本。
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この本は本当に良かったです。
「どうせ無理」と諦める前に「だったらこうしてみれば」と
同じ状況下でもできることを考える。
数年後に何も変わっていないか、第一歩を踏んでいるのか。
考え方次第でまったく違う人生を歩んでいるなら、
だったらこうしてみれば、と考えて生きていきたい。
どんな人にも読んでほしい一冊です。
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夢と仕事は両立できるのか?
ほぼ100%の人が心にグサっと来る言葉に満ちている。そこでフンと鼻で笑うかハッとするかで大きく分かれるだろう。
エネルギー(情熱)は人から人に伝わるが、書物を通じても、効率は悪いが確かに伝わるものがある。
凄く良いことを言っているだけに、万一作者が何かの宗教にはまっている人だったりしたらものすごく悲しい。
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『どうせ無理』を世の中から無くすために宇宙開発を自腹で行う考え方と行動力が素晴らしい!!
ついつい言い訳をして、自分のやりたいことから逃げてしまうことがいかに多いか、気づくことが出来ます。
日本で発見・発明が少ない理由もわかります。
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どうせ無理ということばを撤廃する。
自分の頭で考える。
夢を見る。未来を見る。
全てが示唆に富んでいた。
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趣味はたくさん持っていいじゃない
一生懸命と言うけれど、一つじゃ足りない。
たくさん好きなもの、夢中になるものを持とう。
本当に好きなら、やりたいなら、方法をいくつも考えよう。
人に頼られることで自信がつく。
町工場の苦労話、成功話と思って読んだら、そうではなくむしろたくさんの生きるヒントが書いてありました。心に残ったのは、「楽をするのではなく楽しむのだ」「自分に自身のない人は、他人の、しかも自分より弱い者の自信を奪おうとする」の二つです。特に後者はぐさりと刺さりました。思い当たる節が大いにあるからです。
目をふせ知らないふりをしていた自分の嫌な部分を、強制的に開示された気分です。
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ロケットを作ってる町工場の社長の話。
ロケットは、商売のためじゃなく、「どうせ無理」を世の中からなくすために作っている。あと技術習得。
ロケットの専門的な話はそれほど出て来ず、文章もかなーりやさしめに書かれていて読みやすい。高校生、大学生あたりに向けて書かれてるのかな。もちろん大人がよんでもOK。
宇宙好きな人ならさらに楽しめると思う。あと北海道の人。
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ただの苦労とか努力の自慢話に終始せず、著者のビジョンと思考の仕組みが内容にちりばめられている。さすがDiscoverの編集。
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http://umagoon.blog17.fc2.com/blog-entry-1389.html
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あららら、という感じで読みきってしまった。「どうせ無理」より「だったら、こうしよう」という前向きな姿勢に非常に共感し、元気がもらえるような本でした。また、家屋にも言及し数10年後に産業廃棄物になるようなものを作ってどうするとの言及にも非常に納得してしまいました。
知り合いとかに紹介したくなるような本です。
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オススメ!小学校中学年~中学生・高校生くらいに読んでほしいかな。こんなのを読んで一歩踏み出せればよいのだけど。